[スポンサーリンク]

化学者のつぶやき

その酸素、“本当にその場所”の値ですか? ニードル式酸素センサーを使ってみた!

[スポンサーリンク]

突然ですが、

「培養の再現性がなんか悪い」「同じ条件のはずなのに結果がズレる」といった経験はありませんか?

pHも温度も問題ない。条件も揃っている。なのにズレる。…それは、もしかすると酸素が原因かもしれません。

酸素って、意外と“見えていない”

今回はそんな課題を解決できるPreSens社のニードル式酸素センサーについて、気軽に読める紹介記事としてまとめてみました!

〈目次〉

1.その酸素、“本当にその場所”の値?

2.ニードル式酸素センサーを使ってみた!

3.ニードル式はどんなときに有効?

4.ニードル式酸素センサー無料デモ実施中!

1.その酸素、”本当にその場所”の値?

溶存酸素(DO)が重要なのは分かっていても、正直なところ「ちゃんと測れているのかな?」と感じることはありませんか?

「とりあえずDOは測っているけど、それって平均値では?」

「本当に細胞のまわりって、その濃度になっているの?」

「そもそも低酸素、ちゃんと作れてる?」

そんな疑問を感じたことがある方も多いのではないでしょうか。

実際、培養液の中は意外と不均一で、場所によって酸素濃度が変わることもあります。

たとえば、「上は酸素リッチ、下は低酸素」といった状態が起きているケースもあります。

“吸って測ってる” “酸素を消費する”問題

 ここで少し重要なお話です。

一般的な微小領域の酸素測定では、「吸い取って測る(吸入・サンプリング)」、「原理的に酸素を消費する」といったタイプが多く使われています。

これによって何が起こるかというと、

・サンプリング中に外部の影響を受ける

・拡散で値が変わる

・時間遅れが生じる

・経時的に濃度が変化する

つまり、「その瞬間・その場所の値」を正確に捉えられていない可能性がある、ということです。

特に低酸素条件では、これらの影響が無視できなくなります。

では、“その場所”を正確に測るにはどうすればよいのでしょうか。

 そこで登場するのが、今回ご紹介するニードル式酸素センサーです。

名前の通り、細い針状のセンサーで、対象に直接刺して測定します。

つまり、「その場所の酸素を、そのまま測る」ことができるというわけです。

なお、酸素に関する基礎的な内容については、以前の記事でも紹介していますので、あわせて参考にしてください。

 2.ニードル式酸素センサーを使ってみた!

実際に、ニードル式酸素センサーを使用している動画をご紹介します。

製品名:マイクロ/ニードル酸素濃度計(1チャンネル式) OXY-1 ST trace

https://na2.hubs.ly/H04GFy10

 「動画」

 <リンクの場合はこちら>

https://youtu.be/_aSsqSXeDbw?si=a1s13if-jn_os5g2

 <埋め込みの場合はこちら>

このように、ニードルを対象に直接刺して測定します。

ニードルの構成は下記のようになっています。

*image04

先端は約50µmオーダーの局所測定が可能で、用途に応じて以下のように使用できます。

・培養液にそのまま刺す

・バイオフィルムに刺す

・小型リアクターに刺す

このように、比較的直感的に扱えるのも特徴です。

さらに光学式のため、吸引を行わず、酸素を消費しない点も見逃せないポイントです。

3.ニードル式はどんなときに有効?

特に効果を発揮する分野は、以下の通りです。

分野 特徴 メリット
細胞培養(低酸素系) 細胞の“すぐ近く”の酸素濃度を把握 低酸素条件の再現性向上に貢献
バイオフィルム・微生物 内部の無酸素領域をそのまま測定 推測ではなく実測データとして評価可能
マイクロ流体・微小リアクター 微小スケール環境で高性能を発揮 従来法では難しかった領域にも対応可能

これらの用途については、一度測定をお試しいただくことで、これまでの印象が変わる可能性があります。
局所的な酸素濃度の評価にお困りの方や、原因不明のばらつきにお悩みの方は、ぜひ一度ニードル式での測定をご検討ください!

4.ニードル式酸素センサー無料デモ実施中!

三洋貿易株式会社では、上記のようなニードル式酸素計について、本ページをご覧いただいた方を対象に無償デモを実施しております。

他にも、非破壊酸素計にご興味がある方は、こちらの製品を取り扱っている三洋貿易株式会社までお問い合せください!

■【期間限定】マイクロ/ニードル酸素濃度計デモ機無料レンタルキャンペーン実施中!

https://na2.hubs.ly/H04KxDc0

■製品の詳細・カタログのダウンロードはこちら

https://na2.hubs.ly/H04GFy10

※すべての容器、培養液に対応しているわけではございません。

詳細はお問合せください。

——————————-

お問い合わせ

三洋貿易株式会社 ライフサイエンス事業部 科学機器部

三洋貿易株式会社 科学機器部は科学機器の総合商社です。幅広い分野で市場ニーズの高い商品を提供しています。購入後の機器のメンテナンスもお任せください。

HP: https://www.sanyo-si.com/

Email:info-si@sanyo-trading.co.jp

Avatar photo

ケムステPR

投稿者の記事一覧

ケムステのPRアカウントです。募集記事や記事体広告関連の記事を投稿します。

関連記事

  1. (−)-Salinosporamide Aの全合成
  2. 「炭素-炭素結合を切って組み替える合成」テキサス大学オースティン…
  3. 励起パラジウム触媒でケトンを還元!ケチルラジカルの新たな発生法と…
  4. ファラデーのつくった世界!:−ロウソクの科学が歴史を変えた
  5. ミトコンドリア内タンパク質を分解する標的タンパク質分解技術「mi…
  6. メタンガスと空気からメタノールを合成する
  7. 研究者のためのCG作成術③(設定編)
  8. 第18回ケムステVシンポ『”やわらか電子材料R…

注目情報

ピックアップ記事

  1. セス・B・ハーゾン Seth B. Herzon
  2. チャンパック・チャッタージー Champak Chatterjee
  3. 研究室でDIY!割れないマニホールドをつくろう・改
  4. 2024年ノーベル化学賞は、「タンパク質の計算による設計・構造予測」へ
  5. 安定な環状ケトンのC–C結合を組み替える
  6. 2014年ケムステ記事ランキング
  7. アミノ酸「ヒスチジン」が脳梗塞に有効――愛媛大が解明
  8. 化学系学生のための企業合同説明会
  9. 芳香族求核置換反応で18Fを導入する
  10. 身近なカガクを説明した記事まとめ

関連商品

ケムステYoutube

ケムステSlack

月別アーカイブ

2026年4月
 12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
27282930  

注目情報

最新記事

その酸素、“本当にその場所”の値ですか? ニードル式酸素センサーを使ってみた!

突然ですが、「培養の再現性がなんか悪い」「同じ条件のはずなのに結果がズレる」といった経験はあ…

有機合成化学協会誌2026年4月号:activatable型分子プローブ・DMAPO触媒・カルビノールアニオン・アミコラマイシンの全合成・構造指向スクリーニング

有機合成化学協会が発行する有機合成化学協会誌、2026年4月号がオンラインで公開されています。…

第37回仙台シンポジウム参加登録開始のご案内

これまで「万有仙台シンポジウム」は、MSD生命科学財団の助成を受けて開催されてまいりましたが、同財団…

デイビッド・サーラ David Sarlah

デイビッド・サーラ(David Sarlah、1983年X月XX日–)は米国の有機化学者である。米国…

第13回慶應有機化学若手シンポジウム

概要主催:慶應有機化学若手シンポジウム実行委員会共催:慶應義塾大学理工学部・理工学研究科…

ラジカル機構で一挙に環化!光励起PdによるPAHの合成

可視光励起パラジウムを用いたアリールハライドと末端アルキンのラジカルカスケード環化を報告した。得られ…

【産総研・触媒化学研究部門】新卒・既卒採用情報

触媒部門では、「個の力」でもある触媒化学を基盤としつつも、異分野に積極的に関わる…

励起状態での配位結合解離を利用して二重CPLを示す分子を開発!

第701回のスポットライトリサーチは、名古屋大学 学際統合物質科学研究機構(IRCCS, 山口茂弘研…

化学・工学・情報系研究者も応募可能! 上原財団の研究助成が40周年で進化

上原記念生命科学財団の助成金をご存知でしょうか。私も2014年に本助成をいただき、その後、研究室を主…

【ナード研究所】新卒採用情報(2027年卒)

NARDでの業務は、「研究すること」。入社から、30代・40代・50代…と、…

実験器具・用品を試してみたシリーズ

スポットライトリサーチムービー

PAGE TOP