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ケトン→アルコール
▼ 特徴
プロリンから容易に誘導されるキラルオキサザボロリジン触媒と当量還元剤のボランを用いて、ケトンの不斉還元を行う方法。環状、鎖状を問わず様々なケトンを高いエナンチオ選択性でアルコールに変換する。
▼ 文献
・ Corey, E. J. et al. J. Am. Chem. Soc. 1987, 109, 5551.
▼ 反応機構
オキサボロリジン−ボラン複合体の結晶構造解析から、下記のように触媒のホウ素がルイス酸として働いてケトンを活性化するとともに、窒素がルイス塩基として働いて還元剤であるボランを活性化する、というDual-Activation機構で進行するとされている。
▼ 反応例
キラルなアリルアルコールは不斉炭素ー炭素結合を合成する為の前駆体としてとらえることができる。例えば以下の例(Aspidophytineの合成)ではCBS還元→Ireland-Claisen転位により、構築困難な不斉四級炭素中心を立体選択的に合成している[1]。
▼ 参考文献
[1] Corey, E. J. et al. J. Am. Chem. Soc. 1999,
121, 6771. ▼ 関連反応 素化反応
▼ 関連リンク ・Corey-Bakshi-Shibata
Reduction (Merck Index) |