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フライデーハーバー研究所

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フライデー・ハーバー研究所(Friday Harbor Laboratory)は、ワシントン大学に属する海洋生物学研究所。FHLの略称で呼ばれる。(写真:Gravel Beach

主眼とする領域は海洋生物学であるが、2008年ノーベル化学賞を受賞した下村脩博士がオワンクラゲの研究を行ったところとしても有名。下村博士は研究所近くの海面を埋めるほどいたオワンクラゲを100万匹採取し、緑色蛍光タンパク(GFP)の精製を行ったという逸話が知られている。この発見を記念して、研究所にはGFP分子像をモチーフとした彫刻(作成)が展示されている。

Friday_Harbor_Lab_1.jpg

(写真:ASBMBtodayより引用)

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関連リンク

Friday Harbor Laboratories – Wikipedia
Friday Harbor臨海研究所
Friday Harbor Laboratories 公式サイト
クラゲ探し – 下村脩
Science in art and art in science: an interview with Julian Voss-Andreae
GFP研究の歴史をひもとく(PDF)
2008年ノーベル化学賞(有機化学美術館・分館)
2008年ノーベル化学賞(有機って面白いよね!)

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cosine

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博士(薬学)。Chem-Station副代表。国立大学教員→国研研究員にクラスチェンジ。専門は有機合成化学、触媒化学、医薬化学、ペプチド/タンパク質化学。
関心ある学問領域は三つ。すなわち、世界を創造する化学、世界を拡張させる情報科学、世界を世界たらしめる認知科学。
素晴らしければ何でも良い。どうでも良いことは心底どうでも良い。興味・趣味は様々だが、そのほとんどがメジャー地位を獲得してなさそうなのは仕様。

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