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Petersonオレフィン化 Peterson Olefination

ケトン、アルデヒド(→アルコール)→アルケン

 

 

特徴

 

アルデヒドやケトンに対してα-シリルカルボアニオンを付加させ、選られる中間体を酸または塩基条件でシラノールを脱離させることで、カルボニル基をアルケンに変換する反応。シラノールの脱離は立体特異的で、酸性条件と塩基性条件の違いで特異性が逆転する

また、Wittig反応などと比較しての、シリルカルバニオンの反応性の高さや、脱離副生物であるシラノールが揮発性で除きやすいという点も、特筆すべきメリットである。

 

 文献

 

・Peterson, D. J. J. Org. Chem. 1968, 33, 780.
・Ager, D. J. Synthesis 1984, 384.
・Ager, D. J. Org. React. 1990, 38, 1.

 

反応機構

 

シラノールの脱離は立体特異的で、条件の違いで特異性が逆転する。すなわち、酸性条件では、ヒドロキシル基のプロトン化を経由して、シラノールがアンチ脱離する。一方塩基性条件ではアルコラートのシリル基への分子内攻撃が起こりシラノラートがシン脱離するため、逆の幾何配置のアルケンを与える。

 

 

 反応例

 

(1)

 

 参考文献

(1) Ager, D. J. Org. React. 1990, 38, 1.
 
 
Modern Carbonyl OlefinationModern Carbonyl Olefination
 
 
 
 
 
 
 

 関連反応

 
Wittig反応
Horner-Wadsworth-Emmons反応
Petersonオレフィン化反応
高井反応
Julia-Lythgoeオレフィン合成
Tebbe反応
Johnsonオレフィン化
MuMurryカップリング
玉尾酸化

 

 関連リンク

 

 ・Peterson Olefination(Wikipedia)
有用なケイ素試薬 / for Peterson Reaction (TCI)
Peterson Reaction
Peterson Olefination (organic-chemistry.org)
Peterson Olefination

 

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