[スポンサーリンク]

ケムステニュース

伯東、高機能高分子材料「デンドリマー」、製造期間10分の1に

デンドリマー

伯東は情報通信研究機構と次世代の高機能高分子材料「デンドリマー」を、短期間に製造できる実用化技術を確立した。製造期間は従来の約10分の1に当たる数日間に短縮。有機エレクトロ・ルミネッセンス(EL)や医療分野などに応用が期待される。(引用:日刊工業新聞)

デンドリマーとは分子を放射状に組み立てた球の形をした巨大分子のことです。製造は有機合成反応を繰り返すことで行われます。製造方法として、核となる中心の核(分子)から同様の枝(置換基)を伸ばす、ダイバージェント(Divergent)法と、枝を合成してから、中心の核を合成するコンバージェント(Convergent)法が知られています。同様の枝から構成されるデンドリマーの場合、工業的にはダイバージェント法の方が、利点があります。

今回合成したデンドリマーは、エステル型のポリグリセロール-コハク酸デンドリマーであり、導入過程や後処理、反応時間を検討した結果、今までよりも簡便に合成できるようになったそうです。

The following two tabs change content below.
webmaster

webmaster

Chem-Station代表。早稲田大学理工学術院准教授。専門は有機化学。主に有機合成化学。分子レベルでモノを自由自在につくる、最小の構造物設計の匠となるため分子設計化学を確立したいと考えている。趣味は旅行(日本は全県制覇、海外はまだ20カ国ほど)、ドライブ、そしてすべての化学情報をインターネットで発信できるポータルサイトを作ること。

関連記事

  1. 大阪・池田 リチウム電池の実験中に爆発事故
  2. 新薬と併用、高い効果
  3. キレーション療法ってなに?
  4. 危険!DDT入りの蚊取り線香
  5. ダウ・ケミカル化学プラントで爆発死亡事故(米・マサチューセッツ)…
  6. パッションフルーツに「体内時計」遅らせる働き?
  7. サリドマイドを監視
  8. 宇部興産、オランダDSM社と「キラル技術」で提携

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

注目情報

ピックアップ記事

  1. プロペランの真ん中
  2. PCC/PDC酸化 PCC/PDC Oxidation
  3. ギンコライド ginkgolide
  4. ジェームズ・ロスマン James Rothman
  5. SlideShareで見る美麗な化学プレゼンテーション
  6. NICT、非揮発性分子を高真空中に分子ビームとして取り出す手法を開発
  7. 有機溶媒系・濃厚分散系のための微粒子分散・凝集評価【終了】
  8. ノリッシュ・ヤン反応 Norrish-Yang Reaction
  9. ビシナルジハライドテルペノイドの高効率全合成
  10. 入門 レアアースの化学 

注目記事

関連商品

注目情報

試薬検索:東京化成工業



最新記事

トーマス・ホイ Thomas R. Hoye

トーマス・R・ホイ (Thomas R. Hoye、19xx年xx月xx日-)は、アメリカの有機化学…

Lindau Nobel Laureate Meeting 動画集のご紹介

Tshozoです。タイトルの件、"ヨーロッパリベンジ"の動画を見ながらWeb探索を夜な夜な続けており…

デヴィッド・ニセヴィッツ David A. Nicewicz

デヴィッド・A・ニセヴィッツ (David A. Nicewicz、19xx年x月x日-)は、米国の…

配位子だけじゃない!触媒になるホスフィン

N–N結合形成反応を触媒する環状ホスフィンが報告された。四員環ホスフィン(ホスフェタン)を触媒とし、…

フローリアクターでペプチド連結法を革新する

2014年、東京工業大学・布施新一郎らはペプチド結合形成を行なうマイクロフローリアクター法を開発した…

GRE Chemistry 受験報告 –試験対策編–

2017年4月に、米国の大学院の出願の際に必要になるテストである GRE Chemistry を受験…

Chem-Station Twitter

PAGE TOP