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『アトロプ異性体』 あとろぷいせいたい atropisomer

 

回転軸や面の存在がキラリティー発現の要因となることがある。このようなキラリティーを軸性不斉、面性不斉などといいます。軸性不斉を示す分子の典型例に置換ビフェニルがあります。二つのフェニル環の間の結合が180゜回転するとキラリティーが反転するので、エナンチオマーは互いに回転異性体である。オルト置換基が大きいと回転障壁は高くなり、障壁が 120 kJ/mol以上になると室温でエナンチオマーを分割することができます。単結合の周りの回転が遅いために分割できたエナンチオマーをアトロプ異性体といいます。

 

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