[スポンサーリンク]

ケムステニュース

杏林製薬、ノバルティス社と免疫抑制剤「KRP-203」に関するライセンス契約を締結

杏林製薬株式会社(代表取締役社長:荻原郁夫)は、ノバルティス社(Novartis AG)と、当社が創製した免疫抑制剤「KRP-203」に関するライセンス契約について、この度、下記の内容で締結しました。

1.杏林製薬(株)はノバルティス社に対し、「KRP-203」についての以下の権利を供与した。
(1)移植用の免疫抑制剤として、全世界の開発及び販売権
(2)自己免疫疾患及びその他の疾患用剤として、日本、韓国、中国及び台湾を除く全世界の開発及び販売権
(なお、炎症性腸疾患(IBD)用剤としては、杏林製薬(株)が全世界の権利を留保している)

2.杏林製薬(株)はノバルティス社より契約一時金及びマイルストーンペイメントの支払いを受ける。また、発売後には杏林製薬(株)が原末の供給を行うと共に売上に応じたロイヤリティを受け取る

3.杏林製薬(株)はクロスライセンス品についてノバルティス社が開発ないし販売中の製品を、日本において共同開発ないし共同販売する方向で合意し、具体的な品目については、今後交渉する。

当社は、研究開発において免疫・アレルギー領域を重点領域の1つとしております。本剤は、免疫領域の開発品であり、新規化学構造を有するスフィンゴシン1リン酸受容体アゴニストとして免疫抑制作用を示します。当社では新規性の高い免疫抑制剤として、既存の免疫抑制剤に比べて安全性が高くかつ良好な臨床効果を示すものと期待しています。なお、本剤は当社が、日本国内において前臨床の段階で開発中です。(引用:日経プレリリース)

 KRP-203

 

 

 免疫抑制剤(Immunosuppressant)は臓器移植などの術後、体が異物が入ったと判断して様々な拒絶反応が起こる(免疫)を抑制する薬です。免疫抑制剤で有名なものは藤沢薬品(現アステラス製薬)のFK-506(タクロリムス)があります。

関連書籍

 

関連リンク

The following two tabs change content below.
webmaster

webmaster

Chem-Station代表。早稲田大学理工学術院准教授。専門は有機化学。主に有機合成化学。分子レベルでモノを自由自在につくる、最小の構造物設計の匠となるため分子設計化学を確立したいと考えている。趣味は旅行(日本は全県制覇、海外はまだ20カ国ほど)、ドライブ、そしてすべての化学情報をインターネットで発信できるポータルサイトを作ること。

関連記事

  1. 傷んだ髪にタウリン…東工大などの研究で修復作用判明
  2. 武田や第一三共など大手医薬、特許切れ主力薬を「延命」
  3. 東芝:新型リチウムイオン電池を開発 60倍の速さで充電
  4. 「ペプチドリーム」東証マザーズ上場
  5. 首席随員に野依良治氏 5月の両陛下欧州訪問
  6. 製薬、3強時代に 「第一三共」きょう発足
  7. 【エーザイ】新規抗癌剤「エリブリン」をスイスで先行承認申請
  8. 脱法ドラッグ、薬物3成分を初指定 東京都

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

注目情報

ピックアップ記事

  1. 化学物質の環境リスクを学べる「かんたん化学物質ガイド」開設
  2. 米デュポン株、来年急上昇する可能性
  3. ビス(トリシクロヘキシルホスフィン)ニッケル(II)ジクロリド : Bis(tricyclohexylphosphine)nickel(II) Dichloride
  4. テトラブチルアンモニウムジフルオロトリフェニルシリカート:Tetrabutylammonium Difluorotriphenylsilicate
  5. ハメット則
  6. 白血病治療新薬の候補物質 京大研究グループと日本新薬が開発
  7. 宇部興産、MCPTや京大と共同でスワン酸化反応を室温で反応させる技術を開発
  8. 人名反応に学ぶ有機合成戦略
  9. ショッテン・バウマン反応 Schotten-Baumann Reaction
  10. TosMIC

注目記事

関連商品

注目情報

試薬検索:東京化成工業



最新記事

研究者版マイナンバー「ORCID」を取得しよう!

最近のJ. Am. Chem. Soc.誌を眺めてみると、下図のようなマークが著者名に付くことが増え…

マレーシア警察:神経剤VX検出で、正男氏は化学兵器による毒殺と判定

マレーシア警察は24日に発表したプレース・リリースによれば、予備検査で金正男氏殺害事件に用れた猛毒の…

第10回日本化学連合シンポジウム 化学コミュニケーション賞2016 表彰式

3月10日に化学会館で日本化学連合が主宰する化学コミュニケーション2016賞授賞式と「化学でできる創…

材料適合性 Material compatibility

材料適合性(Material compatibility)とは、取り扱う素材に対して温度や取り扱う液…

アルゼンチン キプロス

化学地球儀としてはかなり大雑把なくくりでのご紹介となっていますが、この二国の共通項が直ぐお分りになり…

高選択的なアルカンC–H酸化触媒の開発

第83回目のスポットライトリサーチは、小寺政人先生と人見 譲先生が主宰する同志社大学分子生命化学研究…

Chem-Station Twitter

PAGE TOP