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化学一般の最近のブログ記事
タンチョウ:殺虫剤フェンチオンで中毒死増加
国の特別天然記念物、タンチョウ2羽が、有機リン系農薬の殺虫剤フェンチオン(MpP)を取り込んで急性中毒死していたことが環境省などの調査で9日、分かった。タンチョウは北海道東で1000羽近くまで生息数を回復したが、北海道女満別町で02年10月に死んだ2羽の中毒死が確認されたのに続き、死亡数が増えたことで、偶発的な事故でなく、日常的な脅威にさらされている実態が明らかになった。(引用:毎日新聞)![]()
どうする21世紀の環境問題 くらしの中の知らない化学物質〈6巻〉殺虫剤・防虫剤
総合的な学習の時間のテーマとして関心の高い「環境問題」。毎日使っている身近な物の中に含まれる化学物質をとりあげ、考えるシリーズ。第6巻では害虫とされるゴキブリや蚊、ハエなどに使われる殺虫剤・防虫剤を取り上る。
2005年3月15日 ブレビコミン | 個別ページ | コメント(0) | トラックバック(0)
食品アクリルアミド低減を 国連専門委「有害の恐れ」
【ワシントン6日共同】フライドポテトなど炭水化物が多い高温加熱食品に“副産物”として含まれる化学物質アクリルアミドについて、国連食糧農業機関(FAO)と世界保健機関(WHO)の合同専門委員会は6日までに「健康に有害な恐れがあり、食品の含有量を低減させるべきだ」とする勧告をまとめた。
各国の食品規制当局に対し、大幅に低減させる技術を早急に導入するよう食品業界に促すことを求めている。(引用:山陽新聞)
一般的にアクリルアミド(acrylamide)は合成樹脂や接着剤、土壌改良剤、塗料などに多く使用されています。それによくさらされている作業者等が粘膜系に刺激を与えられたり、中枢神経系に障害を示す等のことが報告されています。人間には発がん性を示すかどうかはまだわかりませんが、またどのぐらいの量が食品中に含まれているとまずいのかわかりませんがあまり体にはいいものではないようです。
アクリルアミドはポテトチップスやフライドポテトやコーヒーなどの食品に多く含まれているそうですが、どこから来るのでしょうか
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2005年3月 9日 ブレビコミン | 個別ページ | コメント(0) | トラックバック(0)
2005年2月分の気になる化学関連ニュース投票結果
| サリドマイド、がん治療薬に |
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44% | |
| ガ求愛行動-性フェロモンを解明 |
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11% | |
| カーボンナノペーパー開発 信州大 |
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11% | |
| 呉羽化学、社名を「クレハ」に |
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0% | |
| 薄くて巻ける有機ELディスプレー |
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16% | |
| 酸化亜鉛を用い青色ダイオード |
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16% | |
| Total: 36 votes
計36票と少なかったのですが、サリドマイド関連のニュースが一番人気でした。今月以降も続けて続けていきますのでぜひ投票よろしくお願い致します。この結果に関して、またニュースに関してのコメントと関連記事の方のトラックバックお待ちしています。 | |||
2005年3月 1日 ブレビコミン | 個別ページ | コメント(0) | トラックバック(0)
α‐リポ酸の脂肪蓄積抑制作用を高める効果を実証
ロート製薬は21日、同社独自の研究開発でα‐リポ酸がアミノ酸との併用で、脂肪細胞への脂肪蓄積を格段に抑制することを実証したと発表した。既にα‐リポ酸単体での脂肪抑制効果は確認済みで、さらに今回の成果を応用し、代謝低下による肥満の改善や肌の健康維持に役立つ製品の早期開発を進め、商品化を目指す考え。 実験では、脂肪細胞をインスリン添加培地で培養することで細胞中に脂肪を蓄積。そこにα‐リポ酸を添加すると脂肪の蓄積が抑制され、さらにアミノ酸(ロイシン)を組み合わせることで脂肪抑制効果が顕著に現れることを見出した。(引用:薬事日報)
テレビで話題のα-リポ酸(α-Lipoic acid)。ちっちゃいとよく見えませんが、英語表記の通りα-リボ酸ではなくリポ酸です。そんなものでやせたら世の中にデブはいないが、抗酸化力があるのは確かです。食べ物にも大豆とかレバーにも含まれています。今回はロイシン(Leucine)を組み合わせることによってより効果があるというわけです。
やせるかどうかは他のサイトで多く話題になっているのでもういいとして、一応化学のニュースサイトであるのと、一般的な話題に飽き飽きしている方もいるかもしれないので、他ではないαリボ酸の合成について少し書きます。(マニアックですみません。
α-リポ酸はどうやら天然(生物)からはあんまり取れないらしく(牛の肝臓10トンから30mgとありました。)、今あるα-リボ酸は合成で供給されていると思います。見ての通り単一の光学活性体(R体)なので合成するには不斉合成もしくはラセミ体をつくって光学分割しなければなりません。おそらくカルボン酸なので酵素を用いて分割しているとは思いますが。適当にScifinderで検索した一番最近の不斉合成例を挙げてみます。 
ref. ) Tetrahedron Lett. 45, 6027 (2004)
クライゼン転位とシャープレス不斉ジヒドロキシル化により1の光学活性ラクトンを合成し、3段階で2のジオールとした後、メシル化、デメシル化、エステルの加水分解によりα-リポ酸の不斉全合成を報告しています。うーんあまりうまくない。
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2005年2月25日 ブレビコミン | 個別ページ | コメント(0) | トラックバック(0)
メスゴキブリのフェロモン合成、駆除に活用・日米チーム
オスのゴキブリを引き付けるメスの性フェロモンを合成することに日米の共同チームが成功した。天然のものと同じようにオスが群がることを確認。メスの「魅力」を利用した効果的な駆除法の開発に役立つという。成功したのは元コーネル大学博士研究員の野島聡氏(現在は信越化学工業主任技術員)らのチーム。分析方法などを工夫し、チャバネゴキブリのメス1万5000匹から約5マイクロ(マイクロは100万分の1)グラムの性フェロモンを採取。これを基にフェロモンの構造を解明、人工的に合成した。(引用:日本経済新聞)
ブラテラキノンと命名したそうです。サイエンスに論文が報告されていました。(S. Nojima et al, Science, 2005, 307, 1104.)非常に単純な構造ですね。といっても最近の生物活性を有する天然物の単離、構造決定もそうですが5μgで構造を決定できるようになったのはすばらしいことです
合成は簡単。 2,5ジメトキシベンジルアルコールとイソバレルクロリドを縮合し、CANで酸化するだけです。こんな簡単に作れるなんて。脅威です

こんなフェロモン見つけてもしょうがないじゃないか!という人もいるかもしれませんが、結構役に立つんです。ゴキブリが寄ってくるということはそこに集めることができるんですね。ですから集めて一斉に駆除することができる。優れものですね。しかし、今までいなかったのにゴキブリが集まってきてしまうという難点もあるのだろうか・・・?
関連書籍
低分子量の生物活性物質、とくにホルモンとフェロモンについて、合成を中心に平易に解説。実験的な事柄を含めて生物活性物質の合成化学を解説するとともに、化学者の生き方についてもふれた、化学系の大学生のための副読本。
メスゴキブリのフェロモン合成、駆除に活用・日米チームの続きを読む
2005年2月18日 ブレビコミン | 個別ページ | コメント(0) | トラックバック(0)
がん細胞を狙い撃ち 田澤富山医薬大教授ら温熱治療新装置 体内に「鉄」注入、電磁波で加熱
2005年2月17日 ブレビコミン | 個別ページ | コメント(0) | トラックバック(0)
ノーベル受賞者、東北大が米から招請
東北大(仙台市)は16日、1999年のノーベル化学賞を受賞した米カリフォルニア工科大教授のアハメド・ゼワイル氏(58)を4月から常勤の教授として招請する、と発表した。
東北大が昨年10月に設けた「ユニバーシティ・プロフェッサー」の第1号。
ゼワイル氏は、光でさえ1ミリも進めない数百兆分の1秒の間に進む化学反応をレーザー光を使って観察、「フェムト(1フェムトは1000兆分の1)秒化学」と呼ぶ分野を切り開いた。 (引用:読売新聞)
1秒で地球を7周できる光でも、1000兆分の1秒(1フェムト秒)では1μmも進めません。この間隔のパルスをつかって分子を観察すると、その間隔での分子の運動を見ることができます。また、このような短い間隔でパルスを出す技術は超高速通信へと応用も可能です。
関連リンク
フェムト秒とは時間の単位で、1000兆分の1秒を表わします。光は1秒間に地球を7周半しますが、その光が1フェムト秒間に進む距離はわずか0.3ミクロン。これはウイルス、CDのピット幅、トランジスタのゲート長のスケールです。
関連書籍
現代物理を科学技術の基礎をなすものという観点から、膨大な現代物理の体系をできるだけ簡潔に、しかし数学的な厳密さに妥協することなく統一的に記述する。
2005年2月17日 ブレビコミン | 個別ページ | コメント(0) | トラックバック(0)
分子情報・バイオ2研究センター 九大開設
九州大学は15日、分子情報とバイオをテーマにした二つの研究センターを4月に開設する、と発表した。いずれも産学連携を進め、先端科学をめぐる九大の将来の拠点になるという。分子情報は「未来化学創造センター」。ナノテクノロジー(超微細技術)を基本に、超高感度センサーの開発や太陽電池の材料開発などをめざす。バイオは「バイオアーキテクチャーセンター」で、遺伝子やたんぱく質のレベルから生物の機能面を解析。世界有数の質量分析装置メーカー「島津製作所」(京都市)から研究者を招く。 (引用:朝日新聞)
2005年2月16日 ブレビコミン | 個別ページ | コメント(0) | トラックバック(0)
ガ求愛行動:性フェロモンを解明 東大など
カイコガの求愛行動で、雌が出す性フェロモンを雄が感じる際、その感度を数百倍に上げているたんぱく質を東京大と京都大の共同研究チームが見つけた。ガは数キロ離れた雌の居場所を知ることができるが、その超高感度センサーの仕組みの一端が解明された。4日発行の米科学誌「サイエンス」電子版に発表した。
カイコガは養蚕に使うカイコの成虫。東京大の東原和成・助教授(先端生命科学)らは、受容体を持つ雄の触角の感覚器(感覚毛)を詳しく調べ、どの感覚毛にも存在するが、センサーとして働いていない「BmOR2」というたんぱく質に着目した。
代表的な性フェロモン「ボンビコール」の受容体遺伝子をカエルの卵細胞に組み込み、BmOR2がある場合とない場合とで、受容体の感度を電気信号に置き換えて比べた。その結果、BmOR2がある場合は、ない場合より数百倍、性フェロモンに対して敏感だった。(引用:毎日新聞)
ボンビコールは非常に有名なフェロモンです。フェロモンの名前の由来はギリシャ語のpherein(運ぶ)とhormon(興奮させる)という意味からpheromoneとされているそうです。ちなみに私のHN、ブレビコミンもキクイムシという虫のフェロモンです。
11月にも類似のニュースが報告されており紹介しました。
前にも言いましたがフェロモンって分子量が小さく、飛んでしまうものですから単離も合成も非常に大変です。フェロモンの話には多くのサイエンス的に面白い話がありますね。今後紹介したいと思います。
関連書籍
五十万をこえるカイコガ、一万近いゴキブリ。その飼育が化学者たちのスタートラインだった。昆虫の「処女」から抽出された不思議な物質…。構造の解明から害虫駆除への応用まで、四十年の研究史を平易に解説する。
2005年2月 5日 ブレビコミン | 個別ページ | コメント(0) | トラックバック(0)
危険物取扱者試験の乙種全類 磐田農高生6人が合格
磐田市中泉の県立磐田農高(井田隆夫校長)の3年生6人がこのほど、危険物取扱者試験の乙種1類から6類まで全類合格を果たした。全類合格は高校生の受験資格範囲内では最高の資格で、同校では一挙に6人が合格する快挙となった。
合格したのは、食品科学科の鶴田悌美さん、傍島智子さん、山本真実さん、生活科学科の秋好美華さん、大澄理恵さん、生産科学科の鈴木皓之さん。6人は1年生のころから1、2種ずつ挑戦し、昨年11月の試験を最後に全類を取得した。
危険物取扱者資格はガソリンや酸化性個体など日常生活や生産活動で使う危険な薬品を取り扱うために必要で、試験では危険物に関する法令や物理学、化学などの知識が求められる。取得者は、ほぼすべての危険物の取り扱いができるという。(引用:静岡新聞)
地元の話なのでつい目が行ってしまいました。私の妹が通っていた高校です。お世辞にも成績がいい子が行くわけではありませんので、この合格はかなり勉強した結果だと思います。おめでとうございます。
ちなみに乙種危険物取扱者国籍、年齢、性別を問わず、誰でも受験できますが、甲種危険物取扱者の試験は制限事項があります。
下記の①②のどちらかを満たせば、国籍、年齢、性別を問わず、誰でも受験できます。また、居住地の制限もなく、いずれの都道府県でも受験できます。
①学校教育法(S22法律第26号)による大学、短期大学若しくは高等専門学校において化学に関する学科若しくは課程を修め卒業したもの。又はこれと同等の学力を有すると都道府県知事が認定したもの。
②乙種免状の交付を受けた後、2年以上の実務試験を有するもの。
とありますが、大学生は化学系の大学で化学の単位を15単位以上取れば受験することができます。
私は昔、この単位申請して受験しました。あんまり単位とってなかったんで、ぎりぎりでしたが(苦笑)
関連リンク
関連書籍
本試験でらくに実力が発揮できる実戦版。解答の急所がよくわかる徹底要点解説つき。
本試験でらくに実力が発揮できる実戦版。解答の急所がよくわかる徹底要点解説つき。
甲種危険物取扱者になるための試験の受け方をはじめ、試験に必要な知識、物理学や化学、危険物の性質等についての要点解説と基本問題・解説、法令についても基本問題・解説を載せた。
危険物取扱者試験の乙種全類 磐田農高生6人が合格の続きを読む
2005年2月 4日 ブレビコミン | 個別ページ | コメント(0) | トラックバック(0)
