有機合成の落とし穴
![]() | 丸善 斎藤 慎一(翻訳)齊藤 隆夫(翻訳) 発売日:2009-01-23 発送時期:在庫あり。 ランキング:238666 まあまあ | ||
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- 内容
有機合成の実験には数多くの失敗や落とし穴が待ち構えていますが、多くの論文・専門書にはその詳細が記載されていません。本書は、膨大な論文の中から、とくに重要となる副反応の反応過程や、反応の適用範囲と限界を分析し、実験計画の立案時や予期しない化合物が生成したときの対処法など、失敗例を教訓とした成功へ導くヒントを満載しています。重要な反応が網羅されているので、新たな研究テーマを模索するとき、あるいは実験がうまくいかずに悩んでいる大学院生の指南書として、さまざまな場面で縁の下の力持ちとなること間違いなしです。
- 対象
有機合成に関わる研究を行っている大学院生、研究者
- 評価・解説
ワイリーから出版されているSide Reactions in Organic Synthesisの翻訳本。オリジナル本は13,000円近くするのに比べて、日本語版は4800円と1/3近くの価格で入手する事ができます。内容はオリジナル本を忠実に訳してあるので同じであるが、忠実に翻訳しているだけに若干読みにくい感があります。それでも、内容的は高度で非常に参考になるものばかりです。通常論文を読んでいてはあまり得られない、副反応とその原因についてターゲットを絞り、一般的な考えを例をとって解説している。例えば、アミドのN-アルキル化、O-アルキル化がどのような場合に進行するか、それをどう説明するか、クロスカップリング反応の傾向やその説明など、実際起こる問題に関して述べています。ただし、内容としては比較的高度であるので、実際に有機合成に携わり、最低限大学院程度の基礎書を学んだ大学院生、または研究者に有用だと考えられます。
同じ系統の本に同出版会社から出版されているDead Ends and Detoursも有機合成、特に天然物合成のトライ&エラーを解説している本でありこちらに関しては翻訳本はないが、簡単に読める内容であるのでこちらもオススメしたい。
- 関連書籍
Wiley-VCH 発売日:2005-01-31 発送時期:在庫あり。 ランキング:51338 単純な副反応の解説集とはひと味違う | Wiley-VCH K. C. Nicolaou(はしがき) 発売日:2005-01-31 発送時期:在庫あり。 ランキング:33595 厳選されたトライ&エラーの紹介 こういった本を待っていました! | ||
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