ケムステニュース2004年~2005年3月: 分析機器アーカイブ
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分析機器の最近のブログ記事

日本電子の米国法人、有機物を非破壊検出できるイオン源を開発

イオン源日本電子の米国現地法人であるJEOL USA(マサチューセッツ州)は常温、大気圧の状態で有機物を非破壊検出できるイオン源「DART」を開発した。  液体クロマトグラフ飛行時間質量分析計「JMS―T100LCAccuTOF」に装着する専用イオン源で危険物、麻薬などのスクリーニングのほか、医薬品の品質管理、化学兵器の管理などへの応用もできる。従来の医薬品や危険物、麻薬などの有機物の検出は、試料を切るなど破壊してから溶媒で洗い、濃縮するクロマトグラフィーで行っていた。

 DART装着の計測器ではイオン源に試料を挿入するだけで分子量の分布から物質が特定ができる。(引用:朝日新聞)

質量分析計イオン源(質量をイオン化する部分)、分析計(イオン化したものを質量の違いで分離する部分)、検出器(分離したイオンを検出する部分)、コンピューター(データを解析しスペクトルとして表示する部分)に分けることができます。今回のDARTTM (Direct Analysis in Real Time)は新しいイオン源です。

質量分析法は2002年のノーベル化学賞の対象であったように非常に多くの研究がなされてきました。それに伴い、近年多くの質量分析計が開発されています。

関連書籍


ポストゲノム・マススペクトロメトリー―生化学のための生体高分子解析

生体高分子解析のためのマススペクトロメトリー(MS)、ゲノム解析への応用、プロテオーム解析への応用について詳しく説明する。すでにMSを利用している研究者から、これから学ぶ人まで役に立つ情報が満載。

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2005年3月 4日 ブレビコミン | | コメント(0) | トラックバック(0)

世界的性能の質量分析器開発を開始

FT-ICR韓国基礎科学支援研究院(院長 イ・ジョンスン)は世界的水準の15テスラ級「FT-ICR質量分析器」の共同開発のために2月28日に米国国立強磁場研究所(NHMFL. フロリダ州タラハシー所在)で「フロリダ共同研究センター」の開所式を行なうと発表した。

基礎研はこの共同研究センターを通じて2007年までに15テスラ級のFT-ICR質量分析器の開発を完了し韓国に移転、設置する予定。(引用:
おはよう大徳
 
FT-ICR質量分析器(フーリエ変換型イオンサイクロトロン共鳴質量分析装置,Fourier Transform Ion Cyclotron Resonance Mass Spectrometer)は超伝導磁石による強磁場中でのイオンのサイクロトロン運動を用いる質量分析手法で、高分解能が期待できます。
 

2005年2月28日 ブレビコミン | | コメント(0) | トラックバック(0)

元素も分析する電子顕微鏡

ナノ技術を応用して新物質の開発に取り組んでいる研究員A氏。この頃物質を原子単位に分解する作業に没頭している。純度100%の新物質を作るためには原子一つ一つを分析して不純物を除去する難しい作業を経ねばならない。

不可能だと片付けてしまいそうな問題だが、A氏は全く心配していない。韓国基礎科学研究院(院長 イ・ジョンスン)で世界でもトップクラスの電子顕微鏡でのみ可能な「隣近元素分析技術」を開発しているため。

大徳バレーには新素材開発の基礎となる最新装置がある。基礎研の「超高電圧透過電子顕微鏡」は開発費用だけで200億ウォン以上がかかった自他が認める世界でもトップレベルの電子顕微鏡。素材工学、ナノ技術等をバックアップする貴重な装置だ。
研究チームは今年中にコンピュータプログラムを包めた実験技法などを開発、世界初の「隣近元素間区分が可能な化学的分析技術」を開発する計画。

電子顕微鏡の開発、管理を担当するキム・ユンジュン博士(51)は「この研究は基礎研で最初に試みるもの。完成すれば未来のナノ技術に応用できるのはもちろん、新素材開発にも役に立つだろう」と説明している。(引用: おはよう大徳)
 
関連書籍 


ナノテクノロジーのための走査電子顕微鏡

表面科学、ナノサイエンス、ナノテクノロジーという新しい切り口から走査電子顕微鏡(SEM)の装置、試料処理、測定法、分解能から有効活用法までを多くの事例を織り交ぜながら解説する、利用者必携の書。


電子顕微鏡でわかったこと―細胞の微細構造から原子の姿まで

電子顕微鏡は光学顕微鏡では決して見えない超ミクロの世界を、この目で見たいという人間の欲求が二〇世紀に作らせた画期的な装置である。この電子顕微鏡によって私たちは、生命を支える細胞の精妙な構造はもちろんのこと、物質を形成する原子の姿やその配列をも,この目で直視し実感することが可能になった。

 

2005年1月15日 ブレビコミン | | コメント(0) | トラックバック(0)