[スポンサーリンク]

archives

研究者へのインタビュー

[スポンサーリンク]

今年の最大の目標をとりあえず始めることができました。本サイトには研究者(化学)の生の声を聞く「研究者へのインタビュー」というコンテンツがありましたが、長らくのあいだ更新することができませんでした。多数の関係者の協力、バックグラウンドを整えてようやくケムステの新たな一大コンテンツを目指し再デビューしました。

 “新”研究者へのインタビュー! 

なにが変わったのか?それは見ていただければ一目瞭然であると思いますが、説明したいと思います。

日本人研究者への独占インタビュー!

日本人化学者へ独占インタビューを行うものです。年齢や立場、分野は関係なく著名な化学者、第一線で活躍する化学者、又はこれから活躍が期待される化学者が対象となります。基本的にメールでこちらで指定させていただいた質問に答えていただいています。テレフォンショッキング形式で、1人以上の次にインタビューに答えて欲しい化学者をお聞きしています。はじめは数人の化学者にお願いして始めたいと考えていますが、なかなかスタッフの分野外の研究者はフォローしきれないので、インタビューして欲しい化学者を随時募集しています。Twitterやメールなどなんでもよいのでお伝えいただければ幸いです。

第一回目の化学者は….
toru_fukuyama.jpg

 東京大学大学院薬学研究科の福山透先生 です。

ご相談を持ちかけさせていただいたところ、快く応えていただきました。ありがとうございます!今後も、読者様に化学者の声、分野外でも人物、研究を知っていただくために積極的にインタビューを行っていきますので、化学者の皆様ご協力をよろしくお願い申し上げます。

 

海外研究者へのショートインタビュー

 

海外となるとそれこそ分野が偏り、スタッフの知っている化学者しか紹介することができません。これが一番の問題でした。しかし、Natureの編集者と知り合いになる機会があり、このコンテンツに関して話しました。すると、Nature Chemistryの編集者が管理しているThe Sceptical ChymistというブログでReactionsという海外研究者に上記に記した方法と同様な形式でインタビューを行っているので、これを日本語訳を行ない転載しても良いという許可をいただきました。そのためこのインタビューはNature Chemistryとのタイアップで行われるものです。上記の日本人化学者に対するインタビューの質問もこのReactionsの質問にほぼ準拠しています。質問の内容が中立で当たり障りがないが、他のインタビューでは聞けない的確で面白い質問であると感じたためです。こちらは、スタッフの時間があるときに和訳して随時紹介していきたいと思います。既に、第一回目のLeigh教授と第二回目のGibb教授のインタビューがアップされています。Nature Chemistryの編集者の方々にこの場を借りて御礼申し上げます。

 

Angewandte Chemie誌のAuthor Profile更新情報

 

世界的に有名なドイツ化学会誌であるAngewande Chemieでは最近Author Profileコーナを作成し、これまでにAngew. Chem. Int. Ed.誌に10報以上論文を発表した化学者の略歴と簡単な質問を1頁で紹介しています。こちらで挙げられた人物を触りだけ紹介することとしました。基本的に中身をご覧になるには当然ですが、大学、研究機関もしくは個人でAngew. Chem. Int. Ed.誌の購読が必要となります。

 

化学者のお仕事ロングインタビュー

これまで行っていた、化学者に対するロングインタビューです。現在までに8回分行ないましたが、スタッフが多忙でありお話を聞く機会があまりなく、更新が止まっていました。とりあえずこれまでの分を更新した後、新たに募集を始めたいと思います。主に名前をなかなか出せない企業の研究者様などを中心に、簡単に化学者の仕事を紹介していきたいと思いますので、ご協力よろしくお願い致します。

 

研究者のインタビューリンク

分野が違えど著名な研究者のインタビューを聞くことは特に研究へのモチベーションを上げるために非常に効果的であり、尚且つその人物、研究に興味をもつことができます。他にもWeb、雑誌を含め現在までに様々なインタビューが行われています。それらを不定期でWebならばハイパーリンク、書籍、雑誌ならば雑誌名と頁をお知らせいたします。

というわけで、このような内容で研究者のインタビューを開始したいと思っております。世界の化学者データベースやこのつぶやき、その他Webコンテンツとの連携によりよりよく研究者を知り、研究へのモチベーションをあげる、まさにケムステ初のリアルとWebとの完全融合コンテンツ、これからよろしくお願いいたします。

研究者へのインタビュー! へ!

webmaster

投稿者の記事一覧

Chem-Station代表。早稲田大学理工学術院教授。専門は有機化学。主に有機合成化学。分子レベルでモノを自由自在につくる、最小の構造物設計の匠となるため分子設計化学を確立したいと考えている。趣味は旅行(日本は全県制覇、海外はまだ20カ国ほど)、ドライブ、そしてすべての化学情報をインターネットで発信できるポータルサイトを作ること。

関連記事

  1. 自在に分解できるプラスチック:ポリフタルアルデヒド
  2. 特許の効力と侵害
  3. 2022年度 第22回グリーン・サステイナブル ケミストリー賞 …
  4. 科学史上最悪のスキャンダル?! “Climatega…
  5. 有機合成化学協会誌2021年8月号:ナノチューブカプセル・ナノグ…
  6. 世界最小電圧の乾電池1本で光る青色有機EL
  7. リニューアル?!
  8. 金属材料・セラミックス材料領域におけるマテリアルズ・インフォマテ…

コメント、感想はこちらへ

注目情報

ピックアップ記事

  1. C–C, C–F, C–Nを切ってC–N, C–Fを繋げるβ-フルオロアミン合成
  2. プラスチック類の選別のはなし
  3. 理研も一般公開するよ!!
  4. 危険物に関する法令:危険物の標識・掲示板
  5. 国際化学オリンピック2023が開催:代表チームへの特別インタビュー
  6. 地位確認求め労働審判
  7. イミデートラジカルを用いた多置換アミノアルコール合成
  8. タミフルの新規合成法・その3
  9. 日本プロセス化学会2005サマーシンポジウム
  10. 2023年から始めるマテリアルズ・インフォマティクスの進め方 〜<期間限定>MIスターティングパッケージ企画もご紹介〜

関連商品

ケムステYoutube

ケムステSlack

月別アーカイブ

2010年8月
 1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
3031  

注目情報

最新記事

紅麹問題に進展。混入物質を「プベルル酸」と特定か!?

紅麹問題に進展がありました。各新聞社が下記のように報道しています。小林製薬(大阪市)がつ…

【十全化学】新卒採用情報

当社は行動指針の一つとして、「会社と仕事を通じて自己成長を遂げ、仕事を愉しもう!…

【十全化学】核酸医薬のGMP製造への挑戦

「核酸医薬」と聞いて、真っ先に思い起こすのは、COVID-19に対するmRNAワ…

十全化学株式会社ってどんな会社?

私たち十全化学は、医薬品の有効成分である原薬及び重要中間体の製造受託を担っている…

化学者と不妊治療

これは理系の夫視点で書いた、私たち夫婦の不妊治療の体験談です。ケムステ読者で不妊に悩まれている方の参…

リボフラビンを活用した光触媒製品の開発

ビタミン系光触媒ジェンタミン®は、リボフラビン(ビタミンB2)を活用した光触媒で…

紅麹を含むサプリメントで重篤な健康被害、原因物質の特定急ぐ

健康食品 (機能性表示食品) に関する重大ニュースが報じられました。血中コレステ…

ユシロ化学工業ってどんな会社?

1944年の創業から培った技術力と信頼で、こっそりセカイを変える化学屋さん。ユシロ化学の事業内容…

日本薬学会第144年会付設展示会ケムステキャンペーン

日本化学会の年会も終わりましたね。付設展示会キャンペーンもケムステイブニングミキ…

ペプチドのN末端でのピンポイント二重修飾反応を開発!

第 605回のスポットライトリサーチは、中央大学大学院 理工学研究科 応用化学専…

実験器具・用品を試してみたシリーズ

スポットライトリサーチムービー

PAGE TOP