[スポンサーリンク]

archives

ビス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(II)ジクロリド:Bis(triphenylphosphine)palladium(II) Dichloride

[スポンサーリンク]

非対称ジアリールアルキン類のワンポット合成

Doyeらは,3成分カップリング反応による非対称ジアリールアルキン類の合成を報告しています。それによれば,ビス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(II)ジクロリドの存在下,まずハロゲン化アリール類と(トリメチルシリル)アセチレンとの薗頭反応,次いで脱シリル化反応,得られた生成物とヨウ化アリール類との薗頭反応の3工程をワンポットで行い,簡便に非対称ジアリールアルキン類が中~高収率で得られています。なお,2回目の薗頭反応では触媒の再添加は必要ありません。

“One-Pot Procedure for the Synthesis of Unsymmetrical Diarylalkynes”

R. Severin, J. Reimer, S. Doye, J. Org. Chem. 2010, 75, 3518. DPO: 10.1021/jo100460v

jo-2010-00460v_0004

Unsymmetrical diarylalkynes are accessible by a one-pot procedure from two different aryl halides and (trimethylsilyl)acetylene. The three-component coupling is initialized by a Pd/Cu-catalyzed Sonogashira coupling of an aryl halide with (trimethylsilyl)acetylene. After subsequent desilylation of the formed aryl(trimethylsilyl)acetylene with aqueous potassium hydroxide, a second Sonogashira coupling with an aryl iodide that does not require any additional Pd/Cu-catalyst gives access to an unsymmetrical diarylalkyne.

TCI

TCI

投稿者の記事一覧

有機試薬メーカーです。

関連記事

  1. トリフルオロメタンスルホン酸2-(トリメチルシリル)フェニル :…
  2. カプサイシンβ-D-グルコピラノシド : Capsaicin b…
  3. ブロモジメチルスルホニウムブロミド:Bromodimethyls…
  4. トリ(2-フリル)ホスフィン:Tri(2-furyl)phosp…
  5. 乳化剤の基礎とエマルション状態の評価【終了】
  6. TriBOT ~1分子が3倍活躍するベンジル化試薬~
  7. 創薬・医療分野セミナー受講者募集(Blockbuster TOK…
  8. 1-(3-ジメチルアミノプロピル)-3-エチルカルボジイミド :…

コメント、感想はこちらへ

注目情報

ピックアップ記事

  1. 再生医療ーChemical Times特集より
  2. ボリルアジドを用いる直接的アミノ化
  3. 赤絵磁器を彩る絵具:その特性解明と改良
  4. 第三回 ナノレベルのものづくり研究 – James Tour教授
  5. スマホページをリニューアルしました
  6. 生涯最高の失敗
  7. 製薬会社5年後の行方
  8. 化学の力で複雑なタンパク質メチル化反応を制御する
  9. 檜山爲次郎 Tamejiro Hiyama
  10. トロスト不斉アリル位アルキル化反応 Trost Asymmetric Allylic Alkylation

関連商品

注目情報

注目情報

最新記事

天然物生合成経路および酵素反応機構の解析 –有機合成から生化学への挑戦–

ケムステ海外研究記の第 33 回はテキサス大学 Liu 研究室に留学されていた牛丸理一郎先生にお願い…

海外機関に訪問し、英語講演にチャレンジ!~③ いざ、機関訪問!~

海外学会のついでに近郊機関に訪問し、ディスカッションと英語講演にトライしてみよう!シリーズ記事です。…

サントリー生命科学研究者支援プログラム SunRiSE

サントリー生命科学財団は1月31日、生命科学分野の若手研究者に1人当たり研究費1千万円を5年間、計5…

コロナウイルスが免疫システムから逃れる方法(2)

前回の記事では、コロナウイルスの基礎知識とコロナウイルスが持つRNA分解酵素(EndoU)について述…

第79回―「高分子材料と流体の理論モデリング」Anna Balazs教授

第79回の海外化学者インタビューは、アンナ・バラズ教授です。ピッツバーグ大学 化学・石油工学科に在籍…

コロナウイルスが免疫システムから逃れる方法(1)

新型コロナウイルスによる感染症が、世界中で猛威を振るっています。この記事を書いている私も、大学の閉鎖…

Chem-Station Twitter

PAGE TOP