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アルデヒド、イソニトリル、カルボン酸 → アミド、エステル
▼ 特徴
元々はカルボニル基で活性化された二重結合に、炭素陰イオンが1,4-付加する反応を指していたが、カルボニル基以外の電子吸引基(ニトロ基、シアノ基、スルホニル基など)が置換された電子不足二重結合・三重結合にや、RLi, RMgX, R2CuLiなどのアルキル金属化合物やアミン・アルコキシドを求核剤として用いる1,4-付加反応にも拡張して呼称される。不斉誘起を伴う反応も種々開発されている。
▼ 文献
・Michael, A. J. Prakt. Chem. 1887, 35, 379.
▼ 反応機構
マロン酸エステルの活性メチレンプロトンは酸性度が高く、塩基で容易に脱プロトン化される。付加体のエノラートはさらに塩基性が強いため、マロン酸エステルのプロトンを引き抜く。この段階がほとんど不可逆的に進むため、アルドール反応と異なり、求電子剤と求核剤は1:1の量比でも収率よく生成物が得られる。また塩基は触媒量でよい。
▼ 反応例
有機銅による1,4-付加反応を用いたステロイド骨格CD環の構築
柴崎らは、不斉マイケル付加に活性な触媒としてLa-linked-BINOL触媒を開発している。本触媒は高選択的であるうえ、空気中で保存しても活性が低下しない。
▼ 参考文献
(1) 院有化II P243 ・ ▼ 関連反応
・有機銅アート錯体によるC-アルキル化
▼ 関連リンク
・マイケル付加 (Wikipedia日本語) さらに マイケル付加 で検索 |