[スポンサーリンク]

化学者のつぶやき

そのpH、“本当にその場所”の値ですか?ニードル式pHセンサーを使ってみた!

[スポンサーリンク]

突然ですが、

「培養の再現性がなんか悪い」「同じ条件のはずなのに結果がズレる」といった経験はありませんか?

酸素や温度は問題ない。条件も揃っている。なのにズレる。…それは、もしかすると「局所的なpHの変化」が原因かもしれません。

pHって、意外と微小な領域では“見えていない”のです。

今回はそんな課題を解決できるPreSens社のニードル式pHセンサーについて、気軽に読める紹介記事としてまとめてみました!

 

期間限定でニードル式pHセンサー無料デモを実施しているので、ご興味のある方はこちらもご覧ください!

 

〈目次〉
1.そのpH、“本当にその場所”の値?
2.ニードル式pHセンサーを使ってみた!
3.ニードル式はどんなときに有効?
4.ニードル式pHセンサー無料デモ実施中!

1.そのpH、”本当にその場所”の値?

研究や培養においてpHが重要なのは分かっていても、正直なところ「ちゃんと場所ごとの違いまで測れているのかな?」と感じることはありませんか?

「とりあえずpHは測っているけど、それってサンプル全体の平均値では?」

「本当に細胞のすぐ近くや、マイクロリアクターの内部ってそのpHになっているの?」

そんな疑問を感じたことがある方も多いのではないでしょうか。

実際、培養液や複雑な反応溶液の中は不均一になることも多く、場所によってpH濃度が変わることがあります。

“ガラス電極のサイズ” “サンプリング”の問題

 ここで少し重要なお話です。

一般的なpH測定(ガラス電極式など)では、ある程度のサンプル量が必要だったり、電極自体が大きいために微小な領域に差し込むことができなかったりします。また、「溶液を吸い取って測る」という方法では、外気に触れることで環境が変化し、正確な値が測れなくなるケースが多々あります。

つまり、「その瞬間・その場所のリアルなpH値」を正確に捉えられていない可能性がある、ということです。

では、“その場所”を正確に、かつリアルタイムに測るにはどうすればよいのでしょうか。

 そこで登場するのが、今回ご紹介するニードル式pHセンサーです。

名前の通り、細い針状のセンサーで、対象に直接刺して測定します。

つまり、「その場所のpHを、環境を変えずにそのまま測る」ことができるというわけです。

なお、非侵襲で使えるpH計の測定については、以前の記事でも紹介していますので、あわせて参考にしてください。

2.ニードル式pHセンサーを使ってみた!

PreSens社のニードル式センサーは以下で構成されます。

左:本体 右:ニードルセンサー

製品名:マイクロ/ニードルpHメーター(1チャンネル式) pH-1 ST

ニードルを測定対象に直接刺して測定します。ニードルの先端は約50µmオーダーの局所測定が可能で、用途に応じて以下のように使用できます。

・培養液の特定の深さにそのまま刺す
・バイオフィルムの内部に刺す
・小型リアクター・マイクロ流路に刺す

このように、比較的直感的に扱えるのも大きな特徴です。
さらに、本装置は光学式(蛍光消滅・化学光学センサー技術)を採用しているため、電気的なノイズの影響を受けにくく、微小領域でも安定したリアルタイム測定が可能です。

今回使用した製品のカタログ、pHガイドブックは下記リンクよりダウンロードいただけます。

pH計ガイドブック&カタログを見る

 

3.ニードル式はどんなときに有効?

特に効果を発揮する分野は、以下の通りです。

 

分野 特徴 メリット
細胞培養・生化学 細胞の“すぐ近く”の局所的なpH環境を把握 代謝による微小なpH変化を捉え、培養再現性の向上に貢献
バイオフィルム・微生物 内部の微小環境のpH勾配をそのまま測定 推測ではなく、位置ごとの実測データとして評価可
マイクロ流体・微小リアクター 微小スケール環境で高性能を発揮 従来のガラス電極では物理的に不可能だった領域にも対応可能

 

局所的なpHの評価にお困りの方や、原因不明のデータのばらつきにお悩みの方は、ぜひ一度ニードル式での測定をご検討ください!

 

4.ニードル式pHセンサー無料デモ実施中!

三洋貿易株式会社では、上記のようなPreSens社製ニードル式pH計について、本ページをご覧いただいた方を対象に無償デモ・デモ機レンタルを実施しております。

「自分のサンプルでも本当に刺して測れる?」「50µmの先端ってどれくらい扱いやすい?」など、ご興味がある方はぜひお気軽にお問い合せください!

 

■【期間限定】マイクロ/ニードル酸素濃度計デモ機無料レンタルキャンペーン実施中!

■製品の詳細・カタログのダウンロードはこちら

■過去の参考ページ  非侵襲で使えるpH計で水溶液中のpHを測ってみた!

 

※すべての容器、培養液に対応しているわけではございません。

詳細はお問合せください。

お問い合わせ

三洋貿易株式会社 ライフサイエンス事業部 科学機器部

三洋貿易株式会社 科学機器部は科学機器の総合商社です。幅広い分野で市場ニーズの高い商品を提供しています。購入後の機器のメンテナンスもお任せください。

HP: https://www.sanyo-si.com/

Email:info-si@sanyo-trading.co.jp

 

 

Avatar photo

ケムステPR

投稿者の記事一覧

ケムステのPRアカウントです。募集記事や記事体広告関連の記事を投稿します。

関連記事

  1. Pallambins A-Dの不斉全合成
  2. 2024年度 第24回グリーン・サステイナブル ケミストリー賞 …
  3. 誰もが憧れる天空の化学研究室
  4. タミフルの新規合成法・その2
  5. 分子間相互作用の協同効果を利用した低対称分子集合体の創出
  6. アレノフィルを用いるアレーンオキシドとオキセピンの合成
  7. 自由の世界へようこそ
  8. より良い候補を、より速く。——研究者のためのAI解析環境「Mul…

注目情報

ピックアップ記事

  1. 透明なカニ・透明な紙:バイオナノファイバーの世界
  2. ライセルト反応 Reissert Reaction
  3. 赤外光で分子の結合を切る!
  4. 一致団結ケトンでアレン合成!1,3-エンインのヒドロアルキル化
  5. 第三回ケムステVプレミアレクチャー「夢のある天然物創薬」を開催します!
  6. 日本の海底鉱物資源の開発状況と課題、事業展望【終了】
  7. 2023年度 第23回グリーン・サステイナブル ケミストリー賞 候補業績 募集のご案内
  8. サクラの酵母で作った赤い日本酒を商品化に成功
  9. エンテロシン Enterocin
  10. アメリカで医者にかかる

関連商品

ケムステYoutube

ケムステSlack

月別アーカイブ

2026年9月
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
282930  

注目情報

最新記事

そのpH、“本当にその場所”の値ですか?ニードル式pHセンサーを使ってみた!

突然ですが、「培養の再現性がなんか悪い」「同じ条件のはずなのに結果がズレる」といった経験はあ…

「骨格編集」×「ナノカーボン合成」〜ナノカーボン合成の新戦略を実証〜

第719回のスポットライトリサーチは、名古屋大学大学院工学研究科(忍久保研究室)博士後期課程2年の平…

【書評】立体化学 はじめの一歩

立体化学は,分子の三次元構造を理解するための重要な分野であり,有機化学や…

水のシミュレーション入門 — 水分子を計算機の中でどう”描く”か —

身近なのに、計算機にとって手強い"水"。本記事では、点電荷モデルから機械学習まで、その"描き方"の進…

◆◇◆◇ 第36回フォーラム・イン・ドージン開催のご案内 ◆◇◆◇

同仁化学研究所が熊本から世界へ情報発信するフォーラム・イン・ドージンの開催ご案内です。今年は『な…

『力』による円偏光発光のon/off制御を単一分子レベルで実現

第718回のスポットライトリサーチは、東京科学大学 物質理工学院(相良研究室)博士後期課程2年の野中…

数日かかっていた反応機構解析を、わずか数分に!

機械学習ポテンシャルが変える計算化学の現在近年、DFT計算による反応機構解析は広く行われるよ…

海外ポスドクのオファーをもらう【アメリカで Ph.D. を取る: 進路編】

ポスドクとして海外に留学する場合、希望する研究室の教授に直接連絡を取り、面接などを通して適性を判断さ…

MDで観るトライボロジー 〜原子が擦れるその場をシミュレーション〜

軽くて強いのに摩耗に弱いチタン合金は、航空機や人工関節に広く使われています。原子が擦れ合うその場を分…

酸素を過酸化水素へ!可視光で駆動する有機高分子光カソード

第717回のスポットライトリサーチは、新潟大学大学院自然科学研究科(無機ナノ材料研究室)博士前期課程…

実験器具・用品を試してみたシリーズ

スポットライトリサーチムービー

PAGE TOP