[スポンサーリンク]

化学一般

化学に魅せられて

 

内容

白川博士の発言は,科学者としての枠をこえた魅力と希望を私たちに与えてくれる.ストックホルムでのノーベル化学賞受賞記念講演と,既発表の文章をまとめて1冊として刊行.彼の発見した導電性ポリマーとは何か,その発見にいたる経緯はもちろん,学問や自然への姿勢,研究体制のありかたなどが縦横に語られる.

対象

すべての人

 

評価・解説

ノーベル化学賞受賞者、白川英樹博士の自伝です。

セレンディピティという単語が一般に広まるきっかけともなった彼の受賞・大発見は、いかにして生まれたのか? 実際の学術的内容に触れつつも、一般人にもわかりやすい平易な文章で書かれているため、読みやすいです。控えめながらも芯のある研究哲学が記された本書からは、科学者の枠を超えた氏の人間的魅力があふれています。

 

関連書籍

 

The following two tabs change content below.
cosine

cosine

博士(薬学)。Chem-Station副代表。現在国立大学教員として勤務中。専門は有機合成化学、主に触媒開発研究。 関心ある学問領域は三つ。すなわち、世界を創造する化学、世界を拡張させる情報科学、世界を世界たらしめる認知科学。 素晴らしければ何でも良い。どうでも良いことは心底どうでも良い。興味・趣味は様々だが、そのほとんどがメジャー地位を獲得してなさそうなのは仕様。

関連記事

  1. 創薬化学―有機合成からのアプローチ
  2. 有機反応の立体選択性―その考え方と手法
  3. Nanomaterials: An Introduction t…
  4. 誰も教えてくれなかった 実験ノートの書き方 (研究を成功させるた…
  5. Dead Ends And Detours: Direct Wa…
  6. 最新ペプチド合成技術とその創薬研究への応用
  7. 密度汎関数法の基礎
  8. 研究者/研究力

コメント、感想はこちらへ

注目情報

ピックアップ記事

  1. iPhone/iPodTouchで使える化学アプリケーション
  2. スルホニルアミノ酸を含むペプチドフォルダマーの創製
  3. なぜ青色LEDがノーベル賞なのか?ー基礎的な研究背景編
  4. フリッチュ・ブッテンバーグ・ウィーチェル転位 Fritsch-Buttenberg-Wiechell Rearrangement
  5. 光学迷彩をまとう海洋生物―その仕組みに迫る
  6. 化学は地球を救う!
  7. サイコロを作ろう!
  8. 良質な論文との出会いを増やす「新着論文リコメンデーションシステム」
  9. 内部アルケンのアリル位の選択的官能基化反応
  10. 気になるあの会社~東京エレクトロン~

関連商品

注目情報

注目情報

最新記事

ルミノール誘導体を用いるチロシン選択的タンパク質修飾法

2015年、東京工業大学・中村浩之らは、ルミノール誘導体と鉄-ポルフィリン複合体(ヘミン)を用い、チ…

酵素触媒によるアルケンのアンチマルコフニコフ酸化

酵素は、基質と複数点で相互作用することにより、化学反応を厳密にコントロールしています。通常のフラ…

イオンの出入りを制御するキャップ付き分子容器の開発

第124回のスポットライトリサーチは、金沢大学 理工研究域物質化学系錯体化学研究分野(錯体化学・超分…

リチウムイオン電池の課題のはなし-1

Tshozoです。以前リチウムイオン電池に関するトピックを2つほど紹介した(記事:リチウムイ…

アルコールをアルキル化剤に!ヘテロ芳香環のC-Hアルキル化

2015年、プリンストン大学・D. W. C. MacMillanらは、水素移動触媒(HAT)および…

三種類の分子が自発的に整列した構造をもつ超分子共重合ポリマーの開発

第123回のスポットライトリサーチは、テキサス大学オースティン校博士研究員(Jonathan L. …

Chem-Station Twitter

PAGE TOP