[スポンサーリンク]

ケムステニュース

健康食品から未承認医薬成分

[スポンサーリンク]

タダラフィル県は二十一日、強壮を目的にした健康食品から、海外で勃起(ぼっき)不全治療薬として使われ、頭痛などの副作用がある未承認の医薬品成分「タダラフィル」などを検出したと発表した。

 県は同日、薬事法違反(無承認・無許可医薬品の販売)に当たるとして、販売業者らを管轄する東京、京都、大阪、兵庫の四都府県に対し、業者に販売中止を指導するよう要請した。健康被害の届けはないという。県によると、未承認の成分が検出されたのは、京都市のメーカーが製造したハーブ加工食品「エレクトパートナー」など四商品。東京都や大阪市、神戸市の業者がインターネットを通じて販売していた。(引用:東京新聞)


バイアグラED(Erectile Dysfunction)治療薬としては有名なファイザーのバイアグラ(Viagra)、バイエルのレビトラ(Levitra)、イーライ・リリーのシアリスがよく知られています。タダラフィル(tadalafil)はシアリスのジェネリック医薬品(特許が切れた製品を同じ成分、効き目で他社がよりやすい価格で販売している医薬品)です。


 


 


関連リンク


レビトラ参入でED治療薬は根づくのか


ストレス過多の時代を反映してか、性交時に勃たない男性が増加している。そんな勃起障害(ED)用の治療薬の代名詞になっているのが、5年前に登場した「バイアグラ」だ。その強力なライバルとして独バイエル社の「レビトラ」が上陸し、男たちの熱い視線が注がれている。競い合う形で、人生の質を高めるツールとなるか。読売新聞より


医薬工業協議会/ジェネリック医薬品とは?

webmaster

投稿者の記事一覧

Chem-Station代表。早稲田大学理工学術院教授。専門は有機化学。主に有機合成化学。分子レベルでモノを自由自在につくる、最小の構造物設計の匠となるため分子設計化学を確立したいと考えている。趣味は旅行(日本は全県制覇、海外はまだ20カ国ほど)、ドライブ、そしてすべての化学情報をインターネットで発信できるポータルサイトを作ること。

関連記事

  1. 東京化成、1万8千品目のMSDS公開サービス
  2. ダイセル化学、筑波研をアステラス製薬に売却
  3. 画期的な糖尿病治療剤を開発
  4. 170年前のワインの味を化学する
  5. 1回飲むだけのインフル新薬、5月発売へ 塩野義製薬
  6. 研究内容を「ダンス」で表現するコンテスト Dance Your …
  7. 理研の研究グループがアスパラガスの成分を分析、血圧降下作用がある…
  8. 化学遺産スロイス『舎密学』とグリフィス『化学筆記』が展示へ

コメント、感想はこちらへ

注目情報

ピックアップ記事

  1. 第109回―「サステイナブルな高分子材料の創製」Andrew Dove教授
  2. 実験と機械学習の融合!ホウ素触媒反応の新展開と新理解
  3. 目が見えるようになる薬
  4. リンダウ島インセルホール
  5. 化学と株価
  6. きみの未来をさがしてみよう 化学のしごと図鑑
  7. 米国へ講演旅行にいってきました:Part I
  8. MOFを用いることでポリアセンの合成に成功!
  9. タンパク質の定量法―ビューレット法 Protein Quantification – Biuret Test
  10. 大学院講義 有機化学

関連商品

ケムステYoutube

ケムステSlack

月別アーカイブ

2005年4月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
252627282930  

注目情報

最新記事

【十全化学】核酸医薬のGMP製造への挑戦

「核酸医薬」と聞いて、真っ先に思い起こすのは、COVID-19に対するmRNAワ…

十全化学株式会社ってどんな会社?

私たち十全化学は、医薬品の有効成分である原薬及び重要中間体の製造受託を担っている…

化学者と不妊治療

これは理系の夫視点で書いた、私たち夫婦の不妊治療の体験談です。ケムステ読者で不妊に悩まれている方の参…

リボフラビンを活用した光触媒製品の開発

ビタミン系光触媒ジェンタミン®は、リボフラビン(ビタミンB2)を活用した光触媒で…

紅麹を含むサプリメントで重篤な健康被害、原因物質の特定急ぐ

健康食品 (機能性表示食品) に関する重大ニュースが報じられました。血中コレステ…

ユシロ化学工業ってどんな会社?

1944年の創業から培った技術力と信頼で、こっそりセカイを変える化学屋さん。ユシロ化学の事業内容…

日本薬学会第144年会付設展示会ケムステキャンペーン

日本化学会の年会も終わりましたね。付設展示会キャンペーンもケムステイブニングミキ…

ペプチドのN末端でのピンポイント二重修飾反応を開発!

第 605回のスポットライトリサーチは、中央大学大学院 理工学研究科 応用化学専…

材料・製品開発組織における科学的考察の風土のつくりかた ー マテリアルズ・インフォマティクスを活用し最大限の成果を得るための筋の良いテーマとは ー

開催日:2024/03/27 申込みはこちら■開催概要材料開発を取り巻く競争や環境が激し…

石谷教授最終講義「人工光合成を目指して」を聴講してみた

bergです。この度は2024年3月9日(土)に東京工業大学 大岡山キャンパスにて開催された石谷教授…

実験器具・用品を試してみたシリーズ

スポットライトリサーチムービー

PAGE TOP