[スポンサーリンク]

一般的な話題

元素ネイルワークショップー元素ネイルってなに?

日本化学会年会開催まであと2日。市民科学講座と並んで、毎日誰でも参加できる行事があるんです

そう、タイトルにある元素ネイルワークショップ」です!

そもそも元素ネイル?なんだそれ?と思う方多いことでしょう(私もその一人でした)。本記事では元素ネイルとそのイベントについて紹介します。

そもそも元素ネイルってなんぞや?

トップにも画像があるのですぐにわかると思いますが、元素記号を記した「つけ爪」です。

考案者は元日本化学会会長の玉尾晧平先生。以前から化学を、そして元素を広めようという普及活動を積極的に行っており、「一家に一枚周期表」なども玉尾先生の考案です。

「何か身につけるものを作りたい」

という気持ちが、今回の元素ネイル発案のモチベーションだったそうです。男性ならば「元素ネクタイ」などが主流ですが(苦笑)、今回は女性向け、女性のための元素普及グッズ。研究のみならずどこまで守備範囲が広いんだと脱帽します。

さて指は10本ありますので、どんな元素をいれればよいでしょうか?

ちょうどぴったりだったのは、周期表を覚えるときに覚えた語呂合わせ「水平リーベ−ぼくの船」の10元素。

そしてできあがった、「元素ネイル」がこれ!

元素ネイル(イラストレーター旭天満(あさひ てんまん作)

 

元村さんもお気に入り?元素ネイル

昨年の「化学の日」(10月23日)と「化学週間」のイベントで、初めて公開、実際に元素ネイルを作ってもらう体験コーナーも設けたそうです(旭さん指導。イベント記事はこちら)。

結果、大盛況に終わり、イベントとして続けたいと考えて、今回のイベント開催に至ったとのこと。

また、玉尾先生経由で毎日新聞貴社でありジャーナリストである元村有希子さんに元素ネイルをプレゼントしたところ、なんと、出演のニュース番組でつけてくれたそうです(TBSニュースキャスター 2017年1月28日)。

画像出典(元村氏のTwitter(@chibigenome) から)

 

元素ネイルをつけたある日の日常

図らずも全国デビューしてしまった元素ネイルですが、今回元素ネイルについて話題にするにあたり、オリジナリティーが高い風景も欲しいと思い、ある女性に依頼して試しにつけてもらいました。

ある女性とは名古屋大学山口研究室深澤愛子准教授。玉尾先生のお弟子さんであり、男女問わず第一線バリバリの若手化学者です。忙しいのにちゃんと協力してくれることが嬉しい限り。できる人はなんでもできますね。

というわけで、強制的に丸一日元素ネイルをつけて生活してもらいました笑。

どうやらすこし大きかったのと、ちょっと派手なので、もう少し控えめなバージョンを自作したようです。さすが科学者。それがこちら!

年会当日も付けてきてくれると思うので、年会参加者はぜひ探してみてください。

ぜひ元素ネイルワークショップへ!

というわけで、元素ネイル体験してみたい!オリジナルの元素ネイルを作ってみたい!という方はぜひ日本化学会年会中の昼から、日吉記念館に集まってください(当日は同じ会場で様々な催し物が開催されています)!もちろん一般市民に限定せず、年会参加者の女性も大歓迎だそうですよ。詳細は以下の通り。

趣旨 「化学をもっと身近に!」おしゃれは手元から。自分の好きな元素記号で指先を飾ってみませんか?オリジナルの元素ネイルを作成できます。 [O・Mo・Te・Na・Si]のように,元素記号を組み合わせて言葉を作るのも楽しい!!
実施日:3 月 16 日 (木) ~ 18 日 (土) 12 時 ~ 16 時
会場:日吉記念館
参加費:無料
申込方法:事前申込不要。当日会場にて受付。
問合せ先:日本化学会 企画部 年会係
電話: (03) 3292-6
E-mailnenkai@chemistry.or.jp

会場となる日吉記念館は日吉駅から大学入口を直進すると到着します

The following two tabs change content below.
webmaster

webmaster

Chem-Station代表。早稲田大学理工学術院准教授。専門は有機化学。主に有機合成化学。分子レベルでモノを自由自在につくる、最小の構造物設計の匠となるため分子設計化学を確立したいと考えている。趣味は旅行(日本は全県制覇、海外はまだ20カ国ほど)、ドライブ、そしてすべての化学情報をインターネットで発信できるポータルサイトを作ること。

関連記事

  1. 有機反応を俯瞰する ー[1,2] 転位
  2. ホットキーでクールにChemDrawを使いこなそう!
  3. カルボン酸を触媒のみでアルコールに還元
  4. 元素に恋して: マンガで出会う不思議なelementsの世界
  5. 【速報】ノーベル化学賞2013は「分子動力学シミュレーション」に…
  6. YMC-DispoPackAT 「ケムステを見た!!」 30%O…
  7. 触媒でヒドロチオ化反応の位置選択性を制御する
  8. ハリーポッターが参考文献に登場する化学論文

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

注目情報

ピックアップ記事

  1. YADOKARI-XG 2009
  2. 同位体効果の解釈にはご注意を!
  3. 生物活性物質の化学―有機合成の考え方を学ぶ
  4. チャップマン転位 Chapman Rearrangement
  5. Reaxys体験レポート:ログイン~物質検索編
  6. The Sol-Gel Handbook: Synthesis, Characterization and Applications
  7. デヴィッド・レイ David A. Leigh
  8. 植物性油の再加熱によって毒物が発生
  9. 光・電子機能性分子材料の自己組織化メカニズムと応用展開【終了】
  10. 分子標的の化学1「2012年ノーベル化学賞GPCRを導いた親和クロマトグラフィー技術」

注目記事

関連商品

注目情報

試薬検索:東京化成工業



最新記事

分子振動と協奏する超高速励起子分裂現象の解明

第98回のスポットライトリサーチは、コロンビア大学の宮田潔志さん(日本学術振興会海外特別研究員)にお…

二次元物質の科学 :グラフェンなどの分子シートが生み出す新世界

内容2004年にブレークしたグラフェンは,電子材料はじめさまざまな応用が期待される新素材の担…

高機能な導電性ポリマーの精密合成法の開発

そろそろ100回目が近づいてきました。第97回のスポットライトリサーチ。今回は首都大学東京 理工学研…

ストックホルム国際青年科学セミナー参加学生を募集開始 ノーベル賞のイベントに参加できます!

一週間スウェーデンに滞在し、ノーベル賞受賞者と直接交流するなどの貴重な機会が与えられるセミナーSto…

「電子の動きを観る」ーマックスプランク研究所・ミュンヘン大学・Krausz研より

「ケムステ海外研究記」の第13回目は、第6回目の志村さんのご紹介で、マックス・プランク量子光学研究所…

岩澤 伸治 Nobuharu Iwasawa

岩澤 伸治 (いわさわ のぶはる、19xx年x月x日-)は、日本の有機化学者である。東京工業大学 教…

Chem-Station Twitter

PAGE TOP