ケムステニュース~化学ニュースサイト~ by Chem-Station: 製薬アーカイブ
ケムステニュース~化学ニュースサイト~ by Chem-Station:日々の化学関連のニュースをコメントしながら紹介します。身近な分子の構造、ナノテク、学会情報、海外ニュース、化学関連書籍紹介なども。

ホーム > 製薬

製薬の最近のブログ記事

Eリリーの4-6月期は19%減益、通期見通し上方修正

cymbalta.gif

ニューヨーク(ダウ・ジョーンズ)米製薬大手のイーライ・リリー(NYSE:LLY)が24日発表した4-6月期決算は、買収関連費用で19%の減益となったものの、抗うつ剤「シンバルタ」の売り上げが大きく伸び、20%増収となった。リリーは2007年通期の業績見通しを上方修正した。

 4-6月期の「一般に認められた会計原則」(GAAP)ベースの純利益は6億6360万ドル(前年同期は8億2200万ドル)、1株利益は61セント(同76セント)。リリーが4月に示した見通しの50-52セントを上回った(引用:日本経済新聞)。

 なんだか題名がおかしい気がと思ったら、19%の損益はハイプニオンとアイビー・アニマル・ヘルスを買収した際にかかった費用等で、実際の売上はかなりのアップとなりました。

Eリリーの4-6月期は19%減益、通期見通し上方修正の続きを読む

2007年7月28日 ブレビコミン | | コメント(0)

グラクソ、抗血栓症薬「アリクストラ」の承認を取得

アリクストラ
 

グラクソ・スミスクライン株式会社(社長:マーク・デュノワイエ、本社:東京都渋谷区、以下GSK)は、4月18日付で抗血栓症薬「アリクストラ皮下注1.5mg」、「アリクストラ皮下注 2.5mg」(一般名:フォンダパリヌクスナトリウム)について、「静脈血栓塞栓症の発現リスクの高い、下肢整形外科手術施行患者における静脈血栓塞栓症の発症抑制」を効能・効果として、製造販売承認を厚生労働省より取得しました。

 アリクストラは活性化第X因子(Xa因子)選択的阻害剤で、2001年12月に米国で初めて承認され、現在EU主要国および米国を含む30カ国で販売されています。

 静脈血栓塞栓症といっても難しくてよくわからないかもしれませんが、エコノミークラス症候群といえばわかるでしょう。エコノミークラス症候群は例えば、日本からですとヨーロッパや米国に行くためには航空機で10時間以上かかります。そのあいだ長時間、座席に同じ姿勢で座ったままでいることで、膝の裏あたりの静脈の血が流れにくくなり、血の固まりができてしまうという病気です。

 このエコノミー症候群も静脈血栓塞栓症の一種なのです。

グラクソ、抗血栓症薬「アリクストラ」の承認を取得の続きを読む

2007年4月21日 ブレビコミン | | コメント(0)

エーザイ、抗体医薬の米社を390億円で買収完了

 エーザイは17日、米抗体医薬ベンチャーのモルフォテック社(ペンシルバニア州)の買収を完了したと発表した。買収額は約390億円。エーザイの米統括会社であるエーザイ・コーポレーション・オブ・ノースアメリカの傘下に置く。エーザイはがん分野の新薬開発を重点課題に据えている。モルフォテックの持つ抗体医薬品の開発加速やエーザイの研究開発力と抗体技術の融合で新たな抗体医薬の創製を進める。

 なかなか攻めますねエーザイ。強力な抗腫瘍活性を有するハリコンドリンの研究といい、ガンにかなり力を入れていることがわかります。

2007年4月19日 ブレビコミン | | コメント(0)

メディビック、米国での抗がん剤「グルフォスファミド」の第II相試験を開始

グルコスファミド
 

このたび、当社グループが共同開発を行っている、抗がん剤Glufosfamide(グルフォスファミド) について、米国にて臨床試験を実施しているThreshold Pharmaceuticals, Inc. (スレッシュホールド社)が、再発した進行性の軟部組織肉腫の患者を対象とした有効性と安全性を評価する第II相試験の開始を、以下の通り発表しましたのでご報告いたします。軟部組織肉腫はヒトの軟骨や脂肪、筋肉、血管、その他の結合組織または支持組織などの癌を含みます。
 この試験の臨床研究者であるアリゾナ癌センターのLee Cranmer博士は次のように述べています。「若年層の患者が特に影響を受ける進行性の軟部組織肉腫は、未だ重要な医学的課題の一つとして残されています。新規の治療薬がまさに必要とされています。このような患者さんに、グルフォスファミドが新しい治療法の選択肢を与えられるかもしれないと期待しています。」(引用:
日経ププレスリリース)

 グルフォスファミドはみてのとおり、グルコースにリン酸アミドが結合した化合物です。そのままでは生物活性はありませんが、細胞内でグルコースとリン酸アミド部位にわかれて、このリン酸部位が生物活性を示します(プロドラック参照)。

メディビック、米国での抗がん剤「グルフォスファミド」の第II相試験を開始の続きを読む

2007年4月14日 ブレビコミン | | コメント(0)

独バイエル、世界全体で6100人を削減へ

アスピリン

 ドイツの医薬品・化学大手のバイエルは2日、世界全体で6100人を削減する計画を発表した。昨年ライバルのシエーリングを買収したことを受け、2009年から年間7億ユーロ(9億2500万ドル)前後の削減を目指す計画の一環(引用:朝日新聞)。

 バイエルといえばアスピリン。現在では、ヘルスケア、農薬関連、先端素材の3分野を中核事業とし、グループ企業を含め世界150カ国以上、9万3000人を超える社員が働くグローバル企業です。2005年には研究開発に18億8,600万ユーロを投じています。

 シエーリング社の買収により2009年から年間7億ユーロの経費削減が見込まれ、その一環として人員削減が始まりました。内訳は欧州地域で3,150名、米国で1,000名、日本およびアジア太平洋地域で750名、そしてラテンアメリカ地域およびカナダでの1,200名を見込んでいます。

2007年3月 5日 ブレビコミン | | コメント(0)

田辺製薬と三菱ウェルファーマが10月1日に合併へ‐新社名は「田辺三菱製薬」

田辺製薬と三菱ウェルファーマ(WP)は2日、今年10月1日付の合併に向け基本合意したと発表した。売上高は4000億円規模と、国内の医薬品を扱う企業では第6位となる。両社とも新薬創出に悩み、海外での売上高は全売上高の1割に満たず、事業基盤の強化が迫られていた。三菱WPは脳保護薬「ラジカット」、田辺は生物製剤で関節リウマチ治療薬「レミケード」という柱となる製品を持ち、開発品を含めると循環器・代謝、呼吸器、免疫の領域では厚くはなる(引用:薬事日報)。

 ついに合併基本合意しましたね。名前は田辺三菱製薬。武田、第一三共、アステラス、エーザイ、ファイザーの次でしょうか。この合併でどうなるか、他の製薬会社が注目ですね。

田辺製薬と三菱ウェルファーマが10月1日に合併へ‐新社名は「田辺三菱製薬」の続きを読む

2007年2月 3日 ブレビコミン | | コメント(0)

米ブリストル、仏サノフィの買収提案に備え助言契約締結

 複数の関係筋によると、米医薬品大手ブリストル・マイヤーズ・スクイブは、仏製薬大手サノフィ・アベンティスから買収提案を受ける場合に備え、新たに複数の金融機関と助言契約を結んだ。

 新たに契約を結んだのは、米国のリーマン・ブラザーズとシティグループ。ブリストル・マイヤーズは1年前にもモルガン・スタンレーと助言契約を結んでいる(引用:日経ビジネスオンライン)。

 初動のニュースは掲載できませんでしたが、世界2位の製薬会社サノフィ・アベンティスと10位のブリストル・マイヤーズ・スクイブの合併が報道されていました(順位は2005年度)。実際合併するかはまだわかりませんが、これが事実になれば、現在1位のファイザーを超えます。ちなみに日本のNo.1製薬会社武田薬品工業はブリストル・マイヤーズ・スクイブの売り上げで1/2程度。悲しいです。

米ブリストル、仏サノフィの買収提案に備え助言契約締結の続きを読む

2007年2月 2日 ブレビコミン | | コメント(0)