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向山光昭 Teruaki Mukaiyama

 


(写真:フランス科学アカデミーHP)

 

経歴

 
2005年現在、北里大学教授。
日本化学会会長、ポーランド科学アカデミー外国人会員、フランス科学アカデミー外国人会員、西ドイツ・ミュンヘン工科大学自然科学名誉教授博士号、文化功労者、日本学士院員、アメリカ科学アカデミー会員。

 

受賞歴

 

日本化学会学会賞、日本学士院賞、恩賜賞、藤原賞、ACS Award for Creative Work in Synthetic Organic Chemistry、フランス国家功労章シュバリエ、文化勲章。

 

研究

 

有機合成化学における新手法、新規反応の開発。

向山アルドール反応(ケイ素・ホウ素エノラートの化学)、新規グリコシル化反応、酸化還元系を基盤とする新規縮合剤の開発、タキソールの全合成など。

 

コメント

 

日本で有機合成化学を専攻している人なら、この方を知らない人はいないと思われます。

80歳近い現在においても非常にバイタリティあふれる活動をなさっている、日本を代表する現役の有機化学者の一人です。彼に師事した多くの弟子達が、日本の有機合成化学界においてリーダー的役割を担っており、日本の有機化学界に及ぼした影響は測り知れません。

 

最近有機合成化学協会より、米国国立科学アカデミー外国人会員に選出され、また喜寿を迎えられたことを記念してMUKAIYAMA AWARDが創設されました。

 

 

キーワード&解説

 

向山アルドール反応

 

単離精製が可能なケイ素エノラートとルイス酸プロモータをもちいるアルドール反応。自己縮合を抑え、交差アルドール反応を優先的に進行させるための有用な手法であり、有機化合物の炭素骨格を構築するための強力な手法として、世界的にも特に高い評価を受けています。


タキソール:抗ガン剤の一種であり、セイヨウイチイの樹皮からとれる天然物で医薬品として市販もされています。とれる量は患者数に比較してごく少ないので、現在はイチイの葉から大量に抽出されるバッカチンIIIを誘導することで供給しています。

 

 

書籍&論文

 

・Summary on His Works: Angew. Chem., Int. Ed. 2004, 43, 5590.
有機合成 創造の軌跡 126のマイルストーン
有機合成反応−新しい可能性を求めて

 

関連リンク

 

学会風景2001(Chem-Station)

MUKAIYAMA AWARD講演会 (2005.10.18)

 

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