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| PMB (MPM) 保護・脱保護 Protection/Deprotection of PMB |
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▼ 特徴
p-メトキシベンジル基(PMB基)は、Bn基と同様の保護、脱保護法に加え、DDQ(ジクロロジシアノベンゾキノン)を用いる緩和な酸化条件や、強酸性条件によっても除去できる。ジメトキシベンジル基(DMB or DMPM 基)はメトキシ基が2,4位についたものと、3,4位についたものの2種類があり、PMBより緩和な条件で脱保護される。PMB-O(C=NH)CCl3を用いれば酸性条件下でPMB基の保護が行え、塩基性条件下不安定な化合物にも適用できる。
▼ 文献
・Marco, J. L.; Hueso-Rodriguez, J. A. Tetrahedron Lett.
1988, 29, 2459.
▼ 反応機構
1)保護 2)脱保護
▼ 反応例
p-メトキシベンジリデン(もしくはベンジリデン)アセタールをDIBALで還元すると、立体的に込み入った方のアルコールがPMB(もしくはBn)保護された生成物が得られる。
PMB基のmigration:DIBALによるベンジリデンアセタールの開環反応を利用して立体的に混み合った位置へとPMB基の移動が行える。
ベンゼン環上のメトキシ置換数が多くなるほど、一般に外れやすくなる。PMB存在下、DMPMを選択的に脱保護することもできる。[1]
(+)-Saxtoxinの合成[2]:PMBの電子供与性を利用し、スルホンアミドの求電子性を下げ、以降の変換に対して安定化させている。
▼ 参考文献
[1] Tetrahedron 1986,
42, 3021. ・大学院講義有機化学U 野依良治ほか編 東京化学同人(1998) ・Protective
Groups in Organic Synthesis
▼ 関連反応
・Bn保護・脱保護
▼ 関連リンク
・保護基(有機って面白いよね!!) |