> リベロマイシンA /Reveromycin A
リベロマイシンA /Reveromycin A
- 歴史・用途
理化学研究所主任研究員・長田裕之らのグループによって単離されました。もともと癌細胞の増殖抑制活性のある、新規構造の天然物として報告されていました。2006年同じく長田らによって、リベロマイシンAは破骨細胞を選んで細胞死させ、抗骨粗鬆症作用を示すことが突き止められました[1]。ビボ(in vivo)でも効果があるそうです。
構造的特徴として、スピロケタール部位、多くの不斉炭素中心、トリカルボン酸を有しています。合成化学的にも興味深い化合物とされ、実際、多くの有機合成化学者により化学合成が報告されています。初の全合成は当時理研の中田忠主任研究員らにより達成[2]されています。
- 関連文献
[1] Osada, H. et al. Proc. Natl. Acad. Sci. USA 2006, 103, 4729. DOI:10.1073/pnas.0505663103
[2] Shimizu, T.; Masuda, T.; Hiramoto, K.; Nakata, T. Org. Lett. 2000, 2, 2153. DOI: 10.1021/ol0060634
- 関連書籍
- 関連リンク
長田抗生物質研究室(理研)
骨粗鬆症の骨の破壊をとめる新たな治療法を確立 (理研プレスリリース)
がんの増殖を抑え、破骨細胞をころすリベロマイシンA (理研パテント情報)
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