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cosine

博士(薬学)。Chem-Station副代表。国立大学教員→国研研究員にクラスチェンジ。専門は有機合成化学、触媒化学、医薬化学、ペプチド/タンパク質化学。
関心ある学問領域は三つ。すなわち、世界を創造する化学、世界を拡張させる情報科学、世界を世界たらしめる認知科学。
素晴らしければ何でも良い。どうでも良いことは心底どうでも良い。興味・趣味は様々だが、そのほとんどがメジャー地位を獲得してなさそうなのは仕様。

  1. 合成生物学を疾病治療に応用する

    先日の記事では、「ものづくり」に焦点を当てて、合成生物学の力量と将来性を紹介してきました。しかしその応用は、「ものづくり」にとどまるものではありません。新たな人工生物系を用い、高い選択性/有効性/安全性を持った治療法の開発が…

  2. 有機合成化学 vs. 合成生物学 ― 将来の「薬作り」を席巻するのはどっち?

    望みの有機化合物が欲しい場合、普通は有機合成(Organic Synthesis)によって供給します…

  3. 和製マスコミの科学報道へ不平不満が絶えないのはなぜか

    (引用:ajw.asahi.com)先日発表された歴史をひっくり返すほどの研究、STAP細胞のニ…

  4. デヴィッド・ミルステイン David Milstein

    デヴィッド・ミルステイン(David Milstein, 1947年6月4日-)…

  5. バートン・ケロッグ反応 Barton-Kellogg Reaction

    概要ジアゾ化合物とチオケトンを反応させて多置換アルケンを合成する手法。McMur…

  6. コーリー・ギルマン・ガネム酸化 Corey-Gilman-Ganem Oxidation

  7. キレトロピー反応 Cheletropic Reaction

  8. ジオトロピー転位 dyotropic rearrangement

  9. ビンゲル反応 Bingel Reaction

  10. バールエンガ試薬 Barluenga’s Reagent

  11. ボイヤー・シュミット・オーブ転位 Boyer-Schmidt-Aube Rearrangement

  12. NHPI触媒によるC-H酸化 C-H Oxidation with NHPI Catalyst

  13. カラッシュ付加反応 Kharasch Addition

  14. カラッシュ・ソスノフスキ-酸化 Kharasch-Sosnovsky Oxidation

  15. E値 Environmental(E)-factor

  16. 論文コレクター必見!WindowsでPDFを全文検索する方法

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