| 『デンドリマー』 デンドリマー dendrimer
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分子を放射状に組み立てた球の形をした巨大分子のことです。その名前はデンドロン(ギリシャ語で樹木の意味)に由来しています。1986年にTomaliaによって発表された概念で、はじめは座布型分子や提灯型型分子などと同様に構造が面白い分子として紹介されていましたが、その構造、超分子としての機能を評価されたことによって、形だけでなくその機能に注目を集め、現在でも多くの研究者が研究を行っています。日本でデンドリマー研究の第一人者は東京大学の相田卓三教授で医薬品を目的の部位へ輸送するドラッグデリバリーシステムへの応用や光捕集アンテナ機能を有するデンドリマーなどが開発されている。合成は、1段階進むごとに官能基が増えるため、思ったよりかなり難しいようです。 |
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デンドリマーの合成法としては、中心のコアから外側に合成するダイバージェント法と、外殻からコアに向けて合成を進めるコンバージェント法に大別されます。
関連サイト
■デンドリマー〜分子の珊瑚礁〜(1)
「デンドリマー」と呼ばれる、まるで木の枝か珊瑚礁のような形をした分子が近年大きな注目を集めています。今回はこの独特の形状を持つ分子について紹介。有機化学美術館より。
■「デンドリマー」-ナノエレクトロニクス.jp
デンドリマーは、一般的な鎖状の高分子と異なり、ステップごとに合成できるため、構造の制御に関して非常に自由度が高い。そのため、任意の物性や機能を持たせやすいという利点がある。このユニークな物性のおかげで、ドラッグデリバリーから電子デバイスまで幅広い応用が期待されている。
■生体関連機能を有するデンドリマー(PDFファイル)
デンドリマーの合成法の1つとして、外殻からコアに向かってカップリングを繰り返すConvergent
法1) があります。今回紹介する化合物は、Convergent
法で合成されるポリ(アリールエーテル、アリールエステル)デンドリマーのビルディングブロックです。これらは相田、江らが開発した光エネルギーを捕集するアゾデンドリマーなどの合成に利用されています。東京化成工業 TCIメールより。
関連ニュース
■伯東、高機能高分子材料「デンドリマー」、製造期間10分の1に(2006.3.2)
■情報守る“秘密の紙”開発
(2005.6.22)
関連書籍
■超分子科学―ナノ材料創製に向けて
超分子科学の基礎、分子認識と超分子科学、分子組織系の化学、トポロジカル超分子などについて解説。
■ ドラッグデリバリーシステムの新展開―究極の薬物治療をめざして
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関連用語
超分子 ロタキサン フラーレン
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