講演・人の最近のブログ記事
C-H酸化反応の開発

(写真:イリノイ大学化学科HP)
2ヶ月ほど前、イリノイ大学化学科のM. Christina White助教授の講演を聴く機会がありました(実ははじめは「先日」であったのですが、多忙ゆえ「2ヶ月」になってしまいました)。以前、複雑化合物合成にも適用可能なC-H酸化反応、アミンの新合成法2として彼女の研究を紹介しました。
話それますが、写真はイリノイ大学の化学科から拝借したものですが、全教員の全身写真が掲載されている非常にスタイリッシュなホームページです。きつい、きたない化学のイメージを一新し、化学に興味をもってもらうためには大学や研究者自体このような努力が必要なのかもしれません。もちろん同じように日本の大学の教授を掲載しても、同じようなきれいなホームページになるとは限りませんが。
彼女はJohns Hopkins UniversityでPh.D取得後、ハーバード大学のJacobsenのところで博士研究員を経験し、2002年にポストを取得しましたが、テニュアをとることができず2005年にイリノイ大学の化学科の助教授になり今にいたるという、見た目よりも苦労人なのです。今回の結果で、今年には准教授へ昇進することは間違いないと思われます。
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2008年4月10日 ブレビコミン | 個別ページ | コメント(0)
Stephacidin Bの全合成と触媒的ヒドロアミノアルキル化反応

Seth B. Herzon, Ph. Dの講演を聞きました。ほとんどの方がご存じではないと思いますが、それはそのはず彼はまだPIではなく博士研究員(ポスドク)です。現在はアカデミックに就職活動中といったところでしょうか。彼は、ハーバード大A. G. Myers研でStephacidin B(以下参照)の合成研究を行い、世界で先駆けて(単量体であるStephacidin Aはスクリプス研究所のPhil S. Baranが初の全合成)全合成を達成しました。

その後、イリノイ大学のHartwig研へポスドクに行き、新規触媒的ヒドロアミノアルキル化反応を開発しました。この反応はC&E Newsにも取り上げられ(当サイトケムステニュースでも紹介しました。)、新たなアミンの合成法として注目を集めています。
今回はこの学生時代と現在のポスドクの仕事を講演していました。
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2008年2月21日 ブレビコミン | 個別ページ | コメント(0)
不斉アリル位アルキル化反応を利用した有機合成

先日、スタンフォード大学のトロスト教授(Barry M. Trost)の講演を聞いてきました。有機合成化学の分野で研究をなされている人では知らない人がいないくらい著名な研究者です。主に有機金属を用いた合成反応の開発、中でも辻-Trost反応、Trost不斉アリル位アルキル化反応(AAA Reaction)は人名反応にもなっており、現在までに820報以上の論文を報告しています。
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2008年2月18日 ブレビコミン | 個別ページ | コメント(0)
アジリジンが拓く短工程有機合成

先日、Andrei K. Yudin, Ph.D (Professor, University of Toronto)の講演を聴く機会がありました。
彼はUCLAのOlah研でPh.D.取得後、スクリプス研究所のBarry Sharplessのもとでポスドクを行っています。その後トロント大学でポストを得、2007年にFull Professorに昇任したばかりの新進気鋭の研究者です。まだ37才という若さでラボもそれほど大きく無いのですが、JACSをはじめとしたトップジャーナルに何本も論文を通しています。
講演はアジリジン化学を基盤とした、複雑化合物の短工程合成法についての話でした。以前どこかで名前を見た記憶はあったのですが、どんな研究をされている方なのか、不勉強にて講演を聴くまで全く知りませんでした。なので、正直あまり期待しないで聴きにいったのですが、予期せず刺激的な講演に出会い、かなり目が覚めた気分になりました。
今回はその内容について簡単に紹介してみます。
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2008年2月14日 cosine | 個別ページ | コメント(0)
未来のノーベル化学賞候補者
今年のノーベル化学賞はゲルハルト・エルトゥル氏に決定しました。(詳しくはケムステニュースにて)予想は見事に当たった!とは言えませんが、なんとか数多くの予想候補者の中から選ばれており、すこしほっとしたところです。それでは最後に何年何十年先になるかわかりませんが未来のノーベル化学賞受賞候補者として何人か紹介しましょう。
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2007年10月14日 ブレビコミン | 個別ページ | コメント(0)
2007年度ノーベル医学・生理学賞決定!
2007年度のノーベル医学・生理学賞が決定しました!化学のブログですが、簡単にお伝えしたいと思います。詳しくはケムステニュースにて。
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2007年10月 8日 ブレビコミン | 個別ページ | コメント(0)
2007年度イグノーベル賞決定
2007年度のノーベル賞が決定しました!・・・といっても残念ながら実際のノーベル賞ではありません。イグノーベル賞です。イグノーベル賞 (Ig Nobel Prize) とは、、「卑劣な、あさましい」を意味する"ignoble"とNobel Prizeを掛け合わせた「人々を笑わせ、そして考えさせてくれる研究」に対して与えられる賞です。
真面目なもので、意外に知られていてある意味役立つものから、かなり皮肉的なものまでありますが、授賞式はハーバード大学で行われ、ノーベル物理学賞受賞者の物理学者ロイ・グラウバーや化学賞受賞者のウィリアム・リプスコムも授賞式に参加している至って「真面目な」賞です。
意外ではないかもしれませんが、日本人もかなり受賞していて、たとえば、タカラが開発した犬としゃべれる「バウリンガル」や、一世を風靡した育成ゲームの元祖「たまごっち」、カラオケを開発した人、そしてあの日本の発明王であるドクター中松も受賞者に名を連ねています。
さて、本題の2007年度のイグノーベル賞はどなたに?化学のサイトなのでイグノーベル化学賞に絞ってお伝えします。今年のイグノーベル化学賞は日本人が受賞しました。
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2007年10月 5日 ブレビコミン | 個別ページ | コメント(0)
2007年度ノーベル化学賞を予想!(5)
これが最後。ノーベル化学賞をとれるかとれないか、わからないけれどもとれるかもしれない化学者です。
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2007年9月28日 ブレビコミン | 個別ページ | コメント(0)
2007年度ノーベル化学賞を予想!(4)
まだまだ続く「ノーベル化学賞がとれそうでとれないであろうでももしかしたらとれるかもしれない化学者」!
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2007年9月23日 ブレビコミン | 個別ページ | コメント(0)
2007年度ノーベル化学賞を予想!(3)
続きまして「ノーベル化学賞がとれそうでとれないであろうでももしかしたらとれるかもしれない化学者」の紹介です。別にノーベル賞がすべてではなく、確実に各分野の第一人者、時代を築いた化学者たちです。
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2007年9月19日 ブレビコミン | 個別ページ | コメント(0)
2007年度ノーベル化学賞を予想!(2)
さて2007年度ノーベル化学賞を予想!(1)に続きまして、今年のノーベル化学賞の最終候補者である残りの3組を紹介しましょう!
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2007年9月18日 ブレビコミン | 個別ページ | コメント(0)
2007年度ノーベル化学賞を予想!(1)

トムソンISIに2007年度のノーベル化学賞が予想されておりケムステニュースの方にもその結果を記載しましたが、その化学者を含めて2007年度のノーベル化学賞を予想したいと思います。
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2007年9月16日 ブレビコミン | 個別ページ | コメント(0)
アイルランドに行ってきた②
ダブリンで開催された国際学会、15th Europian Sympsium on Organic Chemistry(ESOC2007)で行われた最先端の研究発表を紹介します。
前回からの続きです。
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2007年7月16日 cosine | 個別ページ | コメント(3)
アイルランドに行ってきた①
先日、ダブリンで開催された国際学会、15th Europian Sympsium on Organic Chemistry(ESOC2007)に行って来ました。
ヨーロッパの、広い意味での有機合成化学に関する発表が主体でした。とはいえ、レベル自体は全体的にそれほど高くなかった、というのが正直な感想でした。日本の有機合成シンポや○○討論会などの方が、だいぶレベルが高いのではないでしょうか。ひょっとしたらそういったものは、同時期にドイツで開催されていた巨大学会・Tetrahedron Symposiumなどのほうに回ってしまったのかもしれません。
とはいえ、やはり骨のある研究発表も見られるあたり、さすが国際学会といったところ。今回はそんな最先端の発表内容のいくつかをご紹介しましょう。
(有機合成以外を専門とする方にはつまらないかもしれませんが、ご容赦を。)
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2007年7月16日 cosine | 個別ページ | コメント(2)
標的指向、多様性指向合成を目指した反応
先日、Ohyun Kwon, Ph.D. (Department of Chemistry and Biochemistry University of California, Los Angeles)の講演を聞きました。お題は"Phosphine Catalysis of Allenes in Target-Oriented Synthesis (TOS) and Diversity-Oriented Synthesis (DOS)"。ハーバード大のシュライバー(Schreiber, S. L)のところにいただけあって、TOS、DOSを思考した研究展開らしいということが題名をみてわかります。
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2007年6月21日 ブレビコミン | 個別ページ | コメント(0)
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