[スポンサーリンク]

archives

未来を切り拓く創薬DX:多角的な視点から探る最新トレンド

[スポンサーリンク]

申込みはこちら

次世代の創薬研究をリードするために、デジタルトランスフォーメーション(DX)の重要性を探る特別なイベントを開催します。低分子および高分子創薬の実践的ツールを学び、幅広いモダリティをカバーする最新の技術をご紹介します。創薬DXに異なる立場から関わる株式会社ゼウレカ、株式会社MOLCURE、メルク株式会社の3社が集結し、それぞれの視点から未来へのビジョンを共有します。AI駆動型のソフトウェアによる創薬支援の最新技術や、高品質な学習データの役割、盲点になりやすいインフラの重要性など、多角的な視点で深く掘り下げます。また、いくつかのユーザー事例をご紹介しながら、デジタルトランスフォーメーションがもたらす具体的な成果を実感できる貴重な機会です。パネルディスカッションやネットワーキングセッションを通じて、創薬研究におけるDx導入のヒントやきっかけを得ながら、未来を切り拓くためのインスピレーションを手に入れましょう。

プログラム

時間 内容
17:30-17:35 開会挨拶
Christopher Thomas 氏
メルク株式会社 メルクグループ日本総代表 代表取締役
17:35-18:00 “データ駆動型低分子創薬の未来~デジタルツールが拓く創薬DXの可能性~”
小松 寛 氏
メルク株式会社 ライフサイエンス コマーシャルマーケティングマネージャー
18:00-18:30 “AIとHPCで加速する創薬研究―ゼウレカでの活用事例とTokyo-1の紹介―”
牧口 大旭 氏
株式会社ゼウレカ Chief Technology Officer
18:30-19:00 “抗体デザインにおける進化分子工学と大規模言語モデルの活用”
玉木 聡志 氏
株式会社MOLCURE 代表取締役CEO/CSO
19:00-19:30 パネルディスカッション
19:30-20:30 (リアル会場のみ)立食懇親会、名刺交換会、LINK-J Meet UPブース

登壇者

プロフィール
小松様jpg.jpg 小松 寛
メルク株式会社 ライフサイエンス コマーシャルマーケティングマネージャー早稲田大学 理工学研究科 応用化学専攻 修士(化学工学)、東京理科大学 イノベーション研究科 技術経営専攻 技術経営修士(Management of Technology)。2017年よりメルク株式会社にて研究開発用製品のマーケティングに従事。Sigma-Aldrich®、Supelco®ブランドを中心とした化学・分析研究製品およびAI・MLを駆使した創薬支援ソフトウェアを提供するDigital Chemistry部門の日本統括。社内のe-Commerce推進プロジェクトや次世代化学者育成事業にも従事。
牧田様.jpg 牧口 大旭 氏
株式会社ゼウレカ Chief Technology Officerバイオサイエンス業界のDry領域にて20年以上の幅広い経験を有する。
2002年三井情報開発株式会社に入社後、国内の多くの国立大学の研究室、独立研究開発法人、製薬企業、食品・化学・装置メーカー等のR&D部門にて、生命情報学の側面から研究を支援。研究成果の共著・発表・開発した手法等のシステム実装・並びにサービス化に至る実績多数。
2017年よりがんゲノムクリニカルシーケンスや質量分析器のSW開発などを含めた同社におけるバイオサイエンス部門を統括し業績拡大。その後、新規事業の構築を手掛ける中で計算創薬を中心としたAI創薬事業を模索、三井物産と連携しPoC等を推進。ゼウレカ社設立に至る。
2021年12月よりゼウレカ社へ出向経て、2023年1月入社。
玉木様.jpg 玉木 聡志 氏
株式会社MOLCURE 代表取締役CEO/CSO慶應義塾大学大学院 政策・メディア研究科 博士 (政策・メディア) 、慶應義塾大学 先端生命科学研究所 研究所員、日本学術振興会特別研究員特別研究員 (DC1)。2015年より株式会社MOLCUREにCSOとして参画、同社で人工知能と進化分子工学・実験ロボットを統合した次世代のバイオ医薬品探索技術の開発を行っている。2024年代表取締役に就任。

 

 

講演概要
小松氏講演概要 データ駆動型低分子創薬の未来~デジタルツールが拓く創薬DXの可能性~

AI技術の急成⻑により、製薬業界では独自のAI/ML技術を保有する企業間での積極的なパートナーシップが加速しています。こうした未来の「創薬DX」に向けて、創薬研究者をサポートする低分子スクリーニング、逆合成ルート解析、分析ソリューションのデジタルツールを紹介し、データ駆動型低分子創薬の可能性について講演します。

<本講演でご紹介する創薬DXツール>
低分子創薬スクリーニング:AIDDISON®
逆合成解析ソフトウェア:SYNTHIA®
デジタルリファレンスマテリアル:CHEMISTWIN™

牧口氏講演概要 AIとHPCで加速する創薬研究―ゼウレカでの活用事例とTokyo-1の紹介―

ゼウレカは、最先端のAIやシミュレーション等の最新コンピューター技術を駆使し、創薬研究における大幅な効率化と成功率の改善を実現して、病気に苦しむ患者様に良い薬を安く、迅速に提供することに貢献することを目標に、国内製薬企業様への支援、共創を推進しています。
AIや大規模な計算環境を活用した事例や、創薬研究のイノベーションハブとなるべく提供させていただいているスパコンTokyo-1の現在等を紹介させていただきます。

ゼウレカでは大規模Virtual Screening・FEP計算・Target Analysis等の受託解析サービスや共同研究、スパコン(DGX H100)の計算環境提供サービス等を提供しております。これらの分野でご相談がございましたら、以下の問い合わせ窓口までお気軽にご連絡ください。
お問い合わせ:pr@xeureka.co.jp ホームページ:こちら

玉木氏講演概要 抗体デザインにおける進化分子工学と大規模言語モデルの活用 

近年、大規模言語モデルに代表される人工知能を用いたアプローチは、効率的な抗体創薬を行う上で大きく注目を集めています。MOLCUREでは進化分子工学とNGSを融合したプラットフォームを開発し、効率的に大量の実験データを取得することでオリジナリティのあるAI開発に取り組んでいます。本講演では弊社開発のAIによる抗体のde novo discovery・optimizationの事例について紹介いたします。 さらに詳細なお問い合わせ・ご相談は以下へご連絡ください。
お問い合わせ:contact@molcure.io
ホームページ:こちら

 

申込みはこちら

参加費

無料

定員

リアル会場:100名 オンライン:~1000名

主催

主催:メルク株式会社、一般社団法人ライフサイエンス・イノベーション・ネットワーク・ジャパン(LINK-J)

お問い合わせ先

LINK-J contact@link-j.org
Avatar photo

webmaster

投稿者の記事一覧

Chem-Station代表。早稲田大学理工学術院教授。専門は有機化学。主に有機合成化学。分子レベルでモノを自由自在につくる、最小の構造物設計の匠となるため分子設計化学を確立したいと考えている。趣味は旅行(日本は全県制覇、海外はまだ20カ国ほど)、ドライブ、そしてすべての化学情報をインターネットで発信できるポータルサイトを作ること。

関連記事

  1. 第24回ケムステVシンポ「次世代有機触媒」を開催します!
  2. 3-メチル-1-フェニル-2-ホスホレン1-オキシド:3-Met…
  3. 第三回ケムステVシンポ「若手化学者、海外経験を語る」開催報告
  4. 酸化反応条件で抗酸化物質を効率的につくる
  5. 第93回日本化学会付設展示会ケムステキャンペーン!Part II…
  6. 計算化学:DFT計算って何?Part II
  7. 高温焼成&乾燥プロセスの課題を解決! マイクロ波がもたらす脱炭素…
  8. 複雑天然物Communesinの新規類縁体、遺伝子破壊実験により…

注目情報

ピックアップ記事

  1. 京都賞―受賞化学者一覧
  2. 第73回―「Nature Chemistryの編集者として」Gavin Armstrong博士
  3. ノッド因子 (Nod factor)
  4. 3.11 14:46 ②
  5. 「幻のイオン」、テトラフェニルアンモニウムの合成を達成!
  6. 榊原康文 Yasubumi SAKAKIBARA
  7. メソリティック開裂を経由するカルボカチオンの触媒的生成法
  8. スイス連邦工科大ジーベーガー教授2007年ケーバー賞を受賞
  9. 市川アリルシアナート転位 Ichikawa Allylcyanate Rearrangement
  10. リアルタイムFT-IRによる 樹脂の硬化度評価・硬化挙動の分析【終了】

関連商品

ケムステYoutube

ケムステSlack

月別アーカイブ

2024年6月
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930

注目情報

最新記事

HPLCをPATツールに変換!オンラインHPLCシステム:DirectInject-LC

これまでの自動サンプリング技術多くの製薬・化学メーカーはその生産性向上のため、有…

MEDCHEM NEWS 34-4 号「新しいモダリティとして注目を浴びる分解創薬」

日本薬学会 医薬化学部会の部会誌 MEDCHEM NEWS より、新たにオープン…

圧力に依存して還元反応が進行!~シクロファン構造を活用した新機能~

第686回のスポットライトリサーチは、北海道大学大学院理学研究院化学部門 有機化学第一研究室(鈴木孝…

第58回Vシンポ「天然物フィロソフィ2」を開催します!

第58回ケムステVシンポジウムの開催告知をさせて頂きます!今回のVシンポは、コロナ蔓延の年202…

第76回「目指すは生涯現役!ロマンを追い求めて」櫛田 創 助教

第76回目の研究者インタビューは、第56回ケムステVシンポ「デバイスとともに進化する未来の化学」の講…

第75回「デジタル技術は化学研究を革新できるのか?」熊田佳菜子 主任研究員

第75回目の研究者インタビューは、第56回ケムステVシンポ「デバイスとともに進化する未来の化学」の講…

第74回「理想的な医薬品原薬の製造法を目指して」細谷 昌弘 サブグループ長

第74回目の研究者インタビューは、第56回ケムステVシンポ「デバイスとともに進化する未来の化学」の講…

第57回ケムステVシンポ「祝ノーベル化学賞!金属有機構造体–MOF」を開催します!

第57回ケムステVシンポは、北川 進 先生らの2025年ノーベル化学賞受賞を記念して…

櫛田 創 Soh Kushida

櫛田 創(くしだそう)は日本の化学者である。筑波大学 数理物質系 物質工学域・助教。専門は物理化学、…

細谷 昌弘 Masahiro HOSOYA

細谷 昌弘(ほそや まさひろ, 19xx年xx月xx日-)は、日本の創薬科学者である。塩野義製薬株式…

実験器具・用品を試してみたシリーズ

スポットライトリサーチムービー

PAGE TOP