[スポンサーリンク]

一般的な話題

おまえら英語よりもタイピングやろうぜ ~中級編~

[スポンサーリンク]

さてさて本シリーズは「巷でちやほやされてる英語より、タイピングを超速化するほうがずっと簡単だし生産性上がるぜ」という趣旨で提供しております。異論は認めません(笑)

初級編ではブラインドタッチをご紹介しました。これすらできないお方はそもそも門前払いという、なんともマッチョな指南記事ですが、ともかく無事にマスターできたとして話を進めます。

ブラインドタッチが出来るレベルなら、現実的に事務処理に困ることもないはずですが、やはりどうせならもっと速く打てるようになりたいところ。さらに仕事が速く片付くだろう道理です。

では、どうやったらタイピングを超速化できるのでしょう?

期待させておいてなんですが、「とにかくストイックに訓練するのみ」という、何のひねりもないという結論です・・・スミマセン。

しかし同じストイックに努めるせよ、何事にも上手いやり方があると信じてやまない筆者。一つ自分の経験談をもとにご紹介しましょう。

筆者が本格的に訓練するようになったきっかけは、友人から教えてもらったタイプウェルという無料訓練ソフト。400打を打ち終わるに要する秒数を記録し、これを指標としたタイピング成長度を日々記録していくだけの、なんとも無骨なソフトです(動画参照)。

しかし侮るなかれ、実はこれ、日本中の高速タイパー御用達の知る人ぞ知る訓練ソフトなのです。味気なく見えますが、細かい点でとても作りこまれています。たとえば苦手キー表示やミス回数記録、目標速度設定、リプレイ機能など、訓練・苦手克服に欠かせない機能が満載。英単語バージョンも公開されているので、英文タイピングの訓練もできます。これも研究者にはありがたい。

またこのソフト、想定上限レベルが異様に高く設定されていることも特徴です。腕に覚えのある方は、自分のタイプウェル記録を公式サイトに申請してみると良いでしょう。国内ランキングにエントリーできます。ここは異次元高速タイパーがうごめく世界で、良くも悪くも無限の世界を感じることができます(笑)。全く上限が見えないので、目標には事欠きません。

当の筆者は大学時代、「タイプウェル国語R」に友人達と競って激ハマリした経緯があります。結果として、事務処理目的には甚だ過ぎたる速度のタイピングスキルをマスターしてしまいました(!)。最近は時間もないためめっきり訓練をサボっているものの、とかくここまでの打鍵速度を身につけてしまえば、日々の仕事で恩恵を感じる機会に事欠かないわけです。

 

typing_middle_1.png

↑自己ベスト。しかしこの程度ではランキング1000位にも入れない有様。日本は広い・・・ふぅ。

ストイックに続けられた理由は、競争できる友人が身近にいたことにあると思います。みなさんも周りを巻き込んで、ゲーム感覚でタイプウェル訓練を1日30分導入してみてはいかがでしょうか。効果の程は保証しますよ!英語習得はその後でも全く遅くない!
さてさて最後は「上級編」・・・正直、ほとんどの人にとって全く必要ない世界です(笑)。一応、乞うご期待、ということで・・・。

cosine

投稿者の記事一覧

博士(薬学)。Chem-Station副代表。国立大学教員→国研研究員にクラスチェンジ。専門は有機合成化学、触媒化学、医薬化学、ペプチド/タンパク質化学。
関心ある学問領域は三つ。すなわち、世界を創造する化学、世界を拡張させる情報科学、世界を世界たらしめる認知科学。
素晴らしければ何でも良い。どうでも良いことは心底どうでも良い。興味・趣味は様々だが、そのほとんどがメジャー地位を獲得してなさそうなのは仕様。

関連記事

  1. 質量分析で使うRMS errorって?
  2. 科学とは「世界中で共有できるワクワクの源」! 2018年度ロレア…
  3. ありふれた試薬でカルボン酸をエノラート化:カルボン酸の触媒的α-…
  4. 【書籍】英文ライティングの基本原則をおさらい:『The Elem…
  5. ミツバチに付くダニのはなし
  6. 芳香環交換反応を利用したスルフィド合成法の開発: 悪臭問題に解決…
  7. 始めよう!3Dプリンターを使った実験器具DIY:3D CADを使…
  8. ChatGPTが作った記事を添削してみた

コメント、感想はこちらへ

注目情報

ピックアップ記事

  1. 核酸医薬の物語2「アンチセンス核酸とRNA干渉薬」
  2. いま企業がアカデミア出身者に期待していること
  3. シュミット転位 Schmidt Rearrangement
  4. トンネル構造をもつマンガン酸化物超微粒子触媒を合成
  5. NHKアニメ『エレメントハンター』 2009年7月スタート!
  6. 浜松ホトニクス、ヘッド分離型テラヘルツ波分光分析装置を開発
  7. DMFを選択的に検出するセンサー:アミド分子と二次元半導体の特異な相互作用による検出原理を発見
  8. エピスルフィド合成 Episulfide Synthesis
  9. Appel反応を用いるホスフィンの不斉酸化
  10. ダイヤモンドは砕けない

関連商品

ケムステYoutube

ケムステSlack

月別アーカイブ

2013年2月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728  

注目情報

最新記事

実験条件検討・最適化特化サービス miHubのメジャーアップデートのご紹介 -実験点検討と試行錯誤プラットフォーム-

開催日:2023/12/13 申し込みはこちら■開催概要近年、少子高齢化、働き手の不足の…

カルボン酸β位のC–Hをベターに臭素化できる配位子さん!

カルボン酸のb位C(sp3)–H結合を直接臭素化できるイソキノリン配位子が開発された。イソキノリンに…

【12月開催】第十四回 マツモトファインケミカル技術セミナー   有機金属化合物 オルガチックスの性状、反応性とその用途

■セミナー概要当社ではチタン、ジルコニウム、アルミニウム、ケイ素等の有機金属化合物を“オルガチッ…

保護基の使用を最小限に抑えたペプチド伸長反応の開発

第584回のスポットライトリサーチは、東京大学大学院 薬学系研究科 有機合成化学教室(金井研究室)の…

【ナード研究所】新卒採用情報(2025年卒)

NARDでの業務は、「研究すること」。入社から、30代・40代・50代……

書類選考は3分で決まる!面接に進める人、進めない人

人事担当者は面接に進む人、進まない人をどう判断しているのか?転職活動中の方から、…

期待度⭘!サンドイッチ化合物の新顔「シクロセン」

π共役系配位子と金属が交互に配位しながら環を形成したサンドイッチ化合物の合成が達成された。嵩高い置換…

塩基が肝!シクロヘキセンのcis-1,3-カルボホウ素化反応

ニッケル触媒を用いたシクロヘキセンの位置および立体選択的なカルボホウ素化反応が開発された。用いる塩基…

中国へ行ってきました 西安・上海・北京編①

2015年(もう8年前ですね)、中国に講演旅行に行った際に記事を書きました(実は途中で断念し最後まで…

アゾ重合開始剤の特徴と選び方

ラジカル重合はビニルモノマーなどの重合に用いられる方法で、開始反応、成長反応、停止反応を素反応とする…

実験器具・用品を試してみたシリーズ

スポットライトリサーチムービー

PAGE TOP