化学者のつぶやき

  1. 銀イオンクロマトグラフィー

    以前、カラムクロマトグラフィーの吸引型手法の一つ、DCVCについてご紹介致しました。前回は操作による違いがメインでしたが、今回はシリカゲルの性質を変化させることについてご紹介致します。カラムに利用する際には担時したものをシリカに用い…

  2. ニセ試薬のサプライチェーン

    偽造試薬の一大市場となっている中国。その製造・供給ルートには、近所の印刷店など、予想だにしない人々ま…

  3. どっちをつかう?:adequateとappropriate

    日本人学者の論文で形容詞「adequate」と「appropriate」が混同されることはしばしば見…

  4. 大麻から作られる医薬品がアメリカでオーファンドラッグとして認証へ

    FDA(アメリカ食品医薬品局)*1 は、ジャマイカの科学者 Dr. Henry Lowe によって開…

  5. ゾル-ゲル変化を自ら繰り返すアメーバのような液体の人工合成

    第113回のスポットライトリサーチは、東京大学大学院工学系研究科博士後期課程2年の小野田 実真(おの…

  6. アルデヒドを分液操作で取り除く!

  7. 近赤外光を吸収する有機分子集合体の発見

  8. 有機合成化学協会誌2017年8月号:C-H活性化・アリール化重合・オキシインドール・遠隔不斉誘導・ビアリールカップリング

  9. ヘテロ原子を組み込んだ歪シクロアルキン簡便合成法の開発

  10. 高速原子間力顕微鏡による溶解過程の中間状態の発見

  11. 変異体鏡像Rasタンパクの化学全合成

  12. アレクセイ・チチバビン ~もうひとりのロシア有機化学の父~

  13. Chemistry Reference Resolverをさらに便利に!

  14. スルホキシイミンを用いた一級アミン合成法

  15. 「芳香族共役ポリマーに学ぶ」ーブリストル大学Faul研より

  16. いざ、低温反応!さて、バスはどうする?〜水/メタノール混合系で、どんな温度も自由自在〜

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  6. 二元貴金属酸化物触媒によるC–H活性化: 分子状酸素を酸化剤とするアレーンとカルボン酸の酸化的カップリング
  7. 第2回「Matlantis User Conference」

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大森 建(おおもり けん, 1969年 02月 12日–)は、日本の有機合成化学者。東京科学大学(I…

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