カスケード反応 Cascade Reaction

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一つの素反応が別の部分に活性な官能基を生成、それがさらに反応を起こす反応形式の総称。滝の水が流れ落ちるがごとく、次々と反応が進行してゆく様から"カスケード"と形容される。タンデム反応(tandem reaction)もしくはドミノ反応(domino reaction)とも呼ばれる。

一工程で多数の結合を生成するため、単純にルートの効率化・短工程化・後処理の単純化に寄与する。

反応系中で活性官能基が生成するために余計な活性化剤を必要とせず、アトムエコノミーも高くなる傾向がある。

以上の性質のために、環境調和型化学プロセスの確立に重要なコンセプトの一つと言われている。

カスケード反応は定義上、分子内反応であり、分子間反応たる多成分連結反応(MCR)とは厳密に区別されている。

  • 関連文献
Nicolaou, K. C.; Montagnon, T.; Snyder,S. A. Chem. Commun. 2003, 551.
Nicolaou, K. C.; Edmonds, D. J.; Bulger, P. G. Angew. Chem. Int. Ed. 2006, 45, 7134.
Tietze, L. F. Chem. Rev. 1996, 96, 115.

  • 関連書籍

  • 関連リンク
Cascade reaction - Wikipedia

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