| アルケン、アルキン → アルキン
▼ 特徴
アルケン・アルキンの不均一系触媒による水素化。不均一系触媒条件では、水素圧・触媒・反応温度・溶媒などによって選択性が大きく異なる。水素はsyn付加する。 有機合成上よく用いられる触媒としては、ラネーニッケル、パラジウム-炭素(Pd/C)、アダムス触媒(Adams' catalyst: PtO2)、パールマン触媒(Paarlman's catalyst: Pd(OH)2)などが知られている。 SやPなどの微量混入物が存在した場合、触媒活性は大きく低下する(被毒)。フラスコやバルーンなどに付着していないか常に注意してから反応を行うこと。 ラネーニッケルなどの高活性な触媒は、しばしば乾燥下に発火するので、取り扱いには注意すること。
▼ 文献 ・Adams Catalyst: Voorhees, V.; Adams, R. J. Am. Chem. Soc. 1922, 44, 1397. ▼ 反応機構
▼ 反応例
近年、活性を低下させた不均一系パラジウム触媒Pd/(en)[1], Pd/Fibが佐治木らによって開発され、官能基選択的還元が実現されている。
▼ 参考文献
[1] 佐治木弘尚,廣田耕作 有機合成化学協会誌
2001, 59,109.
▼ 関連反応
・均一系水素化
▼ 関連リンク
・Adams' Catalyst
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