文部科学省科学研究費助成事業「学術変革領域研究(A): デジタル化による高度精密有機合成の新展開」・AI勉強会+若手セミナー@高知大学 のご案内
会期: 2025年11⽉12⽇(水)~14日(金)
会場: 高知大学 学術情報基盤図書館 メディアホール
主催: 学術変革領域研究(A): デジタル化による高度精密有機合成の新展開(デジタル有機合成)
協賛: Chem-Station(ケムステ)
世話人:津田 正史(高知大学)、納戸 直木(名古屋大学)、滝澤 忍(大阪大学)
参加費:無料(若手セミナーの懇親会を除く)
※定員に達した場合、締切日前でも受付を終了することがあります。お早めにお申し込みください。
【趣旨】
科学技術の進歩は、多様な研究⼿法を創り出し、有機化学に新たな展開をもたらしている。この100 年余り変わることのなかったバッチ合成に加え、フロー合成、電解合成、⾃動合成、光照射、DFT 計算、機械学習など、この20 年の間に、様々な⼿法が複合的に取り入れられ、従来では困難とされていた分⼦が驚くようなスピードで合成されるようになってきている。このような有機化学分野の変⾰を受けて、今回『AI勉強会+若⼿セミナー@高知大学』では、日本の有機化学の新たな潮流を先導し、次世代を担う研究者が高知大学に集い、若手研究者へのデータ駆動型有機合成の啓蒙、及び若手研究者の研究発表を行い、今後の日本の有機化学の未来について議論していく。
【プログラム】
11⽉12⽇(⽔):AI勉強会
講師: 納戸 直木 先生(名古屋大学)
13:30-15:00 実習・授業①
15:00-15:30 休憩・情報交換
15:30-17:00 実習・授業②
17:30-18:30 意見交換会(参加費無料)
11⽉13⽇(木):若手セミナー(1⽇⽬)
13:30-13:40 開会挨拶 大嶋 孝志(「デジタル有機合成」領域代表・九州大学)
13:40-13:50 セミナー講師紹介 司会:滝澤 忍(大阪大学)
13:50-14:30 講演① 海東 和麻 先生(産業技術総合研究所)
14:40-15:20 講演② 中島 誠也 先生(東京大学)
15:20-15:40 休憩・情報交換
15:40-16:20 講演③ 勝山 彬 先生(北海道大学)
16:30-17:00 ショートプレゼン 参加者全員 PPT2枚以内・発表1分以内
17:30-19:30 懇親会(参加費5000円)
11⽉14⽇(金):若手セミナー(2⽇⽬)
09:00-09:40 講演④ 神名 航 先生(北海道大学)
09:50-10:30 講演⑤ 人羅 勇気 先生(熊本大学)
10:30-10:50 休憩・情報交換
10:50-11:30 講演⑥ 西本 能弘 先生(大阪大学)
11:30-11:40 閉会挨拶 津田 正史(高知大学)
【参加申込方法】
以下のフォームより10月31日(金)までに参加登録をお願いします。
https://forms.gle/xAC3inMDnMGDnhe79
【若手セミナーの演題および講演概要】
講演① 海東 和麻 先生:照会中
講演② 中島 誠也 先生:照会中
講演③ 勝山 彬 先生:照会中
講演④ 神名 航 先生:照会中
講演⑤ 人羅 勇気 先生:照会中
講演⑥ 西本 能弘 先生「光触媒や反応試薬を“回帰分析で設計する”という試み」
回帰分析や機械学習、さらにはAIは、化学分野においても次第に不可欠なツールとなりつつある。しかしながら、講演者は根っからの実験系有機合成化学者であり、これらの新たなツールを活用することには高いハードルがあった。幸いにも、学術変革領域研究A「デジタル有機合成」の発足により、これらの技術を取り入れた研究環境が整い、いくつかの研究テーマにおいて回帰分析を用いた新規有機反応の開発に取り組むことが可能となった。本講演では、超原子価ヨウ素試薬およびフェノール系光触媒の設計において、特に複数の置換基の相乗効果を活用する分子設計を回帰分析により目指す研究について紹介する。
【問合せ先】
津田 正史(高知大学) E-mail: mtsuda@kochi-u.ac.jp
納戸 直木(名古屋大学) E-mail: noto.naoki.f5@f.mail.nagoya-u.ac.jp
滝澤 忍(大阪大学) E-mail: taki@sanken.osaka-u.ac.jp































