2009年3月アーカイブ
ノーベル化学賞・下村さん帰国

ノーベル化学賞を受賞した米国在住の下村脩・米ボストン大名誉教授(80)が17日、少年時代を過ごし母校の長崎大がある長崎県に入った。受賞後、下村さんが長崎を訪れたのは初めて(引用:西日本新聞)。
2008年度ノーベル化学賞受賞者下村先生がご帰国されました。どうやら1ヶ月くらい滞在し、様々なところで講演や受賞報告を行うようです。
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2009アジアサイエンスキャンプ・参加者募集中!
Asian Science Campは半世紀以上ドイツで毎年開催されているリンダウ会議をモデルに、2005年のリンダウ会議が開催された折、李遠哲(Lee, Yuan-Tseh)台湾中央研究院名誉院長(1986年ノーベル化学賞受賞)、小柴昌俊 平成基礎科学財団理事長(2002年ノーベル物理学賞受賞)両者によって発案されました。 目的は、科学における優秀な若者が、ノーベル賞受賞者やトップレベルの科学者と直接交流することによってその才能をさらに伸ばすこと、またアジアの将来を担う若者同士の国際的な交流や協調の促進であります。 参加学生は、アジア各国の高校3年生から大学学部学生に相当する学年を対象とします。(引用:http://www.hfbs.or.jp/ASC.html)
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疑惑の論文200本発見 米大が盗作探知プログラム開発
米テキサス大のチームが盗作が疑われる医学論文約200本を見つけ出し、著者や編集者に見解を問いただした。「盗作された側」は「露骨な盗作」とあきれかえるが、「盗作した側」は、「先に論文が出ていたとは知らなかった」と言い訳が目立った。こうした盗作の実態が明らかになるのは珍しい。
6日付の米科学誌サイエンスが掲載する。
チームは、米国立医学図書館が運営する医学・生命科学の論文データベースを対象に独自開発のプログラムを使って表現の相似性を調べ、著者が異なっていた約9千本を抽出。実際に論文を読んで212本を「盗作の可能性がある」と判断した。(引用:asahi.com)
医学/生命科学分野を話題の対象としてはいますが、科学界全体に波及する話と思えます。現状、無視できないホットトピックの一つで、Scienceに掲載されるのも、何となく分かる気がします。
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2009年度日本学士院賞、化学では竜田教授が受賞

日本学士院(久保正彰院長)は12日、優れた研究や業績を顕彰する2009年度の日本学士院賞に次の10人を選びました。村上哲見、 江口徹、 川人貞史、 安藤隆穂、 竜田邦明、 矢川元基、渡邊貞、 武田和義、 清水孝雄、 御子柴克彦。
今年の日本学士院賞の化学分野は早稲田大学理工学術院の竜田邦明教授が受賞しました。受賞名は「糖質を用いる多様な天然生理活性物質の全合成」です。
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米メルク、シェリング・プラウを4兆円で買収
米製薬大手メルクは9日、同業のシェリング・プラウを411億ドル(約4兆700億円)で買収すると発表した。 買収は現金と株式を合わせたもので、シェリング株主は一株につきメルク株式0.5767株と現金10.50ドルを受け取る。シェリング株主の持ち株は約32%で、残りはメルク株主分となる。 合併後の新会社はメルクのリチャード・クラーク社長兼最高経営責任者(CEO)が率いることになる。AP通信が伝えたメルク広報担当の話によると、新会社発足に伴い従業員の約15%に当る1万6,000人がリストラされる見通しであるという(引用:IBTimes)。
世界の製薬会社売上第8位のメルク(Merck)と同第18位のシェリング・プラウ(Schering-Plough)の合併が発表されました。なんだか中途半端な規模の合併のように思うひともいるかもしれませんが、それは違います。20世紀はトップを走り続け、製薬再編激化する数年前まではトップ5に君臨していた医薬品業界の優等生メルク。それが18位といっても日本の製薬会社トップの武田薬品工業(同17位)とほぼ同等の売上高を挙げているシェリング・プラウを買収するというわけです。また、シェリング・プラウ社は2007年にオランダの製薬会社オルガノンを買収しており、通年で考えると武田より売上高は高くなります。さらには両社は今年の製薬業界再編は共同出資でメルク/シェリング・プラウ製薬を有しており(同28位、日本の中堅製薬会社よりも大きい)、それをあわせると売上高でファイザーについで第2位に躍り出るといいます。
メルクは2004年にCOX2選択的阻害剤バイオックス(VIOXX)の失敗で5000億円以上の巨額の賠償金を払たことを契機に、現在までリストラや研究所の閉鎖を余儀なくされました(関連記事参照)。それにも関わらず、今回の買収に踏み切るメルクの買収の思惑はなんなのでしょうか?
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