化学者のつぶやき論文

  1. CO2が原料!?不活性アルケンのアリールカルボキシ化反応の開発

    可視光レドックス触媒による不活性アルケンと二酸化炭素(CO2)とのアリールカルボキシ化が開発された。可視光照射下でのCO2ラジカルアニオンを用いた不活性アルケンの初の1,2-二官能基化反応である。可視光レドックス触媒を用いたアルケンのカ…

  2. TMSClを使ってチタンを再生!チタン触媒を用いたケトン合成

    カルボン酸誘導体とgem-ジハロアルカンからのチタン触媒を用いたケトンの合成法が報告された。オレフィ…

  3. ホウ素が隣接した不安定なカルベン!ジボリルカルベンの生成

    p受容性置換基をもち不安定なジボリルカルベン(DBC)の新たな生成法が開発された。さらに、NMR実験…

  4. 転位のアスレチック!(–)-Retigeranic acid Aの全合成

    (–)-Retigeranic acid Aの不斉全合成が達成された。ODI-カスケード反応と還元的…

  5. 決め手はジアゾアルケン!!芳香環の分子内1,3-双極子付加環化反応

    芳香環の1,3-双極子付加環化反応を達成した。生成が困難なジアゾアルケンを双極子に用いたことがこの高…

  6. アセタールで極性転換!CF3カルビニルラジカルの求核付加反応

  7. ハワイの海洋天然物(+)-Waixenicin Aの不斉全合成

  8. タンパク質を華麗に模倣!新規単分子クロリドチャネル

  9. HTEで一挙に検討!ペプチドを基盤とした不斉触媒開発

  10. 変幻自在にジアゼンへ!アミンを用いたクロスカップリングの開発

  11. 不安定さが取り柄!1,2,3-シクロヘキサトリエンの多彩な反応

  12. η6配位アルキルベンゼンで全炭素(3+2)環化付加

  13. デカすぎる置換基が不安定なリンホウ素二重結合を優しく包み込む

  14. カスケードDA反応による(+)-Pedrolideの全合成ダダダダ!

  15. 空気と光からアンモニアを合成

  16. 50年来の謎反応を解明せよ

スポンサー

ピックアップ記事

  1. アルツハイマー病早期発見 磁気画像診断に新技術
  2. 研究者・技術系ベンチャー向けアクセラレーションプログラム”BRAVE”参加者募集
  3. 究極の二量体合成を追い求めて~抗生物質BE-43472Bの全合成
  4. P-キラルホスフィンの合成 Synthesis of P-chirogenic Phosphine
  5. サブフタロシアニン SubPhthalocyanine
  6. D. G. Musaev教授の講演を聴講してみた
  7. 吉見 泰治 Yasuharu YOSHIMI

注目情報

最新記事

第67回「1分子レベルの酵素活性を網羅的に解析し,疾患と関わる異常を見つける」小松徹 准教授

第67回目の研究者インタビューです! 今回は第49回ケムステVシンポ「触媒との掛け算で拡張・多様化す…

四置換アルケンのエナンチオ選択的ヒドロホウ素化反応

四置換アルケンの位置選択的かつ立体選択的な触媒的ヒドロホウ素化が報告された。電子豊富なロジウム錯体と…

【12月開催】 【第二期 マツモトファインケミカル技術セミナー開催】 題目:有機金属化合物 オルガチックスのエステル化、エステル交換触媒としての利用

■セミナー概要当社ではチタン、ジルコニウム、アルミニウム、ケイ素等の有機金属化合物を“オルガチッ…

河村奈緒子 Naoko Komura

河村 奈緒子(こうむら なおこ, 19xx年xx月xx日-)は、日本の有機化学者である。専門は糖鎖合…

分極したBe–Be結合で広がるベリリウムの化学

Be–Be結合をもつ安定な錯体であるジベリロセンの配位子交換により、分極したBe–Be結合形成を初め…

PAGE TOP