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ショウガに含まれる辛味成分

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ジンゲロンはショウガに含まれる辛味の主要成分で1),独特の刺激のある甘い香りを発することから調合用香り成分としても用いられます。ジンゲロンはカプサイシンやオイゲノールと同じバニロイドに属し,熱や痛みに応答する受容体であるTRPV1を活性化することが知られています2)。抗酸化作用3),抗炎症作用4),抗菌作用5),エネルギー消費促進作用6)などの様々な生理活性を持つことから注目されています。

1)D. W. Connell, M. D. Sutherland, Aust. J. Chem. 1969, 22, 1033.
2)駒井三千夫, 井上貴詞, 長田和実, におい・かおり環境学会誌 2006, 37, 408.
3)抗酸化作用
 a)R. Aeschbach, J. Loliger, B. C. Scott, A. Murcia, J. Butler, B. Halliwell, O. I. Aruoma, Food Chem. Tox. 1994, 32, 31.
 b)H. Kabuto, M. Nishizawa, M. Tada, C. Higashio, T. Shishibori, M. Kohno, Neurochem. Res. 2005, 30, 325.
4)抗炎症作用
 H.-M. Woo, J.-H. Kang, T. Kawada, H. Yoo, M.-K. Sung, R. Yu, Life Sci. 2007, 80, 926.
5)抗菌作用
 G. Singh, I. P. S. Kapoor, P. Singh, C. S. de Heluani, M. P. de Lampasona, C. A. N. Catalan, Food Chem. Toxicol. 2008, 46, 3295.
6)エネルギー消費促進作用
 a)河田照雄, 日本栄養・食糧学会誌 1992, 45, 303.
 b)石見百江,寺田澄玲,砂原緑,下岡里英,嶋津孝, 日本栄養・食糧学会誌 2003, 56, 159.

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