[スポンサーリンク]

一般的な話題

~祭りの後に~ アゴラ企画:有機合成化学カードゲーム【遊機王】

[スポンサーリンク]

科学の祭典サイエンスアゴラ、今年は11/9-10に日本科学未来館で開催され、無事終了致しました。

ケムステブースにも沢山の来場があったようで嬉しい限り(※副代表は残念ながら別用で参加できませんでしたが)。
ご来場いただいた皆さん、ありがとうございました!

さてこの「つぶやき」でもアゴラ展示を紹介する記事()をこれまで多数お届けしてきました。時間の都合上、残念ながら当日までに紹介できなかった企画もたくさんあります。「祭りの後」と称して、そういった企画も追加で紹介してみたいと思います。

今回はその一つ、カードゲーム「遊機王」についてご紹介します。

【遊機王】は、“有機合成してできた化合物の分子量の大きさを競いあう”対戦ゲーム。
「原料カード」と「試薬カード」の組み合わせから化合物を作り、特殊効果の「パラメータカード」も加えて化合物の分子量を計算。大きな分子量を出した方が勝ち!というシンプルなルールです。

詳しいルールについては、動画がこちらに公開されています。

最大の特徴は、なんと言っても「クメンちゃん」などの愛らしい自作キャラクターでしょう!
有機化学といえば職人的でガテン系という男らしいイメージを持つのですが(自分だけ?)、こんな可愛らしい見方が浸透していくなら、とっても素晴らしいことと思えます。

yukioh_2
二人用800円で通信販売されているようです。興味を持たれた方、お一ついかがでしょうか?

※作者のリバモリウムちゃん(@paritoperi)さんによって、メイキングマンガも描かれています。こちらも是非ご覧ください。

yukioh_making_1.jpgyukioh_making_2.jpgyukioh_making_3.jpgyukioh_making_4.jpg

(画像・写真は公式ブログより引用させていただきました)

 

外部リンク

cosine

投稿者の記事一覧

博士(薬学)。Chem-Station副代表。国立大学教員→国研研究員にクラスチェンジ。専門は有機合成化学、触媒化学、医薬化学、ペプチド/タンパク質化学。
関心ある学問領域は三つ。すなわち、世界を創造する化学、世界を拡張させる情報科学、世界を世界たらしめる認知科学。
素晴らしければ何でも良い。どうでも良いことは心底どうでも良い。興味・趣味は様々だが、そのほとんどがメジャー地位を獲得してなさそうなのは仕様。

関連記事

  1. テクノシグマのミニオイルバス MOB-200 を試してみた
  2. 研究者のためのCG作成術①(イントロダクション)
  3. これからの研究開発状況下を生き抜くための3つの資質
  4. 海外学会出張でeSIMを使ってみました
  5. もし新元素に命名することになったら
  6. 日本薬学会第137年会  付設展示会ケムステキャンペーン
  7. フッ素をホウ素に変換する触媒 :簡便なPETプローブ合成への応用…
  8. フラーレン:発見から30年

コメント、感想はこちらへ

注目情報

ピックアップ記事

  1. (+)-マンザミンAの全合成
  2. 米FDA立て続けに抗肥満薬承認:Qsymia承認取得
  3. 金属から出る光の色を利用し、食中毒の原因菌を迅速かつ同時に識別することに成功!
  4. 薗頭・萩原クロスカップリング Sonogashira-Hagihara Cross Coupling
  5. ボイランド・シムズ酸化 Boyland-Sims Oxidation
  6. 電気化学インピーダンス法 第3版: 原理・測定・解析
  7. 小さなケイ素酸化物を得る方法
  8. DOWとはどんな会社?-1
  9. 「無機化学」とはなにか?
  10. Hantzschエステル:Hantzch Ester

関連商品

ケムステYoutube

ケムステSlack

月別アーカイブ

2013年11月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
252627282930  

注目情報

最新記事

ニキビ治療薬の成分が発がん性物質に変化?検査会社が注意喚起

2024年3月7日、ブルームバーグ・ニュース及び Yahoo! ニュースに以下の…

ガラスのように透明で曲げられるエアロゲル ―高性能透明断熱材として期待―

第603回のスポットライトリサーチは、ティエムファクトリ株式会社の上岡 良太(うえおか りょうた)さ…

有機合成化学協会誌2024年3月号:遠隔位電子チューニング・含窒素芳香族化合物・ジベンゾクリセン・ロタキサン・近赤外光材料

有機合成化学協会が発行する有機合成化学協会誌、2024年3月号がオンライン公開されています。…

日本化学会 第104春季年会 付設展示会ケムステキャンペーン Part3

日本化学会年会の付設展示会に出展する企業とのコラボです。第一弾・第二弾につづいて…

ペロブスカイト太陽電池の学理と技術: カーボンニュートラルを担う国産グリーンテクノロジー (CSJカレントレビュー: 48)

(さらに…)…

日本化学会 第104春季年会 付設展示会ケムステキャンペーン Part2

前回の第一弾に続いて第二弾。日本化学会年会の付設展示会に出展する企業との…

CIPイノベーション共創プログラム「世界に躍進する創薬・バイオベンチャーの新たな戦略」

日本化学会第104春季年会(2024)で開催されるシンポジウムの一つに、CIPセッション「世界に躍進…

日本化学会 第104春季年会 付設展示会ケムステキャンペーン Part1

今年も始まりました日本化学会春季年会。対面で復活して2年めですね。今年は…

マテリアルズ・インフォマティクスの推進成功事例 -なぜあの企業は最短でMI推進を成功させたのか?-

開催日:2024/03/21 申込みはこちら■開催概要近年、少子高齢化、働き手の不足の影…

分子のねじれの強さを調節して分子運動を制御する

第602回のスポットライトリサーチは、東京大学大学院理学系研究科 塩谷研究室の中島 朋紀(なかじま …

実験器具・用品を試してみたシリーズ

スポットライトリサーチムービー

PAGE TOP