▼2005年 12月
〜2006年1月
(2006.2.4更新)
1位 演習で学ぶ有機反応機構
有機合成化学協会 (編さん)/
化学同人, ISBN: 4759810455 / 2005/10/13 / 272 p/¥3,990
(税込)
内容:初級(基礎的な重要問題),中級(大学院入試レベル),上級(論文から精選した研究者レベル)に分けられ、東大薬学部の福山透先生を中心に有機合成化学協会が編纂した有機反応の反応機構を学ぶ演習書。非常に詳しく反応機構が紹介されており、これを1冊完璧にできるようになれば、反応機構はほぼ完璧に理解できると思います。このようなよい演習書は実際なかっただけに、待望の一冊です!!
2位
Strategic
Applications Of Named Reactions In Organic Synthesis
2005年3月に発売された最新の人名反応に関する本です。今までのものは、内容が薄くまた対象とするレベルも低かったが、今回のこの本は250の人名反応に760ページのページ数をさいている。また中身は4色刷りで非常にみやすい。今までになかった書籍です。値段も安いので、今一番のおすすめです。私も買いました!ハードカバーがご希望の方はこちら!
3位
医薬品のプロセス化学
日本では、現在創薬がつまり、薬を見つけるところが重要視されていますが、アメリカでは実際に医薬品を合成するルート、すなわちプロセス化学が非常に重要視されています。しかし、日本でそのような日本語の書籍はありませんでした。最近出版されたこの本は、例を挙げてプロセス化学を紹介しています。
プロセス化学の書籍はその他に洋書ですが
Practical Process Research & Development
がおすすめです。
4位 Dead
Ends And Detours
名前の通り、天然物合成の際の行き止まり、回り道について書いた本です。論文ではほぼ成功例のみを書き、こうしたらうまくいかなかったということはあまり書くことは
ありません。この本は、だめなルート、困ったところに焦点が当てていて、実際に非常に参考になる本です。おすすめです。
5位
実力養成化学スクール シリーズ
日本化学会が、各分野に対して1冊の本を編集し出版しました。その分野の著名人が執筆しており、ぜひ読んでみたいシリーズです。
特に10月に出版された
有機合成化学、光触媒はおすすめです。
おすすめ
液クロ武(ブ)の巻―誰にも聞けなかったHPLC Q&A
液クロ(HPLC)Q&A本の第3弾です。他に犬の巻、ヒョウの巻があります。液クロは企業でも大学でもNMRに並んでなくてはならない分析機器となっています。そんな液クロを基礎的な説明から、こんなときどうしたらいいの?という様々な疑問に対する答えが満載。実際に役立つ書籍です。
[批評]
演習で学ぶ有機反応機構が、2ヶ月Strategic Applications Of Named Reactions In Organic Synthesisをついに抜きました。半年以上連続売上1位であった、Strategic Applications Of Named Reactions In Organic Synthesisも非常に良い本ですが、今まで応用的な反応機構の書がなかっただけに、久々の日本語の本が1位を取りました。
前回おすすめした、日本化学会が出版している実力養成化学スクールはそれなりに売れているようです。
今回のおすすめは、液クロ武(ブ)の巻―誰にも聞けなかったHPLC Q&A。液クロ使用者ならば必見です!