[スポンサーリンク]

ケムステニュース

特許の関係を「地図」に ベンチャー企業が作成

[スポンサーリンク]

特許の側面から競争激しい産業技術の相互関係が一目でわかるように描いた「特許地図」を、ベンチャー企業「サイヴァクス」(東京都中央区)が開発した。関連特許が多く注目度が高い技術分野は山や山脈に、ユニークさが際だつ分野は島のように表される。知的財産戦略や研究戦略を練り、研究開発の大海原を旅する上で、有力な道具になりそうだ。
例えば、世界の公開特許約3000件を使ったカーボンナノチューブの特許地図では、NECが触媒に関する「特許山脈」を形作っていることが分かる。燃料電池への応用ではソニー、ディスプレーへの応用では韓国のサムスンが多くの関連特許を持っている。
 また、サッカーボール型炭素分子C60の発見でノーベル化学賞を受けたリチャード・スモーリー博士のいる米ライス大学が、ナノチューブでも一大勢力になっていることも見て取れる。(引用:朝日新聞)

 

関連書籍

 

webmaster

投稿者の記事一覧

Chem-Station代表。早稲田大学理工学術院教授。専門は有機化学。主に有機合成化学。分子レベルでモノを自由自在につくる、最小の構造物設計の匠となるため分子設計化学を確立したいと考えている。趣味は旅行(日本は全県制覇、海外はまだ20カ国ほど)、ドライブ、そしてすべての化学情報をインターネットで発信できるポータルサイトを作ること。

関連記事

  1. 化学の楽しさに触れるセミナーが7月に開催
  2. 英グラクソスミスクライン、抗ウイルス薬を大幅値引きへ
  3. 阪大と理研ビタミン、透明な生分解性フィルムを開発
  4. 「マイクロリアクター」装置化に成功
  5. イグノーベル賞2022が発表:化学賞は無かったけどユニークな研究…
  6. 化学企業のグローバル・トップ50が発表【2021年版】
  7. 分子標的薬、手探り続く
  8. 名大・山本名誉教授に 「テトラへドロン賞」 有機化学分野で業績

コメント、感想はこちらへ

注目情報

ピックアップ記事

  1. カガン・モランダーカップリング Kagan-Molander Coupling
  2. ブロック共重合体で無機ナノ構造を組み立てる
  3. 活性二酸化マンガン Activated Manganese Dioxide (MnO2)
  4. 元素ネイルワークショップー元素ネイルってなに?
  5. 日本ビュッヒ「Cartridger」:カラムを均一・高効率で作成
  6. 専門用語豊富なシソーラス付き辞書!JAICI Science Dictionary
  7. 天然物の全合成―2000~2008
  8. アミン存在下にエステル交換を進行させる触媒
  9. ポメランツ・フリッチュ イソキノリン合成 Pomeranz-Fritsch Isoquinoline Synthesis
  10. フィリピン海溝

関連商品

ケムステYoutube

ケムステSlack

月別アーカイブ

2005年3月
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
28293031  

注目情報

最新記事

ニキビ治療薬の成分が発がん性物質に変化?検査会社が注意喚起

2024年3月7日、ブルームバーグ・ニュース及び Yahoo! ニュースに以下の…

ガラスのように透明で曲げられるエアロゲル ―高性能透明断熱材として期待―

第603回のスポットライトリサーチは、ティエムファクトリ株式会社の上岡 良太(うえおか りょうた)さ…

有機合成化学協会誌2024年3月号:遠隔位電子チューニング・含窒素芳香族化合物・ジベンゾクリセン・ロタキサン・近赤外光材料

有機合成化学協会が発行する有機合成化学協会誌、2024年3月号がオンライン公開されています。…

日本化学会 第104春季年会 付設展示会ケムステキャンペーン Part3

日本化学会年会の付設展示会に出展する企業とのコラボです。第一弾・第二弾につづいて…

ペロブスカイト太陽電池の学理と技術: カーボンニュートラルを担う国産グリーンテクノロジー (CSJカレントレビュー: 48)

(さらに…)…

日本化学会 第104春季年会 付設展示会ケムステキャンペーン Part2

前回の第一弾に続いて第二弾。日本化学会年会の付設展示会に出展する企業との…

CIPイノベーション共創プログラム「世界に躍進する創薬・バイオベンチャーの新たな戦略」

日本化学会第104春季年会(2024)で開催されるシンポジウムの一つに、CIPセッション「世界に躍進…

日本化学会 第104春季年会 付設展示会ケムステキャンペーン Part1

今年も始まりました日本化学会春季年会。対面で復活して2年めですね。今年は…

マテリアルズ・インフォマティクスの推進成功事例 -なぜあの企業は最短でMI推進を成功させたのか?-

開催日:2024/03/21 申込みはこちら■開催概要近年、少子高齢化、働き手の不足の影…

分子のねじれの強さを調節して分子運動を制御する

第602回のスポットライトリサーチは、東京大学大学院理学系研究科 塩谷研究室の中島 朋紀(なかじま …

実験器具・用品を試してみたシリーズ

スポットライトリサーチムービー

PAGE TOP