[スポンサーリンク]

ランキング

2016年9月の注目化学書籍

[スポンサーリンク]

まだまだ暑いですが、季節的には秋です。台風ばかりですね。

2016年9月のオススメ化学書籍を紹介します。出版社は主に化学同人東京化学同人ワイリー、そしてシュプリンガーです。

 

化学同人の注目化学書籍

[amazonjs asin=”4759813837″ locale=”JP” title=”先端計測:研究を支える機器開発 (CSJ Current Review)”]

科学技術の発達に欠かせない、先端計測機器。質量分析から次世代シーケンサー・AFMーラマン法など研究を支える機器開発とその利用について第一線の科学者が解説。CSJカレントレビューは多分野を勉強するのにとっても役に立ちます。8月後半に出版されたばかりなので、ぜひ手に入れてみてはいかがでしょうか。

[amazonjs asin=”4759818235″ locale=”JP” title=”元素手帳2017″]

大人気の元素手帳の2017年度版。現在予約受付中で発売は9月24日。もう来年の予定を考えなければならない時期になってきたということですね。

 

東京化学同人の注目化学書籍

[amazonjs asin=”4807908987″ locale=”JP” title=”シュライバー・アトキンス無機化学 (上) 第6版”] [amazonjs asin=”4807909002″ locale=”JP” title=”基本無機化学 (第3版)”]

今月は無機の基礎書が改訂されます。前者は8年ぶり、後者は10年ぶりの改訂です。どちらも教科書としての採用が期待されますね。

 

ワイリーの注目化学書籍

[amazonjs asin=”1119278309″ locale=”JP” title=”Essential Reagents for Organic Synthesis”]

9月発売の新書。有機合成用に試薬書EROSから基本的な試薬をピックアップして紹介。

[amazonjs asin=”3527339167″ locale=”JP” title=”Click Reactions in Organic Synthesis”]

クリック反応に関する書籍。8月発売。似たような書籍はありますが、これが最新版。

 

シュプリンガーの注目化学書籍

[amazonjs asin=”3319323083″ locale=”JP” title=”Synthesis and Characterization of Glycosides”]

糖の合成に関する書籍。

[amazonjs asin=”3319422391″ locale=”JP” title=”Microwave-assisted Polymer Synthesis (Advances in Polymer Science)”]

マイクロ波を使ったポリマー合成。かなり対象が限られる。

 

その他

[amazonjs asin=”4254146345″ locale=”JP” title=”構造有機化学 (朝倉化学大系)”]

現在新しい物質の創製が盛んになっているなかその物性を調べる基礎的な学問、構造有機化学に再び注目が集まっています。ぜひ購入したい一冊。

[amazonjs asin=”4274219283″ locale=”JP” title=”LC/MS、LC/MS/MS Q&A100 虎の巻”]

8月発売。かなり昔の版はもっていますが、この分野日進月歩で技術は進んでいくため、ちょっと中身を確認したい一冊。

 

Avatar photo

webmaster

投稿者の記事一覧

Chem-Station代表。早稲田大学理工学術院教授。専門は有機化学。主に有機合成化学。分子レベルでモノを自由自在につくる、最小の構造物設計の匠となるため分子設計化学を確立したいと考えている。趣味は旅行(日本は全県制覇、海外はまだ20カ国ほど)、ドライブ、そしてすべての化学情報をインターネットで発信できるポータルサイトを作ること。

関連記事

  1. ニホニウム: 超重元素・超重核の物理 (基本法則から読み解く物理…
  2. 人名反応に学ぶ有機合成戦略
  3. 電気化学インピーダンス法 第3版: 原理・測定・解析
  4. Comprehensive Organic Transforma…
  5. 化学者たちの感動の瞬間―興奮に満ちた51の発見物語
  6. 新課程視覚でとらえるフォトサイエンス化学図録
  7. Guide to Fluorine NMR for Organi…
  8. 持続可能性社会を拓くバイオミメティクス

注目情報

ピックアップ記事

  1. とある農薬のはなし「クロロタロニル」について 
  2. フリードレンダー キノリン合成 Friedlander Quinoline Synthesis
  3. イヴァン・フック Ivan Huc
  4. ケムステイブニングミキサー2019ー報告
  5. 有機化学命名法
  6. 日本の化学産業を支える静岡県
  7. 第2回慶應有機合成化学若手シンポジウム
  8. English for Presentations at International Conferences
  9. 但馬 敬介 Keisuke TAJIMA
  10. なぜ青色LEDがノーベル賞なのか?ー性能向上・量産化編

関連商品

ケムステYoutube

ケムステSlack

月別アーカイブ

2016年9月
 1234
567891011
12131415161718
19202122232425
2627282930  

注目情報

最新記事

2024年度 第24回グリーン・サステイナブル ケミストリー賞 候補業績 募集のご案内

公益社団法人 新化学技術推進協会 グリーン・サステイナブル ケミストリー ネットワーク会議(略称: …

ペロブスカイト太陽電池開発におけるマテリアルズ・インフォマティクスの活用

開催日時 2024.09.11 15:00-16:00 申込みはこちら開催概要持続可能な…

第18回 Student Grant Award 募集のご案内

公益社団法人 新化学技術推進協会 グリーン・サステイナブルケミストリーネットワーク会議(略称:JAC…

杉安和憲 SUGIYASU Kazunori

杉安和憲(SUGIYASU Kazunori, 1977年10月4日〜)は、超分…

化学コミュニケーション賞2024、候補者募集中!

化学コミュニケーション賞は、日本化学連合が2011年に設立した賞です。「化学・化学技術」に対する社会…

相良剛光 SAGARA Yoshimitsu

相良剛光(Yoshimitsu Sagara, 1981年-)は、光機能性超分子…

光化学と私たちの生活そして未来技術へ

はじめに光化学は、エネルギー的に安定な基底状態から不安定な光励起状態への光吸収か…

「可視光アンテナ配位子」でサマリウム還元剤を触媒化

第626回のスポットライトリサーチは、千葉大学国際高等研究基幹・大学院薬学研究院(根本研究室)・栗原…

平井健二 HIRAI Kenji

平井 健二(ひらい けんじ)は、日本の化学者である。専門は、材料化学、光科学。2017年より…

Cu(I) の構造制御による π 逆供与の調節【低圧室温水素貯蔵への一歩】

2024年 Long らは、金属有機構造体中の配位不飽和な三配位銅(I)イオンの幾何構造を系統的に調…

実験器具・用品を試してみたシリーズ

スポットライトリサーチムービー

PAGE TOP