化学者のつぶやき論文

  1. タンパクの骨格を改変する、新たなスプライシング機構の発見

    DNAを設計図とするタンパクは、すべてα-アミノ酸からできています。ところがチューリッヒ工科大学のJörn Piel教授らは、タンパクの骨格にβ-アミノ酸を生じる天然のスプライシング機構を発見し、Science誌に発表しました。“Nat…

  2. 二つのCO2を使ってアジピン酸を作る

    CO2とニッケル触媒、マンガンを用いた1,3-ジエンの位置選択的な1,4-ジカルボキシル化反応が開発…

  3. 5-ヒドロキシトリプトファン選択的な生体共役反応

    2017年、ボストンカレッジのAbhishek Chatterjeeらは、5-ヒドロキシトリプトファ…

  4. ルテニウム触媒によるC-C結合活性化を介した水素移動付加環化型カップリング

    2017年、テキサス大学オースティン校・Micharl J. Krischeらは、Ru(0)触媒によ…

  5. 触媒のチカラで拓く位置選択的シクロプロパン合成

    嵩高いコバルト錯体を触媒として用いた位置選択的Simmons–Smith型モノシクロプロパン化反応が…

  6. 磁力で生体触媒反応を制御する

  7. 唾液でHIV検査が可能に!? 1 attoモル以下の超高感度抗体検出法

  8. 環サイズを選択できるジアミノ化

  9. リチウムイオンに係る消火剤電解液のはなし

  10. 有機レドックスフロー電池 (ORFB)の新展開:オリゴマー活物質の利用

  11. 有機レドックスフロー電池 (ORFB)の新展開:高分子を活物質に使う

  12. システインの位置選択的修飾を実現する「π-クランプ法」

  13. 有機ルイス酸触媒で不斉向山–マイケル反応

  14. 光触媒ーパラジウム協働系によるアミンのC-Hアリル化反応

  15. 独自の有機不斉触媒反応を用いた (—)-himalensine Aの全合成

  16. 光触媒ラジカル付加を鍵とするスポンギアンジテルペン型天然物の全合成

スポンサー

ピックアップ記事

  1. フライデーハーバー研究所
  2. アーサー・L・ホーウィッチ Arthur L. Horwich
  3. 有機合成化学協会誌2020年10月号:ハロゲンダンス・Cpルテニウム–Brønsted酸協働触媒・重水素化鎖状テルペン・エラスティック結晶・複核ホウ素ヘテロ環
  4. 生物のデザインに学ぶ-未来をひらくバイオミメティクス-に行ってきました!
  5. 分子があつまる力を利用したオリゴマーのプログラム合成法
  6. 第64回―「ホウ素を含むポルフィリン・コロール錯体の研究」Penny Brothers教授
  7. 元素周期 萌えて覚える化学の基本

注目情報

最新記事

7th Compound Challengeが開催されます!【エントリー〆切:2026年03月02日】 集え、”腕に覚えあり”の合成化学者!!

メルク株式会社より全世界の合成化学者と競い合うイベント、7th Compound Challenge…

乙卯研究所【急募】 有機合成化学分野(研究テーマは自由)の研究員募集

乙卯研究所とは乙卯研究所は、1915年の設立以来、広く薬学の研究を行うことを主要事業とし、その研…

大森 建 Ken OHMORI

大森 建(おおもり けん, 1969年 02月 12日–)は、日本の有機合成化学者。東京科学大学(I…

西川俊夫 Toshio NISHIKAWA

西川俊夫(にしかわ としお、1962年6月1日-)は、日本の有機化学者である。名古屋大学大学院生命農…

市川聡 Satoshi ICHIKAWA

市川 聡(Satoshi Ichikawa, 1971年9月28日-)は、日本の有機化学者・創薬化学…

PAGE TOP