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カルボン酸誘導体→ケトン
▼ 特徴
N-メトキシ-N-メチルアミドは俗にWeinrebアミドと呼ばれ、Grignard試薬や有機リチウム剤と反応してケトンを与える。通常のエステルにはこれらの試薬は2当量付加し、アルコールを与えてしまう一方、Weinrebアミドを経由することでさらなる付加が抑えられ、ケトンが収率良く生成する。
▼ 文献
・Nahm, S.; Weinreb, S. M. Tetrahedron Lett. 1981, 22, 3815.
▼ 反応機構
有機金属剤付加後の四面体中間体が、メトキシ基を介する5員環キレートによって安定化され、アミンの脱離が妨げられる。それ故、これ以上反応剤が付加せずに加水分解によりケトンを与える。
▼ 反応例
リチウムアルミニウムヒドリドを用いてWeinrebアミドを還元するとアルデヒドが得られる。(2)
▼ 参考文献
(1) Waters, S. P.; Tian, Y.; Li, Y.-M.; Danishefsky, S. J. J.
Am. Chem. Soc. 2005, 127, 13514.
▼ 関連反応
・福山カップリング
▼ 関連リンク
・Weinreb Ketone Synthesis (Wikipedia) さらに Weinreb で検索 |