一般的な話題の最近のブログ記事
超一流誌による論文選定は恣意的なのか?
「なぜこの論文がNature・Science・JACSに載るの??―――おかしいんじゃないの!?」
日々研究現場で過ごしていると、こういう批判を聞く機会には事欠きません。それは日本でもアメリカでも、どこでも変わらないようです。
各自の基準で判断すれば、掲載に納得行かないところもでてくる・・・これは何も不思議なことではありません。人それぞれ評価基準は違うのですから。
しかし人は、とかく一般性のある「他人を納得させられる理由」を求めようとしがちです。必然、根拠の薄い有象無象の噂(myth)が、研究者間で飛び交うことにもつながってきます。
先日、超一流ジャーナルたるNatureが、この「ジャーナル審査に関する根拠のない風評」に対してEditorial上で払拭を試みていました (Nature 2010, 463, 850.)。
大変面白い内容なので、ここで紹介してみましょう。ジャーナルが研究発表の場となっている以上、編集サイドの考え方も知っておくに越したことはありませんしね。
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2010年日本化学会年会を楽しむ10の方法

3月26日から29日まで、日本の化学で最大のイベントである日本化学会年会が開催されます。もちろん何度も足を運んでいる方はご存知だと思いますが、関東、関東、関西と3年周期で行われ、今年は関西、近畿大学で行われます。この学会は化学の発表をするというだけでなく、1年に一回多くの「同士」が集まるため交流をするという目的の方が強いと思われます。
さて、年会デビューの方、関西近辺がはじめての方、行くけれども全く調べていない方、それぞれいると思いますが、そんな年会ビギナーのあなたのために、年会を楽しむ10の方法をお伝え致します。
iphoneなどをお持ちの方はEvernoteを入れてWebクリップ等でこのページを持ち歩いていただけると便利だと思いますよ。
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個性あるジャーナル表紙

Journal of Organic Chemistry(JOC)というのはアメリカ化学会が発行するジャーナルで、世界が認める有機化学界最高峰のジャーナルの一つです。(ちまたで何かと話題のオリンピック委員会ではありません)
そんなJOCに以前、論文の内容を一枚の絵で表現した「萌え絵(?)」とおぼしき斬新なグラフィカルアブストラクト(TOC)が登場し、化学界の話題をかっさらっていきました(上図)。これは以前「つぶやき」でも紹介しました。
つい先日、そのグラフィックが表紙(=より目立つ場所)にまで格上げされて登場する運びとなったようです。まずは論文発表で読者の気持ちをがっちりつかみ、その後よりスペースも大きく、多彩な表現が可能な表紙で続編を公開する・・・いやはや良くできたやり方ですね(笑)
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人前ではとても呼べない名前の化合物
今回はそういう「妙な名前の化合物」のうち、特にアダルト風味・下ネタテイストただようシロモノをご紹介しましょう。
小ネタとして使うなら、TPOは選んでくださいね。お酒の席ならシャレで済みそうですけども・・・(笑)
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ユニークな名前を持つ配位子
機能性金属錯体にとって不可欠たる要素の一つに、「配位子(リガンド)」があります。これは金属元素にくっつき(配位し)、その性質・機能を実に千差万別なものへと変えてしまえる化合物です。特に精密たる機能チューニングを行うには、配位子のチューニングが必要不可欠となります。金属それ自体の修飾場所・修飾手法は限られているため、有機化合物で出来た配位子を様々に変えてやる必要があるからです。
さて、性能の良い配位子には特別な通称がつけられ、化学者の間で共有されてゆきます。多くの場合化合物名(IUPAC名)の略称、もしくは開発者人名から取った通称が付けられるのが通例ですが、中には配位子デザインの「コンセプト」や、配位子がもたらす未来像、すなわち「夢」を託した名前を持つものがあります。
そんなオリジナリティに富む名前を持つ配位子とその由来を知ることは、現場にいる化学者たちの思想が垣間見えてなかなか興味深いものです。今回はそういうものをご紹介しましょう。
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