[スポンサーリンク]

ケムステニュース

中外製薬、抗悪性腫瘍剤「エルロチニブ塩酸塩」の製造販売承認を申請

[スポンサーリンク]

中外製薬株式会社[本社:東京都中央区/社長:永山 治]は、進行再発非小細胞肺がんを対象として開発を進めておりました、エルロチニブ塩酸塩の製造販売承認申請を4月14日に厚生労働省に行いましたので、お知らせします。

エルロチニブ塩酸塩は、非小細胞肺がん患者において、延命効果を示した唯一のヒト上皮増殖因子受容体(EGFR/HER1)チロシンキナーゼ阻害剤です。この延命効果は、化学療法が無効もしくは化学療法施行後にがんの増悪が見られた進行性非小細胞肺がん患者を対象とし、カナダ国立がんセンター臨床試験グループ、OSI Pharmaceuticals、ジェネンテックおよびロシュが共同で実施した、多国籍共同臨床第III相二重盲検試験(BR.21試験)において示されました。(引用:日経プレリリース

 

エルロニチブ塩酸塩(Erlotinib hydrochloride)はEGFR tyrosine kinaseのATP結合部位でATPと競合阻害します。現在、米国、欧州を含む50カ国以上で、「Tarceva(R)」(タルセバ)の製品名にて販売されています。

 

関連書籍

webmaster

投稿者の記事一覧

Chem-Station代表。早稲田大学理工学術院教授。専門は有機化学。主に有機合成化学。分子レベルでモノを自由自在につくる、最小の構造物設計の匠となるため分子設計化学を確立したいと考えている。趣味は旅行(日本は全県制覇、海外はまだ20カ国ほど)、ドライブ、そしてすべての化学情報をインターネットで発信できるポータルサイトを作ること。

関連記事

  1. 兵庫で3人が農薬中毒 中国産ギョーザ食べる
  2. 科学:太古の海底に眠る特効薬
  3. 超薄型、曲げられるMPU開発 セイコーエプソン
  4. ウーロン茶に新薬開発の夢 県立大グループが新成分発見
  5. 酸化亜鉛を用い青色ダイオード 東北大開発 コスト減期待
  6. 決算短信~日本触媒と三洋化成の合併に関連して~
  7. 有機ELディスプレイ材料市場について調査結果を発表
  8. 8億4400万円で和解 青色LED発明対価訴訟

コメント、感想はこちらへ

注目情報

ピックアップ記事

  1. マテリアルズ・インフォマティクスのためのデータサイエンティスト入門
  2. 海外機関に訪問し、英語講演にチャレンジ!~① 基本を学ぼう ~
  3. 化学に耳をすませば
  4. 春日大社
  5. 辻・ウィルキンソン 脱カルボニル化反応 Tsuji-Wilkinson Decarbonylation
  6. 宇宙なう:結晶生成サービス「Kirara」を利用してみた
  7. 化学系面白サイトでちょっと一息つきましょう
  8. タングステン酸光触媒 Tungstate Photocatalyst
  9. 計算化学:汎関数って何?
  10. ジャンフェン・カイ Jianfeng Cai

関連商品

ケムステYoutube

ケムステSlack

月別アーカイブ

2006年4月
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930

注目情報

最新記事

有機合成化学協会誌2023年9月号:大村天然物・ストロファステロール・免疫調節性分子・ニッケル触媒・カチオン性芳香族化合物

有機合成化学協会が発行する有機合成化学協会誌、2023年9月号がオンライン公開されています。…

ペプチドの精密な「立体ジッパー」構造の人工合成に成功

第563回のスポットライトリサーチは、東京大学大学院 工学系研究科応用化学専攻 藤田研究室の恒川 英…

SNS予想で盛り上がれ!2023年ノーベル化学賞は誰の手に?

さてことしもいよいよ、ノーベル賞シーズンが到来します!化学賞は日本時間 10月4日(水) 18時45…

ケムステ版・ノーベル化学賞候補者リスト【2023年版】

各媒体からかき集めた情報を元に、「未来にノーベル化学賞の受賞確率がある、存命化学者」をリストアップし…

DMFを選択的に検出するセンサー:アミド分子と二次元半導体の特異な相互作用による検出原理を発見

第562回のスポットライトリサーチは、大阪府立大学(現:大阪公立大学)大学院 工学研究科 電子・数物…

イグノーベル賞2023が発表:祝化学賞復活&日本人受賞

今年もノーベル賞とイグノーベル賞の季節がやってきました。今年もケムステではどちらについても全速力で記…

ポンコツ博士の海外奮闘録XXII ~博士,海外学会を視察する~

ポンコツシリーズ国内編:1話・2話・3話国内外伝:1話・2話・留学TiPs海外編:1話・…

マテリアルズ・インフォマティクスの導入・活用・推進におけるよくある失敗とその対策とは?

開催日:2023/09/20 申込みはこちら■開催概要近年、少子高齢化、働き手の不足の影…

第40回ケムステVシンポ「クリーンエネルギーの未来を拓く:次世代電池と人工光合成の最新動向」を開催します!

まだ暑いですが、秋の気配は感じられていますでしょうか。2020年初頭から…

材料開発の未来を語る、マテリアルズ・インフォマティクスに特化したカンファレンスが9/26(火)開催!

【参加無料】詳細・視聴予約はこちら今まさに、第一線で活躍しているマテリアルズ・インフォマティクス…

実験器具・用品を試してみたシリーズ

スポットライトリサーチムービー

PAGE TOP