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アルコール→アルデヒド、ケトン
▼ 特徴
Swern酸化は副反応も少なく実用性が高い一方で、低温無水条件が必要、有毒な一酸化炭素の生成、ジメチルスルフィド由来の悪臭など、様々な問題点を抱えている。本法はそれらの問題点を克服した最も新しい酸化反応のひとつである。
▼ 文献
・Mukaiyama, T. et al. Chem. Lett. 2000,
1072, 1250.; ibid. 2001, 150, 846.
▼ 反応機構
Corey-Kim酸化やSwern酸化と同様の活性種の生成および塩基による脱プロトン化を同時に行うという発想に基づき、活性種であるイミドイルクロリドをNCS酸化により発生させている。
▼ 反応例
リチウムエノラートを当量のイミドイルクロリドで酸化すると、α,β-不飽和カルボニル化合物が得られる。
多官能基化合物でも、官能基を侵すことなく反応は進行する。 ▼ 参考文献
・ Oxidation
and Reduction in Organic Synthesis (Oxford Chemistry Primers, 6) ▼ 関連反応 "アルコール→アルデヒド"型酸化反応
▼ 関連試薬
【東京化成工業】 向山酸化剤: N-tert-Butylbenzenesulfenamide 分子量:181.30 CAS: 19117-31-8 製品コード:B2240 値段: 1g 6,000円 (2008.10.22 現在) 用途:酸化剤 説明:本試薬N-tert-ブチルベンゼンスルフィンイミドイルクロリドを用いる向山による新規アルコール酸化法。 文献:T. Mukaiyama, J. Matsuo, M. Yanagisawa, Chem. Lett., 2000, 1072 その他の酸化に関する記述: 新しいアルコールの酸化法(TCIメール)、新しいアルコールの酸化法(PDFファイル)
▼ 関連リンク
・ 新しいアルコールの酸化法
(TCI; PDFファイル)
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