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ルイ・E. ・ブラス Louis E. Brus

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ルイ・ユージーン・ブラス (Louis Eugene Brus, 1943年8月10日-, オハイオ州 Cleveland 出身) は、アメリカの化学者である。コロンビア大学教授。米国科学アカデミー会員(写真:コロンビア大学)。2023年ノーベル化学賞受賞者。

経歴

1965  ライス大学卒業
1969 コロンビア大学博士号取得 Ph.D. (chemical physics)
1969-1973 米国海軍研究所 科学スタッフ
1973-1996 AT&T Bell 研究所
1996-現在 コロンビア大学教授

受賞歴

2001 Irving Langmuir Prize in Chemical Physics (the American Physical Society)
2005 ACS Award in the Chemistry of Materials (American Chemical Society)
2006 R. W. Wood Prize
2008 Kavli Prize
2010 NAS Award in Chemical Sciences
2012 Bower Award and Prize for Achievement in Science (the Franklin Institute)
2013 Welch Award
2023 Nobel Prize in Chemistry

研究業績

量子ドット(コロイド状半導体ナノ結晶)の発見。[2,3]

量子ドット(quantum dot)[1] と呼ばれる、コロイド状の半導体ナノ結晶を発見した。Brus はベル研で光励起半導体の表面で起こる有機物のレドックス反応を調べていた過程で、水溶液中での硫化カドミウム結晶(半導体)のバンドギャップが粒子サイズの関数で表現できることに気づいた。[2] 同僚の Michael Sturge らと議論し、このバンドギャップと粒子サイズの関係を、三次元空間における量子とじ込め理論モデルで説明できると発表した。[3]

量子ドットの実用的合成法の開発。[4]

上述の発見を受けて、より小さな CdSe 量子ドットの合成法(表面修飾法、単離精製法)を開発した。[4]

コメント&その他

プライベートでは歴史と伝記の熱心な読者らしい。ガーデニングもする。3人の子供の父親。[5]

2012 Bower Award and Prize 受賞時の動画:https://www.fi.edu/en/laureates/louis-e-brus

2013 Welch Award 受賞時の動画:

 

関連文献

  1. Efros, A. L.; Brus, L. E. ACS Nano, 202115, 6192–6210. DOI: 10.1021/acsnano.1c01399
  2. Rossetti, R.; Nakahara, S.; Brus, L. E. J. Chem. Phys. 1983, 79, 1086-1088. DOI: 10.1063/1.445834
  3. Brus, L. E. J. Chem. Phys. 1984, 80, 4403-4409 DOI: 10.1063/1.447218
  4. Steigerwald, M. L.; Alivisatos, A. P.; Gibson, J. M.; Harris, T. D.; Kortan, R.; Muller, A. J.; Thayer, A. M.; Duncan, T. M.; Douglass, D. C.; Brus, L. E. J. Am. Chem. Soc. 1988,110, 3046-3050. DOI: 10.1021/ja00218a008
  5. Davis, T. Proc. Nat. Acad. Sci. 2005, 102, 1277–1279. DOI: 10.1073/pnas.0409555102

関連リンク

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