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窒素化合物→ケトン
▼ 特徴
アルデヒドもしくはケトンと第2級アミンを脱水縮合させるとエナミンが生成する。エナミンはアルキルハライド、アシルハライド、Michaelアクセプターなどの求電子剤と反応し、引き続いて加水分解を行うことで、α-置換ケトンが得られる。 「塩基によるエノラート生成→アルキル化」という反応形式に比して、エノラートの位置選択性制御、多置換体の抑制、ほぼ中性条件で反応が進行、キラル補助基を用いる不斉合成が可能などのメリットがある。
▼ 文献
・Stork, G.; Terrel, R.; Szmuszkovicz, J. J. Am. Chem. Soc. 1954, 76, 2029.
▼ 反応機構
▼ 反応例
メタロエナミン:イミンのα位プロトンを強塩基により引き抜くとメタロエナミンが生成する。これは通常のエナミンに比べ反応性に富む。[1]
アミン部をキラルなものにすれば、不斉アルキル化も可能である。Endersらによって開発されたプロリン由来のキラル補助基SAMP[2]は特に有名である。
中村らはメタロエナミンの化学をさらに発展させ、単純オレフィンへの付加[3]や、低反応性のアルキルクロライド・アルキルフルオライドを用いたアルキル化[4]の開発にも成功している。
▼ 参考文献
[1] Stork, G.; Dowd, S. J. Am. Chem. Soc. 1963, 85, 2178.
▼ 関連反応
・List-Barbasアルドール反応
▼ 関連リンク
・Enamines (PDF: MacMillan's group) さらに エナミン で検索 |