ホーム > 生化学
生化学の最近のブログ記事
アルツハイマー病早期発見 磁気画像診断に新技術
化合物が結合したアミロイドは磁気共鳴画像装置(MRI)で簡単に識別できるため、現在の技術では難しい発症前の診断が可能になるという。(引用:神戸新聞)
2005年3月14日 ブレビコミン | 個別ページ | コメント(0) | トラックバック(0)
1日1本の「ニンジン」でガン予防!?――ニンジンの効能が見直される
ニンジンといえば古くから健康食品とみなされてきたが、1日に1本のニンジンを食べることでガン予防につながるという研究結果が報告され、ニンジンの効能が改めて見直されていることが伝えられた。ニンジンの健康効果については比較的よく知られていたものの、ニンジンに含まれるどの成分が健康に有効なのかはこれまで謎とされてきた。しかし今回、ニューキャッスル大学とデンマークの合同研究チームが行った研究では、ニンジンに含まれているファルカリノール(falcarinol)という化学成分が、ガン予防に貢献して「ることが分かったという。
実験では、未発達のガン細胞を抱えるネズミ24匹を3つのグループに分け、ひとつのグループにはニンジンまたはファルカリノールを含む飼料を与え、他のグループには別の飼料を与えて、18週間後にガン細胞の発達の様子を確認したところ、ニンジン入り入りの飼料を与えられていたグループ、およびファルカリノール入り飼料のグループでは、ガンの発症率が約33%抑えられていたとされる。(引用:Internet JOURNEY)
2005年2月11日 ブレビコミン | 個別ページ | コメント(0) | トラックバック(0)
性フェロモン感じる遺伝子、ガで初発見…京大グループ
カイコガの雄の性フェロモン受容体の遺伝子を、京都大大学院農学研究科の西岡孝明教授(応用生命科学)らのグループが世界で初めて発見した。
成果は16日、「米国科学アカデミー紀要」オンライン版に掲載された。今年はフランスの昆虫学者ファーブルが「昆虫記」にガの雄が雌に引き寄せられる様子を記録し、フェロモンの存在を予測してから100年に当たる。
性フェロモンは異性を引き寄せる物質。昆虫でしか確認されておらず、感知する受容体の研究も進んでいなかった。西岡教授らは、受容体がある触角に注目。他の部位との比較で触角にしかない遺伝子を特定し、本来は反応しない雌にその遺伝子を組み込んだ結果、雄と同じ反応を見せ、受容体遺伝子と確認した。
(引用:読売新聞)
フェロモンの受容体遺伝子が発見されたそうですね。ボンビコールやブレビコミンもフェロモンです。私がフェロモン研究で思い浮かぶのはフェロモンの合成を数多く行った、森謙治先生。
森先生の講演で見たのが合成したフェロモンを用いた虫捕獲器。フェロモン入れておくとその対応する虫が集まってくるんです。殺虫剤や農薬などと比べて人間には無害なためいろいろと研究が進められています。
でも合成するときは大変で、フェロモンって飛ぶ、つまり気体状になって働きますから、分子量も小さくて溶媒などを減圧留去しようとすると一緒に飛んでいってしまうんですよね。カブトムシのフェロモンを前かいだことがありますが、甘ったるくてくさいですね。人間には効かないようです。(笑)
ゴキブリや蛾のフェロモンを作ってた人は多くの苦労があったのでしょうか?
関連書籍
昆虫の「処女」から抽出された不思議な物質…。構造の解明から害虫駆除への応用まで、四十年の研究史を平易に解説する。
森先生の著書。低分子量の生物活性物質、とくにホルモンとフェロモンについて、合成を中心に平易に解説。
2004年11月16日 ブレビコミン | 個別ページ | コメント(0) | トラックバック(0)
人工タンパク質、合成に成功 北陸先端大、エイズ薬剤開発に道
工的に合成したアミノ酸をタンパク質の特定部位に導く技術を、北陸先端科学技術大学院大の芳坂貴弘助教授が開発した。エイズやアルツハイマーなど難病の原因となるタンパク質の働きを調べる手掛かりとなり、薬剤開発への応用も期待できる。現在、プロテイン・エクスプレス(千葉県銚子市)と共同で事業化を目指している。
四塩基コドンに非天然アミノ酸を指定させ、非天然アミノ酸を組み込んだ人工タンパク質の合成に世界で初めて成功した。この技術を使って光を発する「蛍光標識アミノ酸」を狙った場所に導くことで、タンパク質の構造や機能の解析が可能となった。(引用: 北国新聞)
すべての生物は同じ20種類のアミノ酸から構成されるタンパク質から構成されています。アラニン、フェニルアラニン、プロリン、システイン、バリン、ロイシン・・・etc。話は違うのですが研究の関係でアミノ酸をたくさん使うことになり、天然の光学活性体以外は高いというのを実感した今日この頃。といっても、生化学のキッドとは1桁2桁違いますが。
さて、蛋白質の設計図であるmRNAの配列上に存在しているコドンといという塩基3個の配列の代わりに塩基4個のものをつかって、非天然アミノ酸を認識させて、それにより非天然のタンパク質を作りました。非天然アミノ酸を蛍光標識したものを使えばタンパク質の構造解析も容易になるそうです。
いろいろな人工タンパク質の創生も可能ですので、新たな機能を持った人工タンパク質が生まれるかもしれません。
関連リンク
■遺伝暗号を拡張した 人工タンパク質合成システムの 開発と応用
関連書籍
■
タンパク質実験ハンドブック―分離・精製,質量分析,抗体作製,分子間相互作用解析などの基本原理と最新プロトコール 総集編!
最先端の技術を取り入れ,時代の進歩に対応したタンパク質実験書の決定版! タンパク質精製法や抗体作製から,SDS電気泳動,質量分析,プロテインチップなどのプロテオーム解析に必要な手法まで,タンパク質を扱うすべての実験法を網羅.具体的な実験のコツや注意点が豊富で,初心者にもわかりやすい!
■
完全版 分子レベルで見た体のはたらき―いのちを支えるタンパク質を視る
生命とはなんだろう? それは、無数の分子たちが織りなす、秩序を持った驚異的な化学反応。収録分子データ数を2倍とし、本文で解説する分子をすべて網羅したCD-ROMを付属しています。
2004年10月16日 ブレビコミン | 個別ページ | コメント(0) | トラックバック(0)
「田中さん惜しかった」--分解酵素「プロテアソーム」を精製
ユビキチン関連の研究では、東京都臨床医学総合研究所の田中啓二副所長(55)が酵素の「プロテアソーム」の発見という世界的な業績を残している。専門家からは「田中さんの研究もノーベル賞級だ。惜しかった」との声が出ている。
田中さんはユビキチンがたんぱく質と結合しただけでは分解されず、分解には未知の物質が不可欠だと指摘した。その後、ユビキチンが結合した不要たんぱく質を分解する酵素の精製に成功し、88年にこれを「プロテアソーム」と名付けた。(引用:毎日新聞)
毎年、このような話題はでてきますね。例えば昨年の医学生理学賞は磁気共鳴画像装置(MRI)の基礎を築いたひとが受賞だそうですが、この受賞にニューヨークの米国人医学者がきれて、、「自分こそ同賞を受賞する権利がある」と主張し、ニューヨーク・タイムズなど米有力紙に授賞決定の訂正を求める異例の意見広告を出しましたよね。2001年の野依先生が化学賞を取ったときのKaganもこの分野なら絶対有力視されていた一人にもかかわらず受賞はなりませんでした。
これは発見者に賞を与えるというノーベル賞の原則の他に、なにに対して与えるかにもよると思います。どっちにしても覆らないと思うので、また、ノーベル賞をとるために研究やっているわけでもないからどうしようもないです。
難しいところですが、ノーベル財団としては受賞者の賞金と同じぐらいのお金をかけて調査しているということです。とにかく、候補に上がった人はどちらにしてもその分野を作ったぐらいえらい(すごい)ひとでなくてはならず、それだけでも立派なわけです。受賞はともかく、ノーベル賞の候補にあがるような研究をしてみたいと思います。
2004年10月11日 ブレビコミン | 個別ページ | コメント(0) | トラックバック(0)
