化学者の最近のブログ記事
春の褒章2010-林民生教授紫綬褒章

政府は2010年春の褒章受章者を28日付で発表しました。受章者は677人と20団体。その中でも芸術や学問で功績を残した人に贈られるのは紫綬褒章。ところで、紫綬褒章ってMedal with Purple Ribbonっていうことを知っていましたか?
さて、話を元に戻すと、昨年秋の褒章では4人の化学者が受賞しました(記事「秋の褒章2009 -化学-」参照)。今年の春の褒章では、京都大学教授の林民生教授が選ばれました。おめでとうございます!林教授は有機化学、特に遷移金属を利用した有機金属化学またそれを用いた反応化学分野で大きな功績を残されたというのが受賞の理由です。簡単に業績を振り返りたいと思います。
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2010年日本化学会各賞発表-進歩賞-

「化学の基礎または応用に関する優秀な研究業績を挙げ、受賞対象となる研究についての主論文を日本化学会会誌に一報以上発表し、年齢が受賞の年の4月1日現在において満37歳に達していない者。」
が対象となっており、研究室をもってPIとなった、もしくはなる前の日本の化学分野における、最高の賞となっております。現在でも素晴らしい結果をお持ちですが、未来の日本の化学を背負う人材がこの中からでるかもしれません。今回の人物紹介には代表的にな仕事1つをピックアップして紹介させていただきました。それではGO!
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2010年日本化学会各賞発表-学術賞-

学会賞の紹介に引き続き、学術賞(CSJ Award for Creative Work)を受賞した化学者の紹介です。学術賞とは、「化学の基礎または応用のそれぞれの分野において先導的開拓的な研究業績をあげた者で、論文の数というよりは、論文は少数でも優れた業績を挙げた者に授与する」ものです。昔は、残念ながら学会賞に届かなかった化学者が受賞するというイメージがありましたが、現在では将来の学会賞候補も含まれており、現在最もアクティブに研究を行っているPIが対象となっています。
それでは学術賞編へGo!
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名大の巽教授がIUPAC次期副会長に

先の8月6日に行われた国際純正・応用化学連合(IUPAC)の総会で投票の結果、名古屋大学の巽和行教授(60歳)が、次期副会長に決定しました。これにより、巽教授は、平成22年・23年IUPAC副会長、平成24年・25年同会長を務めることになります。 IUPACは1919年に創立され、現在、世界の64カ国の化学関連組織で構成するいわば化学の国連で、元素や化合物に関する国際標準の決定や、学術の国際交流、人材の育成、国際的な格差の是正など、幅広い活動を展開しております。日本人がIUPACの会長を務めるのは、昭和56年〜58年の長倉三郎氏(現日本学士院長)以来のこととなります。(引用:日本化学会)
おめでとうございます! IUPACの会長は2006年に副会長となった松本和子氏(当時早稲田大学教授)が2年後に日本人女性初の名誉となるはずでした(旧記事:松本和子氏がIUPACのVice Presidentに選出される)。ところが、科研費の不正受給問題が発覚し副会長を辞任したため、現実化しませんでした。この話を発端として現在の厳しい科研費の運用が求められています。その話はおいておいて、近年のIUPACの会長は副会長を2年歴任した後に、会長となることが定説となっており、そのため巽教授(上記写真)は2012年から会長となります。これは上述されているように長倉三郎元日本学士院長(上記ニュースでは現委員長となっていますが、現在は久保正彰氏です)以来2人目になる予定です。
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ノーベル化学賞・下村さん帰国

ノーベル化学賞を受賞した米国在住の下村脩・米ボストン大名誉教授(80)が17日、少年時代を過ごし母校の長崎大がある長崎県に入った。受賞後、下村さんが長崎を訪れたのは初めて(引用:西日本新聞)。
2008年度ノーベル化学賞受賞者下村先生がご帰国されました。どうやら1ヶ月くらい滞在し、様々なところで講演や受賞報告を行うようです。
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