[スポンサーリンク]

一般的な話題

アステラス病態代謝研究会 2019年度助成募集

[スポンサーリンク]

さて、2019年度も始まりました。4月1日は元号が「令和」に変更されたことが話題となっていましたが、研究者にとってはその日は科研費採択の発表もありました。採択された方がいれば、残念ながら不採択の方もいるでしょう。どちらにしても研究費獲得は研究者にとって指名ですので、気持ちを切り替えて本題の研究費に申請してみてはいかがでしょうか。名前はかなり医学系に聞こえますが、創薬科学領域の応募も推奨しているようです。

同時に、海外留学研究助成も募集しています。海外博士研究員の給料の高騰により、これでは足りないかもしれませんが、助成金をもっていたほうが、選択肢も圧倒的に広がります。ぜひご応募ください。

ちなみに昨年も本助成金を紹介させていただきましたが、、2017年度に比較して、2018年度は研究助成で1.35倍、留学補助は何と3倍に増えたそうです。競争率があがってしまったではないか!とお思いの方もいると思いますが、分母が大きくなれば採択数もあがるかもしれませんよ。

助成金

趣旨

本財団は「疾患の解明と画期的治療法の開発に資する研究」であり、「独創性、先駆性が高い萌芽的研究提案」、あるいは、「臨床的意義の高い成果が期待できる研究提案」を支援します。領域は特に問わず、有機合成化学、天然物化学等も含まれます。

公募期間

日本時間 2019年4月1日(月)9時 〜 6月17日(月)17時(厳守)

応募資格

日本国内で提案研究を実施する研究者

推薦は不要で、年齢制限はありません。応募要領の「5. 注意事項」に抵触しないことを御確認下さい。

助成金額

1件当たり200万円を50件に交付。総額1億円。

助成対象期間

2019年12月〜2020年11月

選考方法

申請書の評価に基づいて選考委員会において交付対象候補者を選考し、理事会で決定します。

 

海外留学補助金

趣旨

将来の日本の生命科学の発展を牽引できる人材を育成することを目的として、基礎的な研究能力を修得した日本人研究者が海外の研究機関に身を置き、加速化する生命科学の変化を体感しながら、世界トップレベルの研究者と切磋琢磨するための留学を支援します。領域は特に問わず、有機合成化学、天然物化学等も含まれます。女性研究者、創薬科学分野の研究者からのご応募を歓迎します。

公募期間

日本時間 2019年4月1日(月)9時 〜 6月17日(月)17時(厳守)

応募資格

2019年4月1日〜2020年12月31日の期間に1年間以上の海外留学を開始する研究者

推薦は不要で、年齢制限はありません。応募要領の「4. 応募資格」と「5. 注意事項」に抵触しないことを御確認下さい。

助成金額

1件当たり最大400万円を11件に交付。総額最大4,400万円。

助成対象期間

海外留学開始日から1年間

選考方法

申請書の評価に基づいて選考委員会において交付対象候補者を選考し、理事会で決定します。

問い合わせ先

公益財団法人アステラス病態代謝研究会 事務局

〒103-8411 東京都中央区日本橋本町2-5-1

TEL:03(3244)3397  FAX:03(5201)8512

E-mail: byoutai-toiawase@jp.astellas.com(問合せ専用

URL: https://astellas-swift.secure.force.com/byoutai/

Avatar photo

webmaster

投稿者の記事一覧

Chem-Station代表。早稲田大学理工学術院教授。専門は有機化学。主に有機合成化学。分子レベルでモノを自由自在につくる、最小の構造物設計の匠となるため分子設計化学を確立したいと考えている。趣味は旅行(日本は全県制覇、海外はまだ20カ国ほど)、ドライブ、そしてすべての化学情報をインターネットで発信できるポータルサイトを作ること。

関連記事

  1. 映画007シリーズで登場する毒たち
  2. 【7/28開催】第3回TCIオンラインセミナー 「動物透明化試薬…
  3. 役に立たない「アートとしての科学」
  4. 原子量に捧げる詩
  5. プロジェクトディレクトリについて
  6. 4つの異なる配位結合を持つ不斉金属原子でキラル錯体を組み上げる!…
  7. 有機フッ素化合物の新しいビルドアップ構築法 ~硫黄官能基が導く逐…
  8. NMRデータ処理にもサブスクの波? 新たなNMRデータ処理ソフト…

注目情報

ピックアップ記事

  1. 市川アリルシアナート転位 Ichikawa Allylcyanate Rearrangement
  2. 日本発化学ジャーナルの行く末は?
  3. グラフィカルアブストラクト付・化学系ジャーナルRSSフィード
  4. 相田卓三教授の最終講義をYouTube Live配信!
  5. 第35回 生物への応用を志向した新しいナノマテリアル合成― Mark Green教授
  6. 第138回―「不斉反応の速度論研究からホモキラリティの起源に挑む」Donna Blackmond教授
  7. 常温常圧でのアンモニア合成の実現
  8. ベンジル保護基 Benzyl (Bn) Protective Group
  9. 角田試薬
  10. 構造式から選ぶ花粉症のOTC医薬品

関連商品

ケムステYoutube

ケムステSlack

月別アーカイブ

2019年4月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

注目情報

最新記事

マティアス・クリストマン Mathias Christmann

マティアス・クリストマン(Mathias Christmann, 1972年10…

ケムステイブニングミキサー2025に参加しよう!

化学の研究者が1年に一度、一斉に集まる日本化学会春季年会。第105回となる今年は、3月26日(水…

有機合成化学協会誌2025年1月号:完全キャップ化メッセンジャーRNA・COVID-19経口治療薬・発光機能分子・感圧化学センサー・キュバンScaffold Editing

有機合成化学協会が発行する有機合成化学協会誌、2025年1月号がオンライン公開されています。…

配位子が酸化??触媒サイクルに参加!!

C(sp3)–Hヒドロキシ化に効果的に働く、ヘテロレプティックなルテニウム(II)触媒が報告された。…

精密質量計算の盲点:不正確なデータ提出を防ぐために

ご存じの通り、近年では化学の世界でもデータ駆動アプローチが重要視されています。高精度質量分析(HRM…

第71回「分子制御で楽しく固体化学を開拓する」林正太郎教授

第71回目の研究者インタビューです! 今回は第51回ケムステVシンポ「光化学最前線2025」の講演者…

第70回「ケイ素はなぜ生体組織に必要なのか?」城﨑由紀准教授

第70回目の研究者インタビューです! 今回は第52回ケムステVシンポ「生体関連セラミックス科学が切り…

第69回「見えないものを見えるようにする」野々山貴行准教授

第69回目の研究者インタビューです! 今回は第52回ケムステVシンポ「生体関連セラミックス科学が切り…

第68回「表面・界面の科学からバイオセラミックスの未来に輝きを」多賀谷 基博 准教授

第68回目の研究者インタビューです! 今回は第52回ケムステVシンポ「生体関連セラミックス科学が切り…

配座制御が鍵!(–)-Rauvomine Bの全合成

シクロプロパン環をもつインドールアルカロイド(–)-rauvomine Bの初の全合成が達成された。…

実験器具・用品を試してみたシリーズ

スポットライトリサーチムービー

PAGE TOP