ナノテクノロジーの最近のブログ記事
アクティブマイクロリアクタ;新概念のマイクロリアクタ登場
マイクロリアクタは、微細(マイクロスケール)な空間において、化学反応を行う手法であり、反応効率や、安全性、低コストなどの面で産業界で注目される生産技術のひとつである。これまで古典的なリアクタとしては、精密微細加工した微細流路内に液体を流通させて化学反応を行うというものが一般的である。このリアクタは、ドイツのIMM社製に代表される。このような古典的なリアクタを考えてみると、微細加工技術を適用して従来からのスタィックミキサのより小サイズ版という位置づけである。スタティックミキサは、バッチ式混合機と比べて、混合効率、熱交換性能に優れることは工業的にも実証されていたことから、この効果をさらに向上させるためにサイズを小さくした技術、という位置づけに単純にはなると考える。

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冬のナノテク関連展示会&国際学会情報

2月~4月にかけては各業界での学会や、展示会が目白押しである。ここで取り上げたいのはナノテク関連の展示会&学会についてである。
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未来の病気診断はケータイで!?
今回はChemistry Worldから「Monitoring asthma with mobile phones (携帯電話で喘息の診断をする)」というニュースをお届けします。イギリスの会社Applied Nanodetector Technology は、既にプロトタイプたるケータイを作り上げ、先日のUK NanoForum & Emerging Technologies 2009にて公表したそうです。
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100円で買えるカーボンナノチューブ

東京大学の野田優准教授らは、高純度の単層カーボンナノチューブ(CNT)を従来法の約1000分の1のわずか10分で生成する技術を開発した。平面基板上にCNTを成長させる方法を応用し、ビーズ状の球体の表面に生成する。触媒の付け方を改善すれば、CNT回収までを一つの装置で繰り返せる。理論上、容積1リットルの装置で1日1キログラムの単層CNTを生成できる。高品質の単層CNT価格を500分の1以下の1グラム当たり100円にできる。 ガソリン精製などに使う流動層と呼ばれる装置で行う。表面に鉄触媒を添付した直径500マイクロメートル(マイクロは100万分の1)のセラミックス製ビーズを入れ、原料のアセチレンガスを流すと、約10分でビーズ表面に数百ナノメートル(ナノは10億分の1)の長さの単層CNTが成長する。CNTはガスの流量を上げるとビーズから切り離され、簡単に回収できる(引用:日刊工業新聞)。
名城ナノカーボンのHPによると、値段は50mgで9万5千円!1gに換算すると190万円!うむ、単層カーボンナノチューブを1g得ようと思えば車が買えてしまう訳です。ただし技術革新は進んでおり、どうやらニュースによると現在高純度単層カーボンナノチューブ1g50万円で手に入れる事ができるようです。それが今回の合成法を用いれば500分の1さらに生成に1週間かかっていたものが10分でできるとなると、本格的に実用化に結びつけたくなる技術ですね。ただ、実際今までかなりの量産化報道がなされてきたのにもかかわらず(関連記事参照)未だに価格が高いということは、量産化への道はもう少しかかりそうです。
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DNAに電流通る ミクロの電子デバイスに道
細胞の核にあり、遺伝情報を担うDNA(デオキシリボ核酸)の中を電流が流れることを、大阪大産業科学研究所の真嶋哲朗教授(光化学)の研究グループが突き止めた。DNAの2本の鎖がつくる二重らせんの幅は2ナノメートル(ナノは10億分の1)。これを利用してナノサイズの「電線」ができれば、半導体など超ミクロの電子デバイスの作製につながる。今週の米科学アカデミー紀要電子版に発表する。(引用:asahi.com)
DNA(デオキシリボ核酸)は、生物すべての遺伝情報をつかさどる根源要素で、大変美しい二重らせん構造をとっていることはあまりにも有名です。
DNAに電流が流れる事実(電荷移動現象:Charge Transfer)そのものは、カリフォルニア工科大学のJacqueline Bartonらによって幾分前に示されていました[1]。では、今回のニュースの主題でもある、大阪大学の真嶋哲朗教授のグループが達成したこととはいったい何でしょうか?それは、DNAの電荷移動を「一分子レベルで直接観測することに成功した」[2]ということになります。
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