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学会ムラの真実!?

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研究職の皆さん、暑い日が続いておりますが、秋の学会に向けは準備は順調ですか?私は、初めて行くところが多いので、その町の美味しいものの調査をしっかりしております。さて、学会発表の準備はきちんとやるべきなのですが、今回はその”学会“そのものについて考えてみました。

最近、原子力ムラ、医者ムラ、等、何とかムラという呼び方が増えています。村社会から来ている言葉なのでしょうが、否定的に使われることが多いです。
今回はそんな村社会の一つである、「学会ムラ」について思うところをつぶやいてみます。

同じ分野、近い分野の研究者は,可能な限りお互いの仕事に関して積極的かつ忌憚なき議論をすべきと考えます。

その研究者の集合体が小さいサイズの時は、研究コミュニティーとしてしっかりと機能して、お互いが切磋琢磨してよりよい仕事が増えていくことが期待できます。
しかし、その小さな集合は、次第に大きくなっていきます。そして、研究会が発足し、やがて「学会」として認められるようになります。
学会になれば、必ず年会が行われ、また、学会誌が刊行され、充実した組織になっていきます。こういう発展的なことを考えると、やはり学会という集団は研究者集団には必要であるといえます。
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しかし現状、この学会の数が多いこと多いこと。日本の中だけでも相当数あるのではないでしょうか?
現在、筆者は5つの学会会員として活動しておりますが、以前入っていたものを合わせると10つくらい。つまりいくつか退会しました。だって内容が重複しているんですから。間引かないとじわじわと会費のみの重荷になっていきます。

また、必然的に研究成果発表会やら委員会やら増えていくので、自身の仕事をする時間がかなり奪われていきます。筆者は人と話すのが大好きなので、このような会合には嬉々として行ってしまいますが、当然その時間は何かを犠牲にして工面するわけです。そうはいっても、誰かが学会運営をやっていくことによって全体が前に進んでいくという意味では、そのような活動は必要なことなのです。

しかし話を元に戻すと、現状は類似学会が多いです。
筆者が関与する生命化学では、
農芸化学会 、生物工学会日本化学会バイオテクノロジー部会・生体機能関連化学部会等がありますが、活動内容はかなりオーバーラップしています。
正直言えば、研究内容をこのいずれかで発表しても,十分に討論してもらえます。ただ、いずれかの学会の構成員もほとんど同じなのです。

比較的近い分野である食品関係では、
食品化学学会食品工学会食品科学工学会
という学会があるようです。学会名だけをみても、重複して会員になっている人もかなり多いのではないでしょうか?

違う学会に行ったら違う人と議論しないと行く意味がかなり薄れます。似たようなメンツ同士で議論しても、次第になあなあになりがちですし。そういうこともあって村社会が醸成されていくのではないでしょうか?次第に、研究のためでなく、「学会のための学会」になっていくわけです。
学会ムラにも平成の大合併を適用してもらいたいところです。

一年に一度、けんか腰でお互いの研究を批判し会える学会にしたいものですね。感情的ではなく。
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微生物から動物、遺伝子工学から有機合成化学まで広く 浅く研究してきました。論文紹介や学会報告などを通じて、研究者間の橋掛けのお手 伝いをできればと思います。一応、大学教員で、糖や酵素の研究をしております。

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