[スポンサーリンク]

世界の化学者データベース

城戸 淳二 Junji Kido

[スポンサーリンク]

城戸淳二 (きど じゅんじ、1959年2月11日-)は、日本の材料化学者である(写真:日本科学未来館)。山形大学教授。有機ELの研究分野では世界的大家の一人。

経歴

1984 早稲田大学理工学部応用化学科卒業
1989 ニューヨークポリテクニク大学 Ph.D.取得
1989 山形大学工学部 助手
1995 山形大学工学部 助教授
2002 山形大学工学部 教授
2003 山形県産業技術振興機構 有機エレクトロニクス研究所 所長

 

受賞歴

1990 高分子学会 若手奨励金受賞
2002 高分子学会賞
2002 米国情報ディスプレイ学会 特別功績賞
2003 光産業技術振興協会 櫻井健二郎氏記念賞

 

研究概要

新規有機EL材料の開発

世界で初めて白色有機EL材料の開発に成功。[1]

whiteEL.jpg
(画像:nanonet.go.jp)

コメント&その他

ブログを精力的に更新されています。豪放でありながらスマートな筆致の文章は、万人にとって刺激的な読み物です。

 

関連文献

[1] Kido, J.; Kimura, M.; Nagai, K. Science 1995, 267, 1332. doi:10.1126/science.267.5202.1332

 

関連書籍

[amazonjs asin=”458418836X” locale=”JP” title=”日本のエジソン城戸淳二の発想―成功は成功を呼ぶ!”][amazonjs asin=”4534035411″ locale=”JP” title=”有機ELのすべて”][amazonjs asin=”4534036647″ locale=”JP” title=”「突然変異」を生み出せ!”]

外部リンク

 

Avatar photo

cosine

投稿者の記事一覧

博士(薬学)。Chem-Station副代表。国立大学教員→国研研究員にクラスチェンジ。専門は有機合成化学、触媒化学、医薬化学、ペプチド/タンパク質化学。
関心ある学問領域は三つ。すなわち、世界を創造する化学、世界を拡張させる情報科学、世界を世界たらしめる認知科学。
素晴らしければ何でも良い。どうでも良いことは心底どうでも良い。興味・趣味は様々だが、そのほとんどがメジャー地位を獲得してなさそうなのは仕様。

関連記事

  1. クリストフ・レーダー Christoph Rader
  2. ロルフ・ミュラー Rolf Muller
  3. ロバート・ノールズ Robert R. Knowles
  4. ジャネット・M・ガルシア Jeannette M. Garcia…
  5. ラリー・オーヴァーマン Larry E. Overman
  6. フィリップ・イートン Phillip E. Eaton
  7. エチオ・リザード Ezio Rizzardo
  8. クリスチャン・ハートウィッグ Christian Hertwec…

注目情報

ピックアップ記事

  1. エーザイ 巨大市場、抗ガン剤開発でライバルに先行
  2. 井上 将行 Masayuki Inoue
  3. 偶然生まれた新しい青色「YInMnブルー」の油絵具が日本で限定発売される
  4. マルコフニコフ則 Markovnikov’s Rule
  5. マッチ博物館
  6. 一般人と化学者で意味が通じなくなる言葉
  7. 三共・第一製薬の完全統合、半年程度前倒しを検討
  8. 企業の組織と各部署の役割
  9. C-H活性化触媒を用いる(+)-リゾスペルミン酸の収束的合成
  10. “秒”で分析 をあたりまえに―利便性が高まるSFC

関連商品

ケムステYoutube

ケムステSlack

月別アーカイブ

2008年11月
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930

注目情報

最新記事

求人は増えているのになぜ?「転職先が決まらない人」に共通する行動パターンとは?

転職市場が活発に動いている中でも、なかなか転職先が決まらない人がいるのはなぜでしょう…

三脚型トリプチセン超分子足場を用いて一重項分裂を促進する配置へとペンタセンクロモフォアを集合化させることに成功

第634回のスポットライトリサーチは、 東京科学大学 物質理工学院(福島研究室)博士課程後期3年の福…

2024年の化学企業グローバル・トップ50

グローバル・トップ50をケムステニュースで取り上げるのは定番になっておりましたが、今年は忙しくて発表…

早稲田大学各務記念材料技術研究所「材研オープンセミナー」

早稲田大学各務記念材料技術研究所(以下材研)では、12月13日(金)に材研オープンセミナーを実施しま…

カーボンナノベルトを結晶溶媒で一直線に整列! – 超分子2層カーボンナノチューブの新しいボトムアップ合成へ –

第633回のスポットライトリサーチは、名古屋大学理学研究科有機化学グループで行われた成果で、井本 大…

第67回「1分子レベルの酵素活性を網羅的に解析し,疾患と関わる異常を見つける」小松徹 准教授

第67回目の研究者インタビューです! 今回は第49回ケムステVシンポ「触媒との掛け算で拡張・多様化す…

四置換アルケンのエナンチオ選択的ヒドロホウ素化反応

四置換アルケンの位置選択的かつ立体選択的な触媒的ヒドロホウ素化が報告された。電子豊富なロジウム錯体と…

【12月開催】 【第二期 マツモトファインケミカル技術セミナー開催】 題目:有機金属化合物 オルガチックスのエステル化、エステル交換触媒としての利用

■セミナー概要当社ではチタン、ジルコニウム、アルミニウム、ケイ素等の有機金属化合物を“オルガチッ…

河村奈緒子 Naoko Komura

河村 奈緒子(こうむら なおこ, 19xx年xx月xx日-)は、日本の有機化学者である。専門は糖鎖合…

分極したBe–Be結合で広がるベリリウムの化学

Be–Be結合をもつ安定な錯体であるジベリロセンの配位子交換により、分極したBe–Be結合形成を初め…

実験器具・用品を試してみたシリーズ

スポットライトリサーチムービー

PAGE TOP